2018年9月4日に関西を直撃した台風21号、皆様はご無事でしたでしょうか。我々のいる京都市北西部は山が近いこともあり「倒木」などの被害が目立ちます。また、嵐山では渡月橋の欄干が倒れるなどしており、片側通行止めになってしまっています。
今回は、嵐山・渡月橋における台風後の被害状況をお知らせします。
台風21号の強風で京都・嵐山「渡月橋」の欄干が倒れる事態に

京都・嵐山、桂川沿いでは倒木などが目立ちます(2018年9月5日撮影)
2018年9月4日昼間から関西を中心に被害が大きかった台風21号、地元の京都では歴史的建造物が倒壊するなどしています。
我々の近くだと、平野神社の社が倒壊。龍安寺や仁和寺のある山側は倒木が多く歩きづらい状況でした。
また、嵐山の渡月橋では欄干が風にあおられて倒れてしまっています。
・平野神社(京都市北区) 社殿倒壊(参拝中止)
・建勲神社(京都市北区) 参道や社が倒木で倒壊(参拝中止)
京都市内でも、たくさんの被害が出ていますが、今回は地元は嵐山・渡月橋における台風後の被害状況をお知らせします。

龍安寺の近くでは大きな幹の木が折れるほどでした(2018年9月5日撮影)

金閣寺の裏山ではベランダが飛んでいました(2018年9月5日撮影)
台風21号で倒れた渡月橋の欄干

台風21号で倒れた渡月橋の欄干(2018年9月5日撮影)
2018年9月5日の午前中に嵐山へ行ったところ、観光客の姿は少なめでした。
というのも、9月4日昼間に関西を直撃した台風21号の強風で「渡月橋の欄干が倒壊」したからです。
当然、渡月橋は片側通行止めとなっていました。

渡月橋の欄干は木造で根元から折れていました(2018年9月5日撮影)
渡月橋の欄干は木造なので、軽い上に強度も低いものです。
そのため、欄干が根元から折れてしまっていました。

側面から見ると欄干がありません(2018年9月5日撮影)
京都は比較的災害に強い都市なので、他の関西圏と比べてまだマシな状況です。
とはいえ、町中は台風21号によって運ばれてきたいろいろなゴミがたくさん落ちていたりと、しばらくは掃除や修繕の日々になりそうでした。
渡月橋の欄干、台風21号による被害まとめ

嵐山の渡月橋はしばらく片側通行止めです(2018年9月5日撮影)
ということで、台風21号の直撃を受けた渡月橋の欄干の状況を見て来ました。
片側の欄干が完全に倒壊しており、しばらくは片側通行ということになりそうです。
すでに回復作業が行われる準備がされてはいますが、見に行った時にはまだ作業はされていませんでした。
渡月橋以外の被害は、見た限りでは大きなものはなく(倒木はありました)、観光に支障はないように思えました。