京都・三条木屋町の高瀬川ほとりにある安藤忠雄氏が設計した「タイムズビル(TIME’S)」からテナントがすべて撤退して立ち入り禁止になっていました。まさにゴーストタウンとなっているのですが、かつてはアパレルやオシャレカフェが入居していました。
タイムズビル(三条木屋町)がゴーストタウン化
京都市中京区、三条木屋町の高瀬川ほとりに近代建築ビルがあります。
それが1984年に完成した「タイムズビル(TIME’S)」。
著名な建築家である安藤忠雄氏が設計したコンクリブロック造りの3階建てビルのことです。
高瀬川のギリギリに建つ珍しいビル。
水位調整されて常に水深10センチ程度の高瀬川の流れに沿って建てられています。
環境と調和して建築された安藤忠雄の傑作とも言われる建物です。
しかし、この建物は現在は・・・・
閉鎖
されているのです。
Tシャツ屋が撤退してテナントゼロに
木屋町の高瀬川沿いに建つ建物の多くは高瀬川に背を向けて建っています。
しかし、このタイムズビル(TIME’S)は高瀬川を主人公にしているので高瀬川に面して建っているのが特徴的です。
川べりには「Mexican Dining AVOCADO(アボカド)」がありました。
2012年5月10日に開業したメキシカンダイニングで、川べりのスペースで食事ができるなど若者に人気のスポットだったところです。
二階(地上階)にはTシャツ屋「Design Tshirts Store graniph(グラニフ)」が入っていましたが、そこが撤退してテナントゼロになったようです。
2020年夏時点でこのTシャツ屋だけという状態だったようなのですが、いつの間にかそのお店も撤退してゴーストタウン化しています。
タイムズビル(三条木屋町)はどうなる?
この「タイムズビル(TIME’S)」ですが、京都でも一番のおしゃれビルだと思います。
ただ、普段から前を通って感じたのは「なんのお店が入っているのかわからない」のと「入りづらい」ということ。
高瀬川沿いに洒落たカフェレストランが見え、そこにお客さんがいて賑わっていたのですがあまり入ることはありませんでした。
現在、不動産情報にこのタイムズビル(京都府京都市中京区中島町92)の賃貸募集情報はありません。
このエリアは平均m²単価が約60万円で、家賃が高すぎでコロナ禍では入居できるお店もなかなかないようです。
いずれ状況が改善したらまた賑わうのかもしれませんが、いつのことになるのかはまだ誰にも分りません。
評判(口コミ)
チェントチェントがあったとこや https://t.co/vmxnY5ClyG
— マサル🍛🇯🇵 (@bovespamasaru) March 4, 2021
初めて見る風景💦 https://t.co/OUAmZsHgKA
— にっしー (@nissydenka) March 4, 2021