京都府京丹波町にある「謎の白い棒が無数に刺さった山」が2019年2月10日放送『ナニコレ珍百景』で紹介されるようです。これは京都縦貫自動車道から見える風景で、ここでは「ヘキサキューブの山」と呼ぶことにします。
実はこれ獣害から苗木を守る「植生保護管」がたくさんある山のことなのです。
ナニコレ珍百景で京都府京丹波町「白い棒が無数に刺さった山」が紹介
2019年2月10日放送『ナニコレ珍百景』で京都府京丹波町が紹介されると予告されていました。
予告では「京都・京丹波町の謎、巨大針山!?供養墓?謎の白い棒が無数に刺さった山」と書かれており、丹波町に謎の針山があるとされています。
供養墓のようにも見えるそうですが、これは・・・・
「ヘキサキューブの山」
なのです。
京都縦貫道の京丹波の山の白い棒?なんでしょう?
京都に向かっています。 pic.twitter.com/8IIZbOncpo— 藤本昌治農園 (@f_nouen) 2018年7月22日
京都府京丹波町「白い棒が無数に刺さった山」の場所
この「白い棒が無数に刺さった山」があるのが京都府京丹波町で、道の駅「味夢の里(京丹波PA)」から1kmほど西へ行った「谷山」と呼ばれる山で見られるものです。
京都縦貫自動車道で京丹波PAから2つのトンネルを抜けた先にある風景で、南側の山斜面に針山のような白い棒が無数にある山があります。
実はこれ、京都の山間部(園部、福知山など)では珍しくないもので、大小様々ではあるものの「とてもよく見る風景」です。
道の駅「味夢の里」は先日も紹介した「府立海洋高校コラボラーメン」の紹介や「丹波焼なお道(たこ焼き)」の紹介で行った場所で、この「白い棒が無数に刺さった山」があるのを確認しています。
白い棒が無数に刺さった山は京都縦貫自動車道の側道などでも見ることができますが、その他のエリアでも見かけることが多いので、京都でも園部、福知山などにお住まいの方には見慣れたものでしょう。
では、この山の正体はいったい何なのでしょうか?!
ヘキサキューブの山について
先ほど、この山のことを「ヘキサキューブの山」と呼びました。
この謎の「ヘキサキューブ」は、一般的な名称でいうと「植生保護管」と呼ばれるものです。
効果としては「獣害避け、乾燥防止、風害防止、成長促進」があり、京都・大阪・兵庫の山林で枝木を食する「シカ、ネズミ(ハリネズミなど)」から苗木を保護するために使用されています。
わかりやすく言うとビニールハウスと同じ効果があるものです。
苗木の両端に専用の支柱杭を打ち込んで、その上からこの「ヘキサキューブ」を苗木に被せて使用します。
これが京都・京丹波町にある「白い棒が無数に刺さった山=ヘキサキューブの山」の正体なのです。
ナニコレ珍百景 2019年2月10日 予告
ナニコレ珍百景 2019年2月10日 予告は以下のとおりです。
★日本全国の離島や田舎で驚きの光景を発見▼兵庫の山奥に1人で暮らす79歳▼岐阜・神岡町の高齢者たちに愛される30代人情兄弟▼愛媛に児童全員が女の子の公立小学校の謎
★兵庫・温泉町の山奥で1人で暮らす79歳おばあちゃん…50年守り続けるものとは▼岐阜・神岡町の山奥の集落で移動販売する兄弟…熱い地元愛と人情▼三重・志摩に巨大ヤドカリを食べる集落が…不思議な後味▼京都・京丹波町の謎…巨大針山!?供養墓?謎の白い棒が無数に刺さった山▼愛媛・愛南町に全校児童9人全員が女の子~天然の女子小学校▼愛知の82歳スーパー鉄棒おじいちゃん▼淡路島に夜だけ出現…見えないとバチが当たる仏様★あの珍百景は今…放送10年の最強セレクション▼山口の珍風習…子どもvs家主の攻防…夜に「トーイ」と叫んで隠れる伝統行事▼宮崎・えびの…謎の仮装集団が民家にあがって酒を飲んで騒ぐ迷惑な風習▼沖縄・北大東島…親子で真剣勝負する伝統の風習!!島を出る中学3年生vs親の相撲▼新潟・長岡の体格で量が変わるラーメン店は今▼山口・下関…民家の裏山の手品練習小屋▼東京・八王子…温かい交換ノートがあるコインランドリーは今