京都府福知山市・寺社の石や墓石が混在する城の石垣がある「福知山城」
京都府福知山市にある「寺社の石や墓石が混在する城の石垣」とは・・・・
福知山城にある転用石
というものです。
転用石というのは城の石垣に使われた「石仏・石臼・灯籠・五輪塔」などの石材のことです。
天守閣の石垣は「野面積み・乱石積み」と呼ばれる技法で未加工の自然石が使われるのですが、中には「石仏・石臼・灯籠・五輪塔」を代用で使用している場合もあります。
その転用石が多くみられるのが「福知山城・大和郡山城」で、福知山城では発掘調査などで500個ほどの転用石が見つかっています。
福知山城は築城時に明智光秀が近隣から石塔を集めたという伝承があり、これは石垣に利用する大量の石材が近辺になかったことと時間的余裕がなかったためと言われています。
石材不足や築城期間の短縮のために使われたのが「転用石」なのです。
アクセス(場所)
福知山城への「行き方などの情報についてです。
場所は京都府福知山市で、福知山駅から徒歩19分のところです。
住所でいえば「〒620-0035 京都府福知山市内記5」で、大きな地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(Google Mapsが開きます)。