しらた米(白い米粒)と透き通った米粒の差をお米屋に聞いてみた

透き通った米粒白い米粒、どちらがふっくら炊きあがるのかという話題が、2020年1月28日放送の『この差って何ですか?』で紹介されます。正解は「透き通った米粒」で、美味しいお米は透き通った方です。では「白い米粒」ってなんなのでしょうか? 実はこれ「しらた米」と呼ばれる未熟米のことなんです。

しらた米(白い米粒)と透き通った米粒の差が『この差って何ですか?』で紹介


しらた米(白い米粒)と透き通った米粒の差が『この差って何ですか?』で紹介

しらた米(白い米粒)と透き通った米粒の差が『この差って何ですか?』で紹介

2020年1月28日放送『この差って何ですか?』の予告を見ていたところ、とても興味深いことが書かれていました。

コーナーは「おいしい食の差」というテーマで、その中で「黒ずんだ肉と真っ赤な肉どちらが新鮮?」というネタと「透き通った米粒と白い米粒どちらがふっくら炊きあがる?」というネタが紹介されるそうです。

気になったのは・・・・

透き通った米粒と白い米粒どちらがふっくら炊きあがる?

というネタですが、透き通った米粒と白い米粒っていったいどういうことなのでしょうか?

透き通った米粒と白い米粒は「しらた米」


皆さんが普段から食べているのは「透き通った米粒」の方

皆さんが普段から食べているのは「透き通った米粒」の方

そもそも「透き通った米粒と白い米粒」とは、どういうお米のことを言うのでしょうか。

実は皆さんが普段から食べているのは「透き通った米粒」の方です。

いわゆる普通のお米「うるち米」のことです。

しらた米(しらたまい)とは未熟米で安く売られている場合もあります

しらた米(しらたまい)とは未熟米で安く売られている場合もあります

では「白い米粒」とはどのようなお米のことを言うのでしょうか。

実は、これ一般向けにはあまり出回らないお米のことで・・・・

しらた米(しらたまい)

と呼ばれます。

言葉とおり、白い米粒のことなのですが、分かりやすく言えば未成熟なお米(未熟米)で一般的には食されないお米のことです。

これが、番組で言っている白い米粒のことなんです。

しらた米(しらたまい)ってなに?


選別前のお米には緑色の米や白い米(未熟米)が含まれています

選別前のお米には緑色の米や白い米(未熟米)が含まれています

お米は収穫されると、網でこして小さい粒の米を取り除く作業が行なわれます。

大きさの基準(1.9mm以上)を満たさない米粒や欠片(かけら)がこの段階で取り除かれます。

これがいわゆる「屑米(くずまい)」と呼ばれるものです。

しかし、この段階ではまだ食べられそうなお米が混ざっていることがあります。

そのため、そこからさらに網でこして中程度の大きさ(1.7mm以上)を選別します。

これを「中米(ちゅうまい)」と呼びます。

規格外で「業務用米」として流通したりして、中華料理店とかで食べられたり、煎餅(せんべい)の材料とかになるのです。

この中米(ちゅうまい)に「しらた米」が含まれていることがほとんどです。

これが「しらた米」です

これが「しらた米」です

では「しらた米」とはなんなのでしょうか?

農協ではお米は色彩選別機にかけられ出荷されます。

というのは、収穫されたばかりのお米には「(ヤケ)、(未成熟)、(未成熟=しらた米)」といったお米や「黒い点の付いた米(カメムシ被害)」の米が混ざっているからです。

また、石やガラスも混ざっていないか、この色彩選別機でチェックされます。

この過程で品質基準を満たさない米が取り除かれることになりますが、緑や白色の米は「未熟米」と呼ばれます。

緑のお米はまだ成長過程のお米です。

同じ稲穂でも米粒の成長に差異があるので「緑色の米粒」と「透明な米粒」が収穫時にはどうしても混ざってしまいます。

ただ、この緑色の米は普通に食べても問題はありません。

しかし、この緑色の米の中には精米すると白濁した米になるのものがあります。

これが「しらた米」です。

米にとって天気が悪い(暑かったりした)年に多く見られ、米の中にデンプンがうまく蓄積できずに空気が入ってしまった状態のお米のことです。

よって、この「しらた米」も未熟米に分類されます。

しらた米 って食べられるの?


京都では安い米として「しらた米」を売っているお店もありました

京都では安い米として「しらた米」を売っているお店もありました

では、この「しらた米」って食べられるのでしょうか?

食べられますが美味しくはありません。

炊飯器で「しらた米」を炊くと、見た目は普通のご飯です。

しかし、空気が含まれる米なので水分をよく吸ってベチャついた米になります。

また、ボロボロと崩れるので粉になってしまうこともあります。

京都では安い米として・・・・

この「しらた米」を売っているお店もありました。

すでに閉店となってはいますが、中京区の西ノ京にあった「木村米穀店」さんで売られていたことがあります。

かつて京都でしらた米を売っていた「木村米穀店」さん(閉店)

かつて京都でしらた米を売っていた「木村米穀店」さん(閉店)

キャッチフレーズは「安さ一番しらた米」で、10kgで2200円です。

ただ、これは「しらた米」がどれくらいの割合で含まれるのかは不明です。

一般的にはスーパーで購入する安い米なんかにも15%~20%ほどの「しらた米」が含まれていることがあるからです。

しらた米は中国人が大量購入している?!


「しらた米」を買い求める中国人が多いという噂も?!

「しらた米」を買い求める中国人が多いという噂も?!

ということで、この「しらた米」は一般的には流通しない白濁したお米のことです。

2019年は温暖でお米の生育にとても影響があって「しらた米」が多いそうです。

この「しらた米」は滋賀県のほうではお米を扱う業者が安く販売しているという噂もあります。

本来は売らない米を安く中国人が買ってくれるからです。

日本に住む中国人の方だそうですが、中国の方ってお米の消費量が多いので安いお米(しらた米)の方が助かるのだそうです。

日本人が食べないお米を中国人が安く買って食べている・・・・なかなか興味深いお話ですね。

この差って何ですか? 2020年1月28日 予告


この差って何ですか? 2020年1月28日 予告は以下の通りです。

黒ずんだ肉と真っ赤な肉…新鮮なのはどっち★甲羅に黒いブツブツのある蟹とない蟹…お得なのはどっち★全国おいしいお米の差★早食い…本気でやめたら凄い痩せた(秘)体重差
おいしい食の差】カニ&肉&米&りんご…新鮮おいしいのはどっちSP
★甲羅に黒いブツブツのある蟹と綺麗な蟹…身がぎっしりつまっているのはどっち?あの黒いブツブツは「カニビル」というヒルの卵!?ぎょえー!でもこれが超重要
★スーパーでもよく見る…少し黒ずんだ肉と真っ赤な肉、新鮮なのはどっち?買うなら黒ずんだ方…衝撃のワケ
★透き通った米粒と白い米粒…ふっくら炊き上がるのは透き通った米!全国約300種…おいしいお米の差

取材協力

本記事を書くにあたり、京都市山科区のお米マイスターのお店「京の米屋やましな 居初(いそめ)米穀店」さんにご協力いただきました。


「この差って何ですか?」で紹介されたお店の場所などを確認しています。地元の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。



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京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。


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テレビ関連の記事を書いているライターは全国のフードを食べ歩く旅人「まこちゃん」により書かれています。1965年東京生まれ千葉育ち・千葉県の大学卒。通称「編集」として記事に登場しています。社会人になってから京都に在住し、休みの日には近畿地方をメインに食べ歩く毎日。京都に来て、東京との経済格差に驚き「地方をなんとかしたい」と強く感じてブログを始める。テレビ大好きっ子なのでカテゴリー「テレビで話題のグルメ・名物」の執筆を担当。その他にも当ブログの人気コンテンツ「京都秘境ハンター」の大部分を執筆しています。このブログの発起人だが、2016年に京都の情報を独自に入手していたノーディレイをブログにスカウト。現在の代表はノーディレイになっている。