滋賀・和邇漁港で獲れるアユの稚魚「氷魚(ひうお)」が、2020年3月21日放送の『満天☆青空レストラン』で紹介されます。氷魚は釜揚げで食べたり、佃煮にして食べられている魚で、滋賀県の道の駅で「氷魚」の佃煮がよく売られています。
滋賀・和邇漁港「氷魚(ひうお)」が『満天☆青空レストラン』で紹介
2020年3月21日放送の『満天☆青空レストラン』で、滋賀県・琵琶湖で獲れる魚「氷魚(ひうお)」が紹介されるそうです。
予告映像では宮川大輔さんとゲストのお二人(麒麟)が滋賀県大津市の漁港にいるシーンが映っていました。
どこの漁港かは予告では隠されていますが、実はこの漁港・・・・
和邇漁港(わにぎょこう)
です。
紹介される漁師さんは、漁師の綾豊さん、そして弟子の駒井健也さんのお二人。
滋賀県大津市の和邇中浜で「エリ漁」という定置網を使った漁法で漁をしている漁師さんです。
上の写真はテレビでも出てくる予定の「和邇漁港(わにぎょこう)」で、映っている船がテレビ収録でも使われた漁船のようです。
組合関係者のご協力のもと、琵琶湖で一緒に漁をして美味しくいただきました!
満天☆青空レストラン 3/21放送予告「滋賀県 氷魚」 https://t.co/4S3ZsV7HHs @YouTubeから— 駒井健也 (@komatatsurock) March 14, 2020
氷魚(ひうお)はアユの稚魚のこと
琵琶湖では昔からアユやビワマスなどの「湖魚(こぎょ)」の漁が盛んにおこなわれてきました。
氷魚(ひうお)はアユの稚魚のことで、琵琶湖周辺では1000年以上前から「エリ漁」という伝統漁法で湖魚を得て生活していました。
旬は12月~3月くらいまで、気温が暖かくなってくるとアユはすぐに大きく成長するため「寒い時期にのみ食べられる魚」です。
琵琶湖の氷魚。 pic.twitter.com/1Pe0AlLKr9
— 通草 純 (@JunAkebi) February 15, 2020
アユの稚魚は半透明で、釜揚げにすると白くなって白魚のような見た目になります。
見た目や高値で取引されることから「びわ湖のダイヤモンド」とも呼ばれていたりします。
昨日買ってきた、琵琶湖の冬の味覚、氷魚、鮎の稚魚で2月しか食べれないねんてー!
美味しい!! pic.twitter.com/0aRw3RpsYW— めぐむ (@megumu_jp) January 30, 2020
湖魚を扱う業者さんに聞いた話では、この4年間は「氷魚(ひうお)」の水揚げ量は激減していて、あまり出回らないのだそうです。
獲れた日はスーパーなどに氷魚(ひうお)の釜揚げが並ぶこともあるのですが、量が少ないのですぐに売り切れます。
とはいえアユが少ないということではなく、暖かくなるとアユはたくさん獲れるそうで、なぜ氷魚(ひうお)が水揚げされないのかは謎だと、その業者さんは話してくれました。
氷魚(ひうお)の佃煮はどこで買える?
では、氷魚(ひうお)はどこで買うことができるのでしょうか?
氷魚(ひうお)の佃煮は比較的入手が簡単で、琵琶湖大橋にある道の駅「びわ湖大橋 米プラザ」の中にあるショップ「おいしやうれしや」さんで購入することができます。
また、満月寺 浮御堂の目の前にある佃煮店「魚富商店」さんでも氷魚(ひうお)の佃煮は取り扱いがあります。
こちらでは通販もされていますので問い合わせてみると良いでしょう。
ただ、ご主人のお話だと漁獲量が少なくて、予約のお客様に待ってもらっている状況とのことでした。
氷魚(ひうお)の釜揚げはどこで買える?
では、氷魚(ひうお)の釜揚げはどこで買えるのでしょうか?
これが中々難しいのです。
やはり水揚げ量が少ないので、漁で獲れた日のみ入荷することがあります。
漁は土日休日はないので、平日の水揚げがあった時だけ限定ですが、実は和邇駅近くのスーパー「平和堂 和迩店」で若干ですが取り扱いがあります。
平和堂の中にある鮮魚店で氷魚の釜揚げが売られることがあるのです。
ここは和邇漁港からも近く、漁師さんが水揚げがあった日だけ「氷魚(ひうお)の釜揚げ」を持って来てくれるそうです。
満天☆青空レストラン 2020年3月21日 予告
満天☆青空レストラン 2020年3月21日 予告は以下の通りです。
琵琶湖が育む絶品稚鮎&近江牛の極上コンビーフ
超貴重!!琵琶湖の絶品稚鮎…その名も氷魚!ふっくら釜揚げ&サックリかき揚げ&濃厚すき焼き風鍋▽更に旨さ凝縮…!こだわり抜いた極上近江牛のコンビーフも!