京都の老舗で庶民的な中華料理屋さんである「マルシン飯店」に行ってきました。普段はそんなに混んでいませんが、マルシン飯店さんは「京都一番」と評価のあるお店です。今回はこのマルシン飯店さんでにんにくの餃子と激盛りチャーハンを食べてきましたので実食レビューします。
では、マルシン飯店さんとはどこにあるどんなお店なのでしょうか。
記事の内容
京都で評判の良い中華料理店「マルシン飯店」さんへ行ってきました

京都でも評判の良い中華料理店「マルシン飯店」
京都にある「マルシン飯店」さんの評判は、地元では「京都最強」とも言われています。
表通りのショーウィンドウにはたくさんのメニューが並んでいますが、価格は安く量も多いというお店です。
このあたりは「岡崎エリア」という京都でも少し高級な住宅なども多い場所ですが、その中でも比較的庶民的なお店だと思います。
創業は1977年、実家が近いこともありよく訪問した店です。

マルシン飯店はメニューも豊富です
マルシン飯店はメニューも豊富です。
ラーメン、チャーハン、餃子からエビチリといった一品料理まで揃っていますので、家族連れから一人までどんなお客さんでも安心して入れるお店です。
それでいてお安いのでお得なお店といえそうです。
マルシン飯店 チャーハン・餃子を実食レビュー

京都「マルシン飯店」メニュー
京都「マルシン飯店」のメニューです。
「麺料理、点心、ご飯料理、冷菜、漬物、牛肉料理、豚肉料理、鶏肉料理、羊肉料理、海鮮料理、スープ」となんでもありそうなお店です。
トンカツまでありますので、普通の定食屋みたいな使い方もできますね。
ギョーザ 350円
チャーハン 650円
たくさんあるので、ラーメンなどの一般メニューだけ掲載しますが、価格帯は普通より少し安い感じです。
餃子は京都では高い値段に感じるのは、京都では餃子は200円台のお店が多いからです。
さて、今回は「チャーハン大盛り(650円+200円)と餃子(350円)」を注文してみました。
マルシン飯店 大盛りチャーハンは普通の2倍の量

マルシン飯店の大盛チャーハン
マルシン飯店の大盛チャーハンです。
写真だと小さく見えるかもしれませんが、普通のチャーハンが2倍量になったくらいの量がありました。
もちろん、中華スープ付きです。
味も良くて、お高い中華飯店の本格チャーハンの味がする自分好みの味付けでした。
さすが「京都最強」と言われるだけあります。
と言いたいところですが、料理屋なら、これくらいの味付けは普通に出してもらいたいので、よほどおいしいチャーハンが京都にはないということです。京都ってチャーハンではなく「焼きめし」という醤油味のものが多いので、こういう普通のチャーハンは少ないのです。
マルシン飯店 餃子 実食レビュー

マルシン飯店の餃子、にんにくが効いてます
しばらくして来たのが「餃子」です。
味はあまりしないタイプで、油っぽいのがかなり気になりました。
また、ニンニクがかなり使われているので「京中華」とはまったく正反対の餃子になっていました。
チャーハンが美味しかったのに餃子はややイマイチという結果となりました。
京都の「マルシン飯店」さんが『秘密のケンミンSHOW』に出演

マルシン飯店、2017年からネット記事やテレビで話題になることが多く行列もできるように
こちらの「マルシン飯店」さん、京都ではよく知られている大衆中華であることは間違いありませんが、味についてはすごい美味しいというわけでもなく、メニューにもよります。
「朝まで営業している大盛りの店」で、値段も安いので知られているわけで、行列ができるお店ではありませんでした。
そんな「マルシン飯店」さんですが、息子さんの代になってからメディア路線を取っているようです。
2017年に大手グルメサイトで紹介されてから、店頭には行列ができるようになり「観光客がいかれるお店」になっております。
ネットの力はすごいですが、その後もテレビに紹介されるなどしており、今後もメディア戦略でやっていけば繁盛店として定着するかもしれません。
2018年6月24日に『秘密のケンミンSHOW』の撮影ロケも入ったとのことで、今後さらに「観光客がいかれるお店」になっていくのでしょう。
先代の時は、朝まで営業しているというだけで、祇園界隈の夜商売関係者が客で行くようなお店でした。飲んだ後に食べるもので、味は二の次という雰囲気のお店です。店内では喧嘩もあったりと、今とは全然違う中華料理店だったのです。
マルシン飯店 行き方(アクセス方法)

マルシン飯店 外観
マルシン飯店さんがある場所は、東山区というエリアなのですが、ほぼ岡崎エリアで平安神宮やロームシアター京都からも歩いて行けそうな所にあります。
駅からも近く、地下鉄東西線「東山駅」から徒歩2分くらいで便利です。
三条駅からも歩いて行けますが、京都の繁華街から電車で一駅なので、京都観光の途中でも立ち寄ることができそうです。
京都の中華料理店・マルシン飯店の天津飯が『マツコの知らない世界』で紹介されることになっています。最近はとかく有名になって行列ができるお店ですが、京都には関東風の甘酢餡の天津飯が激ウマという中華料理店「鍋善(なべぜん)」さんもあるのです。
この記事は京都のラーメン新店調査や実食レビューに定評のある記者「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。関西・京都の知られざるラーメン店を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくし京都観光やグルメの発展を目指すことが目的です。
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