雲ケ畑への道(京都府道61号)が通行制限解除になりました

2020年8月23日に京都府道61号(雲ケ畑街道)を走ってチェックしてきました。2020年7月7日から降り続いた大雨で、雲ケ畑街道は通行止めになっていたのですが、盆明けに通行制限が解除になったからです。

雲ケ畑への道(京都府道61号)が通行制限解除になりました


雲ケ畑への道(京都府道61号)が通行制限解除になりました

雲ケ畑への道(京都府道61号)が通行制限解除になりました

京都市内から一番近い秘境といえば「雲ケ畑(くもがはた)」です。

京都市北区の集落で、山間の賀茂川上流域にあります。

かつて「鴨川源流の本当の場所に行ってみた 京都秘境ハンター」という記事でも紹介し、本ブログでは何度も登場する身近な秘境です。

雲ケ畑へ行けるようになっていました(2020年8月23日撮影)

雲ケ畑へ行けるようになっていました(2020年8月23日撮影)

そこへ至る道が「京都府道61号」ですが、雲ケ畑への入口となる山幸橋(地図)の手前で通行止めになっていたのです。

理由は2020年7月7日から降り続いた大雨で、雲ケ畑街道(府道61号のこと)は通行不能になっていました。

その道が盆休み明け以降で通航制限が解除となったのです。

※2018年にも台風21号の被害で通行止めになっており、頻繁に通行止めになっている京都府道です。

賀茂川の取水場


賀茂川の取水場

賀茂川の取水場

ということで、京都府道61号(雲ケ畑街道)を走ってチェックしてきました。

写真は「取水場」がある付近です(地図)。

この辺りは真夏ということもあり、この時期は水浴びをする地元の人たちで賑わうところです。

当日も自動車やバイクで来た家族連れなどで水場がにぎわっていました。

写真に写る建物は取水施設、ちょっとしたダムも見えます。

雲ケ畑中津川町(もくもく号 – おおまがりバス停)


雲ケ畑中津川町(もくもく号 - おおまがりバス停)

雲ケ畑中津川町(もくもく号 – おおまがりバス停)

さて、京都府道61号をさらに進むとバス停が見えて来ました。

バス停には「雲ケ畑バス(もくもく号)おおまがり」と書かれています。

そうです、雲ケ畑へと向かう唯一の公共機関「もくもく号」のバス停です(地図)。

ただし、周囲には何もありません。

誰が乗降するのでしょうか。

もくもく号は2020年4月1日から運賃改定で値上げされていました

もくもく号は2020年4月1日から運賃改定で値上げされていました

ちなみに、もくもく号の乗車運賃は北大路駅前から雲ケ畑から岩屋橋まで700円となっていました(それまでは500円)。

1日往復1便で利用者も少ない路線ですが、雲ケ畑へと向かう唯一の公共機関です。

運賃値上げも苦渋の決断だと思います。

中津川町の集落


中津川町の集落

中津川町の集落

先ほどのバス停から少し走ると見えてくるのが中津川町の集落です(地図)。

ここまでの間に多くのツーリングバイクやチャリダーの皆様とすれ違ったり、並走したりしました。

標高は250メートルほどでしょうか、この付近まで来ると今まで晴れていた天気も雲が多くなり涼しくなってきました。

水源に近く、山間にはよくあることですが、雲ケ畑というのは雲がいつも多いように思います。

集落の歴史は深く、平安京が出来る頃には人が住んでいました。

この地で取れた木材で平安京は造営されていたのです。

また、鯖街道を通る行商人が立ち寄る場所であったともいわれています。

出合橋


賀茂川と中津川が合流する「出合橋」付近

賀茂川と中津川が合流する「出合橋」付近

写真は賀茂川と中津川が合流する「出合橋」付近です(地図)。

ここを右に曲がると森林組合のカフェがあります。

Googleマップでは「出会橋」となっていますが「出合橋」です。

読みは「であいはし」で今の橋は昭和52年11月に完成したものですが、この橋の下で賀茂川と中津川が合流しています。

もくもく号のバス停も見えますね。

高雲寺(こううんじ)


高雲寺(こううんじ)

高雲寺(こううんじ)

先ほどの出合橋から少し進むと賀茂川上流域では一番大きな集落が見えてきます。

中心部には「高雲寺(こううんじ)」があり、参道にあたる階段手前には古銭のオブジェが置いてあります(地図)。

臨済宗永源寺派に属する寺院で、文徳天皇の第一皇子である惟喬親王(これたかしんのう)が閑居(かんきょ=世俗を逃れて心静かに暮らすこと)したとされる場所です。

創建は貞観11年(869年)と言われています。

雲ケ畑学校


雲ケ畑学校

雲ケ畑学校

雲ケ畑にある唯一の市立学校「雲ケ畑学校」です(地図)。

京都市立雲ケ畑小学校京都市立雲ケ畑中学校が一緒になった校舎で、総称して「雲ケ畑学校」と呼ばれます。

2011年時点で生徒は4名、その年の3月末をもって雲ヶ畑中学校は休校となっています。

雲ヶ畑小学校は2012年で休校となり、創立から138年の歴史に幕を閉じました。

内式 嚴島神社(天津石門別稚姫神社)


内式 嚴島神社(天津石門別稚姫神社)

内式 嚴島神社(天津石門別稚姫神社)

雲ケ畑学校の少し先には「雲ケ畑自治会館」と「内式 嚴島神社(天津石門別稚姫神社)」があります(地図)。

嚴島神社は「厳島神社(いつくしまじんじゃ)」で、平安時代には「天津岩門別稚姫神社(あまついわとわけわかひめじんじゃ)」と『延喜式』に記載がある神社です。

祭神は姫とあるように女神で、江戸時代末期までは「弁財天」と名乗っていました。

しかし、明治維新後の廃仏毀釈で弁財天のままでは廃止されることになるため「嚴島神社」と名称変更となったのです。

白梅橋、ぜーもんカフェ


もくもく豪の白梅橋バス停

もくもく豪の白梅橋バス停

集落の最後くらいにバス「もくもく号」の白梅橋バス停が見えてきます(地図)。

京都府の公式資料ではここが「賀茂川源流」と記載されており(出典)、ここから川は「雲ケ畑川」と呼ばれるようになります。

この先で持越峠(真弓)へ向かう道と志明院へと向かう分岐点があります。

ぜーもんカフェ

ぜーもんカフェ

またすぐ近くには「ぜーもんカフェ地図)」という土日祝のみ営業の古民家カフェがありますが、通行止めの影響で一時休業になっていましたが2020年8月22日12時から再開しています。

公式Facebookでは訪問した23日(日曜日)は10時~16時の営業とあったので11時に訪問。

どうみても営業していなかったので立ち寄ることはできませんでしたが田舎あるあるです(看板出てませんでした)。

雲ケ畑への道(京都府道61号)が通行制限解除まとめ


洛雲荘(料理旅館)

洛雲荘(料理旅館)

さて、そのあとは洛雲荘(料理旅館)まで行って来ました(地図)。

道はまだ先まであるのですが、林道となり砂利道へと至り、鴨川最上流域まで行くことはできますがかなりの悪路です。

今回の調査では「京都府道61号(雲ケ畑街道)」は洛雲荘まで完全に繋がっており、通行止め区間は存在していませんでした。

これ以上先に興味があるようでしたらこちらの記事を参照してみてください。


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テレビ関連の記事を書いているライターは全国のフードを食べ歩く旅人「まこちゃん」により書かれています。1965年東京生まれ千葉育ち・千葉県の大学卒。通称「編集」として記事に登場しています。社会人になってから京都に在住し、休みの日には近畿地方をメインに食べ歩く毎日。京都に来て、東京との経済格差に驚き「地方をなんとかしたい」と強く感じてブログを始める。テレビ大好きっ子なのでカテゴリー「テレビで話題のグルメ・名物」の執筆を担当。その他にも当ブログの人気コンテンツ「京都秘境ハンター」の大部分を執筆しています。このブログの発起人だが、2016年に京都の情報を独自に入手していたノーディレイをブログにスカウト。現在の代表はノーディレイになっている。