今年も2017年12月2日から、京都の冬の風物詩「広沢池の鯉揚げ」が始まっています。「コイ、フナ、もろこ、エビ」などが地元の方向けに1kgで1000円の価格で販売されるイベントで、広沢池の水を抜いて干潟のようにして魚を捕っていきます。
鯉揚げ作業は2週間ほど、魚の販売は1月下旬まで行われています。
鯉揚げ 京都・広沢池で毎年行われる冬の風物詩(2017年)
2017年12月2日から、京都の北嵯峨にある「広沢池」では、京都の冬の風物詩である「広沢池の鯉揚げ(こいあげ)」が始まっています。
毎年、この時期になると広沢池からは水が抜かれて、繁殖させていた「コイ、フナ、もろこ、エビ」などが地元の方向けに販売されているのです。
観光客もほとんど来ない、地元で古くから行われているイベントです。
モロコを甘く煮炊きにして食べたりします。
広沢池の鯉揚げ 価格(コイ、フナは1kgで1000円)
コイ、フナは1kgで1000円という価格で販売されています。
4月に稚魚を放流し、12月に2週間ほど揚げる作業が行われます。
販売も行われ、1月下旬まで購入することができます。
・鮒 1000円(1kg)
・もろこ 3300円(1kg)
・エビ 3300円(1kg)
煮炊きして食べる「もろこ」
広沢池では、午前中から地元の方で賑わっており「コイ、フナ、もろこ」を買われている方が多いようでした。
特に「もろこ」は甘く煮炊きして食べられるので人気があります。
写真は少し小ぶりの「もろこ」で、甘く煮て食べるには良いサイズですね。
オーダーは結構細かく聞いてくれるので、サイズの好みや重さなどを伝えて、納得いくものを何度も見せてくれます。
写真のは大きめですね。
広沢池の魚は「泥臭さ」がないとのことで、食事処の方なんかも買いに来るそうですよ。
広沢池の鯉揚げ 2017年 まとめ
広沢池の鯉揚げですが、大きなものだと2kg近いこともあります。
写真のものは2kg近いですね。
例年よりも今年は少し小ぶりとのことで、1kg~1.5kgのコイやフナが捕れているようです。
広沢池への行き方ですが、自家用車などでないと行くのは結構大変です。
京都市バス「59系統」などがバス停「山越中町」まで行くので、そこで下車して徒歩5分くらい歩けば行くこともできます。
駐車場などはないのですが、まぁそこはそれこの時期だとそこはそれです。