移住で経験した関西と関東の文化の違い

関西関東って結構比べられることが多いです。関西のテレビでも関東と関西の比較ってちょこちょこ放送しています。今回は、東京に30年以上住んでから関西に移住した温泉担当が見た「関西と関東の文化の違い」です。食文化の違いが結構多いようです。

では、関東と関西で違うところとはどんなところなのでしょうか?

関西の食文化 関西と関東で食品の違い


関東と関西では「食文化」がまったく違う

関東と関西では「食文化」がまったく違う

私は関東育ちで、京都には引っ越してきたくちです。

親が京都出身ですが、関東から関西に来た時の食文化の違い結構ショックでした。

今回は、そういった違いをまとめてみました。もちろん、賛否両論あるでしょうが、そういうことはお構いなしです。

大阪の街並みは40年ほど前の東京に似ている


大阪の地下道って昭和50年代の新宿っぽい(写真は東京の丸の内)

大阪の地下道って昭和50年代の新宿っぽい(写真は東京の丸の内)

いきなり「食文化」ではないのですが、関西に引っ越してきて、すぐくらいに京都・四条烏丸と大阪・難波に行きました。どちらもビジネスの中心街みたいな場所です。

西梅田とか南の淀屋橋難波付近も巡ってみたのですが、見る風景は東京で小さい頃に見た懐かしい景色でした。

私は、東京生まれで、関西よりも東京の新宿に住んでいた時期の方が長いのですが、東京・新宿の地下街とか昔は小さいお店とかあって、タイルの模様も丸かった時代がありました。

その時代の雰囲気と、大阪の地下街の雰囲気がすごく似ていたのが印象的でした。

で、大阪の地下街って東京と違っています。

大阪の地下街って、お店が連なっているのです。

新宿でも似たようば場所はありますが、大阪ではだいたいこんな感じです。

西梅田の地下通路にある小さい古いお店が連なった場所なんかも、ものすごく懐かしい雰囲気でした。

ただ、昨今は新しくなってきており、古いお店なんかもどんどん新しくなっていきそうです。

外も東京に比較して、高いビルもやっぱり少ないです。

ビジネス規模も半分以下という印象です。京都なんかは東京に比べてたら、ビジネス規模は1/10以下だと思います。

関西は時短


京都のラーメン屋で「なぜ細麺なんです?」と聞くと「早く茹で上がるから」と教えてもらいました

京都のラーメン屋で「なぜ細麺なんです?」と聞くと「早く茹で上がるから」と教えてもらいました

以下から、関西の食文化を中心に、関東と異なるところを見て行きますが、そこで出てくるキーワードが「時短」です。

たとえば、ラーメンの麺って、西に行くほど細くなるのです。

茹でる時間も短くて済みます。

こういうことが、西に行くほどあるなと思います。

関西の麺は細麺、関東では太麺


ラーメンは細麺が基本

ラーメンは細麺が基本

関東ではラーメンは太麺が多く、細麺もありますが、やっぱり基本は太い麺だなって思っていました。

しかし、関西ではデフォルトで細麺が出てきます。

それも、その細麺を「中太麺とか中細麺」と呼んでいます。

九州とんこつラーメンの低加水の細麺よりも、やや太い感じの麺です。

関西人に言わせると、関東の麺は「うどん」らしく、関東人から見ると関西の中太麺は九州とんこつラーメンの極細麺と区別がつかない感じです。

関西では青ネギ、関東では白ネギ


九条ねぎ(霜降り)

九条ねぎ(霜降り)

ラーメン屋さんに行くと、関東では結構みずみずしい白ネギが多くて、ネギの香りが強いと思うのですが、関西では青ネギ比率が高く、香りがさほどしないパサパサしたネギです。

京都では、ネギといえば「九条ネギ」ですが、これも青ネギ(葉ねぎ)です。

もちろん、京都にだって色々な種類のラーメンがありますので、その限りではないのですが、博多なんかだと細ネギ(青ネギ)になっていきます。

その中間的な感じが関西に来てありました。

白髪ネギとか関西でほとんど見かけません。

文化って、やっぱり徐々に混ざっていくんでしょうね。

※この関東と関西のネギの違いは別記事もあります。

ラーメン屋のサイドメニューは関西は唐揚げ、関東は餃子


関西では唐揚げ定食がありますが、これ関東ではほぼ見ません

関西では唐揚げ定食がありますが、これ関東ではほぼ見ません

関東では「唐揚げ定食」って、あまり見かけません。

関東でもまったくないわけではないのですが、関西ではだいたいどこの食堂でも「唐揚げ定食」があるのが、引っ越した当時はそれが気になったものです。

そもそも、関西ではラーメン店に餃子はなくても、唐揚げはあるのです。

東京では、ラーメン店で唐揚げがあること自体が珍しいはずです。

関西では、ラーメン店に餃子があることが珍しいのです。

関西の友人に聞いてみたところ「唐揚げはオヤツ」と抜かしていました。家に友達が来ると、お菓子でなく唐揚げが出てくるそうです。

理由は安く早くできるからって言っていました。

関西では餃子が激安


京都の餃子(魁力屋) 関西では餃子は200円台です

京都の餃子(魁力屋) 関西では餃子は200円台です

とはいえ、関西に餃子がないわけではありません。

関西で餃子といえば「王将」です。

京都に引っ越して来てビックらこいたのが、餃子一皿200円とかなのです(今は値上げしてます)。関東だと安くても380円とかです。

東京だとラーメン店に必ず餃子がありますが、関西ではチェーン以外のラーメン店だと餃子がない場合があります。餃子の王将が安い餃子売っているからでしょう。

ただ、餃子の王将の餃子は東京でよくあるような甘みのある香りもあるようなものではありません。香りがないのと、味もあまりない餃子でした。最初は油の味しかしなくて慣れませんでしたが、2年くらい前に値上げした時に餃子の味がだいぶ変わりました。

全国チェーン展開がここ数年ですごいので、今では関東でも食べられるようにはなっています。

別記事で「京都府民は隠れ餃子ファン?京都餃子の独創的な文化について」というまとめ記事もありますので、ぜひご覧ください。

京都の餃子は「せみぎょうざ(ミンミン餃子)」が定番


関西で見る餃子といえば せみぎょうざ(ミンミン餃子)

関西で見る餃子といえば せみぎょうざ(ミンミン餃子)

関西ではラーメン店に餃子がないことも多いのですが、餃子の王将で安い餃子もあって餃子はよく食べられている食べ物のひとつです。

スーパーでも餃子は売られているのですが、そこにまずほぼ100%売られているのが「せみぎょうざ」です。

珉珉食品(みんみん)という古くから親しまれているチルド餃子で、ニンニクのおろしが付いています。味もニンニクというか独特の味わいで、かなりおいしい餃子です。

京都では「チャーハンではなく焼き飯」


京都ではチャーハンではなく「焼き飯」が多い

京都ではチャーハンではなく「焼き飯」が多い

私はチャーハンが大好きなのですが、京都で頼むと「焼き飯」にあたる確率が高い気がします。

新福菜館」もそうだし、チェーン以外のラーメン店だと焼き飯率が高いようです。

ちなみに京都の実家で出てくるのも焼き飯です(笑)

味は「焦げた醤油味のご飯」です。最初食べた時は醤油辛くて、何が何だかわかりませんでした(笑)

また、一度に大量に作り置きしたものを、注文があってから温め直して味調整して出すのが古くからの関西の焼き飯です。

初めて見た時には、「作り置きかよ!」って思いましたが、慣れました(笑)

近畿にはタンメンがない


関西にきたら「タンメン」がなかった

関西にきたら「タンメン」がなかった

東京のラーメン屋さんでは「タンメン」を食べることが多くありました。

野菜ベースのスープに、野菜炒めがのったラーメンのことですが、これを関西では見ることがありません。

近畿(名古屋あたりから西)には「タンメン」がないらしく、別の名前「チャンポン」という名前でメニューにありました。

しかし、タンメンとチャンポンは少し違います。

あと「もやしそば」というメニューも見ません。

京都の昔ながらラーメンではほぼデフォルトで「もやし」が入っていることが多いですが。新しい世代の京都ラーメンでは入っていないこともあります。特に「もやし」に注目したメニューは必要ないのかもしれません。

京都にはラーメンチェーンが多い


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京都のジモチがよく行くラーメン屋さんってどこだと思いますか?

たぶん、魁力屋(かいりきや)さんです。

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北白川(ますたに)系の背脂豚骨醤油です。私的には、京都ラーメンの代表って思っています。

では、全国展開しているラーメン店は京都発祥が結構多いのはご存じでしょうか?

餃子の王将
魁力屋
来来亭
横綱
天下一品

厳密なこと言っちゃうと「餃子の王将」はラーメン食べるところではなく、定食食べるところです。

来来亭」は滋賀発祥ですが、ラーメン自体は京都北白川ラーメンです。

「横綱」と「天下一品」は京都発祥ですが、京都ラーメンっぽくはありません。

この中では「魁力屋」(かいりきや)が、京都ラーメンらしくて、地元では家族連れで昼は行列ができるほどの人気ラーメンチェーンです。

味は、関東の豚骨醤油とはまったく違います。関東のように乳化してないのでコクがないのですが、独特の豚の香りが他にはない特徴あるラーメンです。

ガイドブックや京都人ではない方の京都の記事だと、京都ラーメンの代表は「第一旭」とか「新福菜館」と書かれていることが多いですが、実際に京都に住んでいると、そんなことはありません。

関西は「玉ネギ」が甘い


関西は淡路産たまねぎが多いので甘い

関西は淡路産たまねぎが多いので甘い

関西では玉ネギは淡路産が多いです。

淡路産の玉ネギは結構有名で、甘みの強いスイーツ玉ネギとして紹介されることもあります。

肉厚があり、シャキシャキとしていて甘いのが特徴で、関西では玉ネギはおいしいなと思ったのが印象的でした。

北海道産も売っているので、食べ比べるのですが、淡路産の方が美味しいし甘いし、最近はいつも淡路産です。

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関西は「うどん」が甘くない


京都は「うどん」が甘くない

京都は「うどん」が甘くない

関東在住時には、親が立ち食い好きで子供の頃から駅でよく「立ち食いうどん」食べていました。

新宿駅のJRと京王線の途中にあった立ち食いうどん屋さんとか、なんか近く通るたびに父親が吸い込まれていって食べさせられました。

関東だと、出汁って甘いものがあって、醤油も黒いものが使われます。

しかし、関西では魚の出汁と薄い色の醤油が使われています。

色はかなり薄いです。

関西はよく味が薄いといいますが、見た目の色が薄いだけで塩分が多いです。

引っ越してきた当初は、関東のうどんは甘いけど、関西のうどんは辛いと感じました。

関西には「きつねそば」がない


京都では「きつね・きざみ」と呼ばれるウドン。

京都では「きつね・きざみ」と呼ばれるウドン。

四条河原町で立ち食いうどんの老舗「都そば」があって、大昔に修学旅行で食べた記憶があります。

そのお店、今でも残っていて、四条河原町に行くと懐かしくて食べています。

そばとうどんがどちらも選べることが多いのですが、なぜか「たぬき・きつね」には選択肢がメニューにありません。つまり「たぬき・きつね」とだけ書かれているのです。

実はこれ、「きつね=きつねうどん」で「たぬき=きつねそば」だからです。

ちなみに、京都って駅が少ないので、関東のように駅に立ち食いウドンとかあまりありません。(大阪はあります)

関西には「たぬきうどん」もない


京都では「きつね・きざみ」と呼ばれ、その餡かけを「たぬき」と言います

京都では「きつね・きざみ」と呼ばれ、その餡かけを「たぬき」と言います

ということは「たぬきうどん」も存在しないわけです。

きつね = きつねうどん
たぬき = きつねそば

関西では、「きつねそば」と「たぬきうどん・そば」というのは存在しないことになります。

たぬきうどんというのは天かすが入ったうどんというのは関東の話です。

京都では「たぬきうどん」とメニューに書かれている場合は、細切りの油揚げに餡かけの出汁が入ったものが出てくるのが一般的で、上記の関西の話とはまた違うのですが、大阪での呼び方で記載されているお店もあったりします。

京都のうどんの種類については、以下の記事が詳しいです。


今回の「京都案内」は、とかく分かりづらい京都の一風変わった「うどん」メニューのお話です。京都では「きつね」は甘くないし、「たぬき」は刻み油揚げの餡かけだったりします。また「衣笠(きぬがさ)」とか「しっぽくのっぺい」に「花まき」など聞きなれないメニューがあります。


大阪で初めて「かすうどん」を知った


大阪の「かすうどん」とは?

大阪の「かすうどん」とは?

大阪で初めて見た食べ物が「かすうどん」というものでした。

油かすが入ったウドンのことで、一般的には「脂を揚げた」ものが入っているというシンプルなうどんです。

上の写真も「かすうどん」ですが、豚肉の脂肪だけが入ったバージョンです。

脂の味しかしないので美味しいものかどうかは疑わしいのですが、大阪ではメジャーな食べ物です。

関西には「紅生姜の天ぷら」がある


関西で初めて見た「紅生姜の天ぷら」

関西で初めて見た「紅生姜の天ぷら」

関西では「紅生姜の天ぷら」というのがあります。

あの赤いやつの天ぷらです。

これは関東にはないのですが、関西に行くとスーパーや食事処にあります。

この発想はなかったので驚きました。

※2020年5月7日放送の『秘密のケンミンSHOW極』で紹介されます。

関西では「いなり寿司」が三角


関西では「いなり寿司」が三角

関西では「いなり寿司」が三角

スーパーで「いなり寿司」が売られています。関東でももちろん売られていますが・・・・

関西では、関東の丸長い感じのいなり寿司ではなく、三角形になっていることが多いです。

関東の「いなり寿司」は俵型(四角)

関東の「いなり寿司」は俵型(四角)

ただ、四条河原町の「都そば」では、いなり寿司は関東と同じ形になっています。

いなり寿司で有名な京都・伏見稲荷でも丸長い感じのものはありますが、基本は三角のものです。

京都には「衣笠丼」がある

衣笠丼(きぬがさどん)というのが関西というか京都にあります。上のTweetは北野天満宮南の細い路地のところにある「たわらや」さんですね。

油揚げと九条ネギの玉子丼のことです。

大阪では「きつね丼」と呼びますが、関東では見ない食べ物です。

京都だと「なか卯」のメニューにありますし、老舗の「本家 尾張屋」さんで食べられます(810円)。東京でも食べられるところはあるようです。

関西は「みそ汁」が薄い


よく言われる「関西は薄口」で「関東は濃い口」とは・・・・これは嘘です。

関西は見た目薄いのですが、結構しょっぱいです

でも、味噌汁は結構どこも薄いです。

関係ないけど、関西だと「どん兵衛」は関西味になっています。味は少しライトですが、関西は薄口というのは嘘だと思います。

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関西では「ぼんち揚げ」、関東では「歌舞伎揚げ」


歌舞伎揚げは、関西では「ぼんち揚げ」

歌舞伎揚げは、関西では「ぼんち揚げ」

関西に引っ越してきて、歌舞伎揚げを探してもないので、聞いたら「ぼんち揚げ」という名前で売られていました。

中身は同じです。

関西でも、2013年以降くらいからコンビニでも「歌舞伎揚げ」という名称で売るようになってきました。

関西では「ヒガシマルうどんスープ」が常備されている

ヒガシマルうどんスープ」というのは粉末のスープの素です。

これがご家庭に常備してあって、出汁に使うことがあります。

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もちろん、関東でも似たような商品はありますが、関西では「ヒガシマルうどんスープ」しか売っていません。圧倒的なシェアを誇っており、コンビニとスーパーなら絶対にあります

また、なぜか「ヒガシマルうどんスープ」を使ったと宣伝するインスタンドうどんもあったりします。

関西人は濃い味のポン酢が好き


関西ではこれが主流 「旭ポンズ」

関西ではこれが主流 「旭ポンズ」

関西ではなぜかスーパーでもポン酢の種類が多かったりするのですが、ド定番が「旭ポンズ」という商品です。

水炊きとかで使いますが、関西では普通のポン酢ではなく「旭ポンズ」というポン酢が複雑な味になった商品が売られており、これを好む方が多いようです。

私も卵かけごはんは、この「旭ポン酢」でないと食べられなくなりました。なんということでしょうか・・・・。

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京都では「ポン酢」にこだわる

関西に来ると、家庭料理では結構なんだかんだで「ポン酢」使っていることが多い気がします。

本来「ポン酢」って、お酢ですが、醤油を入れた「ポン酢醤油」の種類が多いですね。

「ポン酢は選ぶ時代」という記事でも書きましたが、京都の大原には、ポン酢がたくさん売られているお店があります。

手作りドレッシング屋 味工房 志野」さんというお店です。

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京都府京都市左京区大原戸寺町173−2
営業時間:9時から19時(大原街道店、日曜日は19:30終了)
URL:http://www.sino.co.jp/shop/conveni.htm
URL:http://blog.livedoor.jp/dressing_sino/
Facebook

画像は公式サイトより

関西では豚まん、関東では肉まん


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関西では肉まんを「豚まん」と言います。

その豚まんの有名ブランドが「551蓬莱」(ごーごーいちほうらい)で、関西ではお土産にこれを買ってくること多いです。

ちなみに、京都では「551がある時~」のコマーシャルは流れていませんが売られてはいます。個人的にはコンビニの肉まんの方が好きです。

ちなみに、楽天で類似商品が検索でヒットするのですが、実は・・・これは別物です。

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551」と書いてあるものは本物ですが、「551 蓬莱」って店舗販売しかしてしていないので、楽天では百貨店とか地元のグルメを集めたショップさんが「551 蓬莱」から仕入れて販売しているパターンになります。

URL:http://www.551horai.co.jp/

画像は公式サイトより

関西はイカリソース、関東はブルドックソース


「イカリソース」 スーパーではまずこれが売っています

「イカリソース」 スーパーではまずこれが売っています

最近はストアブランドのものも売られていますが、東京では小さい頃から「ブルドックソース」は定番です。

しかし、関西ではどこも扱っていません。見たことありません。

ブルドックソース」は関東から東北・北海道でしか売られていないからです。(補足:2017年から一部コンビニで見ることがあります)

関西でソースといえば「おたふくイカリオリバー(どろソース)」ですが、お好み焼きとかたこ焼き用ですね。

※こちらの記事で「京都の地ソースを飲み比べ」した記事もありますので、ぜひご覧ください。

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関西では「ちくわぶ」を食べない


関西では「ちくわぶ」を見かけない

関西では「ちくわぶ」を見かけない

関西のコンビニでも「おでん」が売られています。

私は新宿に住んでいた時、おでんをたまに買っていました。

そのときには、かならず「ちくわぶ」を入れたものです(おいしいとは思わないのですがw)

でも、これ関西にないんですよ(笑)

関西では「チョコミント」味の商品が少ない


関西に来てから「チョコミント」を見なくなった

関西に来てから「チョコミント」を見なくなった

だいぶ前に「関西にはチョコミントは不人気」という記事を書きました。

その後、テレビなどでも紹介されるようになり、関西人がケチョンケチョンにチョコミントを嫌うのが『月曜から夜ふかし』で流れたりもしました。

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でも、ここ数ヶ月ほど、セブンティーンアイスの自販機を見ていると、このチョコミントがじわじわと浸食してきているようです。

関西では「マロニーちゃん」が売っている

関西ではコマーシャルで結構流れているのが「マロニー」です。

いわゆる「はるさめ」です。

どこにでもあるものですが、関西では「マロニー」と呼ばれています。

URL:http://www.malony.co.jp/

関西では「ポールウィンナー」が売られている


関西では定番の「ロイヤルポールウインナー」

関西では定番の「ロイヤルポールウインナー」

関西では、コンビニですら売っているのが「ポールウィンナー」です。

これ、あの伊藤ハムの商品なのですが、関東では見たことがなかったものです。

なんと、見た目では魚肉ソーセージっぽいのですが、豚肉と牛肉も混ざっているので、魚肉ソーセージとは違う商品です。

味は、魚肉ソーセージよりも臭いに品があります(笑)

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京都市には公衆浴場がたくさんある


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東京で「公衆浴場」といったら、個人経営の銭湯ですが、京都に来て「京都市営銭湯」というのがあるのがビックラこきました。

ここ数年は運営事業者が撤退して、運営していないところも多く、機能している印象はないのですが、「100円銭湯」という名前で学生などには親しみがありました。

京都の紫野に「市立楽只浴場」というのがあるのですが、数年間は事業者がつかなくて閉鎖していました。

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昨年くらいに再開したのですが、入浴料が普通の銭湯と同じになっていました(430円)。アベノミクスのおかけで円安で燃料費が高騰しているからです。

京都市内は銭湯が多いので、もう市営とかはどんどん縮小していくのでしょう。

京都府京都市北区紫野上御輿町25

電車を「~線」と言わない


阪急線とは言わず「阪急」もしくは「阪急電車」と言います

阪急線とは言わず「阪急」もしくは「阪急電車」と言います

電車の路線のことを関東では「東武伊勢崎」とか言います。

しかし、関西では少し違って「~線」の線がないのです。

京阪
阪急
近鉄

関東では、同じ会社でも路線が違うので「~線」といいますが、関西では路線名は短く言っています。

時短でしょうか?(笑)

ただ、地下鉄は「烏丸線」とか言っていますね。同じ京都市営地下鉄なので略称にすると「烏丸」「東西」ってなってしまうからでしょう。

吉本新喜劇が毎日テレビで見られる


関東から関西に来て、一番インパクトが大きかったのが、関西のテレビでは普通に「吉本新喜劇」が放送しており、テレビの芸人も多くが吉本の芸人さんであることです。

これが一番、印象に残りました(笑)

乳首ドリルすな!

関西と関東の文化の違い まとめ


ということで、関西に来てからずっとメモしていたことを一挙公開となりました。

関東生まれの関東育ちで、30年以上住んでから関西への移住だったので、気がつくことは結構ありました。

まぁ、異論反論あるとは思いますが、私の見た範囲と経験で、関西に来た時に受けたインパクトなのでご了承ください。

関西に来て思ったことは、やっぱり「時短」でした。

関西人は話し方も速いし、ラーメンも麺が細くてすぐに茹で上がります。

信号も「黄色は急げ」は本当に事実です。

でも、話し方は関東人から見ると乱暴かもしれませんが、関西人は人なつっこいです。関西弁も乱暴に聞こえましたが、今では親しみがある言葉に思えます。


京都・お墨付き

京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。


飲食店レビューについてのご留意事項

※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。

※紹介したいお店は「美味しいお店」ではなく「気持ちよく食事ができるお店」です。お客様に対して失礼な対応があるお店は記事掲載後でも削除しています。


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記事を書いている人
ノーディレイ

記事を書いている人は飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のある「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを経験して退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は2600件以上あります。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。