フナの子まぶし(ふな子まぶし)滋賀県・琵琶湖の郷土料理

滋賀県・琵琶湖の郷土料理「フナの子まぶし(ふな子まぶし)」が2021年4月21日放送のNHK『えぇトコ』で紹介されるそうです。鮒の子まぶし(ふなのこまぶし)とも書きますが、琵琶湖のフナを洗い(刺身)にして塩で茹でたフナの卵をまぶした郷土料理です。

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フナの子まぶし(滋賀県)琵琶湖の郷土料理がNHK『えぇトコ』で紹介


フナの子まぶし(滋賀県)

フナの子まぶし(滋賀県)

2021年4月21日放送のNHK『えぇトコ』は滋賀県・湖西の名所やグルメを紹介するそうです。

旅人はオール阪神・巨人さん、湖西の高島市を巡る旅をして滋賀県の郷土料理「稚アユのつくだ煮」や「フナの子まぶし」が登場予定となっています。

フナの子まぶしは「ふな子まぶし」とか「鮒子まぶし」と書かれることもありますが、岡山県・岐阜県・滋賀県北部で食べられている郷土料理のひとつです。

卵と内臓をとった鮒(ふな)を洗い刺身にして、塩水で茹でたフナの卵をまぶして料理します。

11月~4月の頃に水辺に産卵に来るフナを籠の仕掛け(もんどり漁)で獲って食べるそうです。

卵を持つ春のフナでなければ味わえない琵琶湖畔の郷土料理です。

びわ湖の鮒(ふな)

びわ湖の鮒(ふな)

フナの子まぶし(ふな子まぶし)は今の時期になるとご家庭で作ったり、スーパーで売られたりするそうです。

Wikipediaでは「琵琶湖を中心に抱える滋賀県や、木曽三川など多くの河川に囲まれた岐阜県南西部、鳥取県の湖山池、島根県の宍道湖周辺では、鮒の刺身を食べる習慣がある。」と書かれており、滋賀県だと長浜市あたりで食べられているとのこと。

酢味噌をつけて食べると絶品の料理と言われています。

今回のNHK『えぇトコ』では湖西の高島市で食べる滋賀県の郷土料理として紹介されるようですが、同じ湖西でも南部の大津市にある産地直売所で確認したところ大津市では聞いたことがないとのことでした。

大津市でも似た料理がありますが、使われるのは「鯛(タイ)」なのだそうです。

5月頃から食べられる料理だそうで、鯛の洗い(刺身)に鯛の卵をまぶして、山椒の芽や酢味噌で食べる郷土料理とのことでした。

同じ滋賀県でも地域で似た料理でも食材や食べ方が違ったりするのは当然ですよね。

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フナの子まぶしの口コミは?

えぇトコ 2021年4月21日 予告


えぇトコ 2021年4月21日 予告は以下の通りです。

びわ湖の花よ!今咲き誇れ!~滋賀 湖西~
湖西・高島で春の恵みをとことん味わう!▼伝統の漁でとる稚アユ、春のうまみをギュッととじこめたつくだ煮は家族の味▼90歳の炭焼き職人、こだわりの炭で焼くびわ湖だけのマス▼かやぶきの里で“何でも自分でやる”達人と味わう手作りそば、イノシシ焼き肉、シカのステーキ▼水辺の小さな楽園でごちそうになるびわ湖漁師自慢の味▼創業400年、名物・ふなずしを作り続ける老舗、湖西ならではの絶品ふなずしに感動!