今回の「京都案内」は、静原集落で毎週日曜に開催されているホノボノした朝市「静原 里の市」へ行ってきました。静原産のものだけ、農家さんなどが5軒ほど出店している小さな朝市です。
野菜や惣菜に弁当とコーヒーの屋台が出ていました。
京都の朝市「静原 里の市」をご存知ですか?
今回の「京都案内」は、ものすごくニッチではありますが、静原で毎週開催されている「静原 里の市」へ行ってきました。
こちらの「静原 里の市」はすでに14年ほど毎週日曜8時~開催しているという地元の朝市です。
規模は小さいのですが、静原集落の4軒ほどの農家さんなどが「野菜・惣菜・コーヒー・お弁当」などを販売しています。
あまり知られていないのは、近くの大原でも毎週開催されている朝市が開催しているというのもありますが、静原集落前を通る人がなかなかいないという場所的な要因が一番でしょう。
しかし、だからこそ地元の方々とふれあいながら朝市を楽しむということもできるというものです。
静原 里の市 で売られていたもの
静原でつくった佃煮などの惣菜が販売されていました。
惣菜類は200円~400円で「はりはり漬け」(干し大根の甘酸っぱい味)とか「いものつる煮」がありました。
今回はこの2つを購入しました。
「はりはり漬け」は試食したのですが甘酸っぱくて美味しかったので購入。
「いものつる煮」はおにぎりに合いそうなので買いました。
斗大豆
「斗大豆」が300円でありました。
これは大豆の漬物ですね、珍しいのですが「斗」の意味はなんでしょうか。
鯖寿司
お弁当も販売されており、太巻き・いなりすしが450円~600円くらいで販売されていました。
これも静原で作られたものです。
おにぎりは300円、梅味噌としその実佃煮を使った田舎おにぎりです。
このあたりは古くから「鯖街道」と呼ばれ、福井から京都へ鯖を運んでいた道があります。
そういった伝統から京都の山間部では「鯖すし」が売られていることが多いのですが、静原の農家さんでも鯖寿司は作っています。
1000円~2000円で、お値段的には他と同じです。
七彩の風 しずたま
大原界隈は養鶏も多いのですが、静原でも「七彩の風」の奥に養鶏場があって、そこの平飼い卵を販売していました。
「しずたま」という商品名になっていました。
10個パックで570円なので、道の駅で売られているお高い卵レベルです。
ちなみに、平飼いというのは放し飼いのことです。
九条ねぎ(霜降り)
静原産の「九条ねぎ」も売られていました。
細ねぎ品種の方で5本で150円なので安い方だと思います。
静原は11月8日に霜が降りたそうで「霜降りねぎ」になっていました。
霜がおりるとネギは美味しくなります。
静原 里の市 基本情報
「静原 里の市」は、規模は小さいですがホノボノした朝市でした。
他にお客さんもいなかったので、静原集落の方と話しながら買い物をするような朝市です。
毎週日曜開催で、朝8時頃から14時くらいまで開催しています。
ただし、早めに行かないと商品が少なくなりますので午前中には行った方が良いでしょう。
営業時間:8時~13時(毎週日曜開催)