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どんな店?復活営業(再開日)はいつから?
外観写真
白雲が復活営業(再開)したのは2025年4月下旬から5月のようです(正確な開業日は聞くの忘れました)。
白雲の創業は1978年頃のようで50年近い歴史がある京都の町中華です。2017年11月初旬頃、突然の休業宣言によりお店が営業しているのを見ることがなくなりました。当時は理由が不明でしたが、女将さん(すでに他界)が体調を崩されたことが理由だったそうです。なお、当時の閉店を書いた記事が本ブログで残っています(記事)。
白雲の店主さんは飛雲というお店で働いていた方です。飛雲は京都市民なら知らない人がいない京都の老舗中華である「鳳舞」のオーナーシェフ高華吉(こうかきち)さんのお店のうちのひとつです。高華吉さんのお店は「鳳舞・飛雲・第一樓」があり、各店舗で修行した方が独立開業したお店を含め「鳳舞系・飛雲系」と呼ばれるようになりました。
高華吉さんは京都の老舗中華「ハマムラ」で料理長をしていた経歴があります。ハマムラ創業一族のお店は今でもJR京都駅の八条口に2店舗(近鉄名店街みやこみち店・イオンモール京都店)があります。ちなみに京都府庁前にあるハマムラは親戚筋です。
ちょっと話がそれましたので話を戻します。白雲の店主さんは「飛雲」で働いていた方で、鳳舞系・飛雲系の中華料理の特徴である味付けは京都らしくそこそこにして出汁で味わうという京町中華の伝統的な味を楽しめるお店です。
鳳舞系・飛雲系で名物の「からしそば」が美味しいと言われていたお店で、今回の復活営業(再開)で「からしそば」の販売も行われていました。
以前の店舗からの違いは、以前はお店で食べられたのですが、現在ではテイクアウト専門店になっていることです。また、営業日も「木曜日・金曜日・土曜日」の週3日営業になっています。店主さんはお元気そうでしたが年齢的には週3日営業でも大変だと思いますが頑張っていただきたいです。
所在地(場所) は下鴨です。左京区ですが北大路橋(賀茂川)東詰からすぐ近くなので北大路駅(北区)から近いところにあります。
以前の店舗との違いは窓や入口くらいですが、大きな違いとしては看板は出していません。看板は店内に飾られていました。
店内写真とお店の雰囲気
店内の雰囲気は窓側にカウンター席が若干あるくらいですぐに注文カウンターになっていました。席は注文待ちの際に座れるようにしているようです。
注文カウンターから見える厨房は新しくなっていました。
お店ではなにが食べられる? テイクアウトはできる?
商品はお持ち帰りのみのテイクアウト専門店です。
メニューを見てみると「からしそば・しゅうまい・ギョウザ・甘酢豚・やきぶた」の5品目が注文できるようになっていました。
注目は名物の「からしそば」ですが、ギョウザやシュウマイも美味しいので一緒に買いました。
食べた「からしそば・ギョウザ・しゅうまい」の感想
からしそば 実食レビュー
私が訪問(取材)した日は2025年5月3日です。営業時間が分からなかったので(聞くのも忘れた)14時少し前に到着したところ営業していました。前述のように木曜日・金曜日・土曜日のみの営業で土曜日に訪問したので、もし営業していなかったら一週間近く後にまた再訪しなくてはならないので営業しているのを見てホッとしました。
からしそばは麺に辛子が練り込まれており、餡かけで食べる京都名物グルメです。前述したハマムラや今も残る鳳舞系・飛雲系の中華料理店で食べることができます。
麺はパツンとしたコシが残る茹で加減で京都らしく出汁の風味がよく感じられる餡に「鶏肉・しいたけ・たけのこ・九条ねぎ・ピーマン」といった具材が入っています。
めちゃ美味しいのでおすすめですが、麺のテイクアウトは持ち帰り時間が20分以上だとのびるので近場ですぐ食べられる方のみにしたほうが無難です。
というのも、実際に20分ほどかけて帰宅したところ麺はのびてダマになってしまいました。もちろん美味しかったですが、もっと美味しい状態で食べるならすぐに食べたいところです。
あと、これは容器の構造上の問題なのですが茹でた麺が入った容器に被せるように餡が入った容器がのっています。それ自体は問題がないのですが、実はこの容器の片方側面に穴が開いています。これは容器を持ち上げやすいように穴があるようですが、バイクや車で持ち帰ると餡(汁だけ)がすべて麺の上に落ちていました。これだとなおさら麺がのびやすくなるので、やはりすぐに食べられる近場の人におすすめかなと思います。すぐ近くが賀茂川なので土手で食べるのも良いですね(ゴミはきちんと持ち帰りましょう)。
ギョウザ 実食レビュー
一人前8個の餃子も購入しました。京都の餃子はひとくちでも食べられるように少し小さめなのが特徴です。
モチモチとした皮に焼き目が素晴らしい色合いでついていて、古き良き京都の老舗町中華を思い起こさせる見た目です。
モチッとした皮の中には出汁の風味が良い餡が入っていて、懐かしい味わいに舌鼓を打ちました。なお、ラー油もついてきますのでつけると香ばしい香りが楽しめます。あまり多くつけると辛いのでほどほどに。
しゅうまい 実食レビュー
シュウマイもおすすめです。一人前5個の少しおおぶりなシュウマイでシッカリとした食べ応えがある具材を薄めの皮で巻いてあります。
カラシがついてきますので付けても良いのですが、シッカリとした出汁の風味を感じるのでそのまま食べても十分美味しいです。食べているうちにお米が欲しくなりました。
餃子もそうですが、箱は二人前がちょうど良いサイズ感です。二人前ずつ注文するのが良さそうです。
総評
お店の方と少し話したのですが、今回の営業再開は8年ぶりとおっしゃっていました。
ご家族で切り盛りされていて、京都の町中華らしさを堪能できるお店です。
昼間営業でテイクアウトできるのも私的には立ち寄りやすいです。実家の近くにある「鳳飛(北区)」は昼も夜も営業時間が短めで人気店なので混雑することが多いから、白雲のようなテイクアウト店は重宝します。
テイクアウトメニューと値段
※メニュー写真は2025年5月3日時点のものです。
お店のメニューを掲載します。
メニューや値段は変更されることがありますので参考にしてください。
営業時間 / 定休日 / 行き方
所在地(場所)は京都府京都市左京区(下鴨)です。
最寄りの駅は北大路駅で、最寄りのバス停は植物園前バス停(バス停情報)です。
店舗情報(クリックでオープン)
店名 | 白雲 |
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オープン日 | 2025年4月下旬から5月頃 |
ジャンル | 中国料理 |
所在地(住所) | 〒606-0812 京都府京都市左京区下鴨上川原町63 |
営業時間 | 聞くの忘れたけど14時前に営業していた |
定休日 | 週三日営業(木曜~土曜のみ) |
駐車場・駐輪場 | なし |
最寄り駅 | 北大路駅 |
最寄りバス停 | 植物園前バス停(バス停情報) |
※この記事は2025年5月3日に取材して2025年5月5日に投稿されたもので「メニュー・値段・営業時間・定休日」は2025年5月3日時点のものです。
※読者様の情報で行ってきました。情報提供ありがとうございました!
※お店の方にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。
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