今回の「京都秘境ハンター」は京都府亀岡市にある珍百景の紹介です。その珍百景というのが「亀岡城」。でも、亀岡市に亀岡城は現存していないはずです。しかしアルのです・・・・「亀岡城」が近代建築の建物として実在していたのです!
亀岡城は鉄筋コンクリ
とある暖かい日、うちの困ったちゃん温泉担当が虚ろな目をしながら言わなくてもいいことを語りだしました。
温泉担当 「なぁなぁなぁ、亀岡城って鉄筋コンクリなんだって?(ŐдŐ๑)」
いやいや、それ「お城あるある」で復元されたお城は鉄筋コンクリとかいうのは言わないことになっているお約束です。
ということで「そういうのは観光地に住む者として言わなくてもいいことなのですよ」と小一時間ほど温泉担当をお説教しようかと思ったのですが・・・・
ん・・・待てよ?
亀岡城って復元城ありましたっけ?
温泉担当 「だってJR亀岡駅前の亀岡城はビルだったお(ŐдŐ๑)」
は? ビルぅぅううう!?
亀山城は戦国時代に明智光秀が築城されたとされる城のことですが、現在は「亀山城跡(京都府亀岡市)」となっており修復された石垣や内堀しか残っていないはずです。
城は修復や復元はされていないので鉄筋コンクリ云々以前の問題です。
しかし、温泉担当はかたくなに認めようとしません・・・・
温泉担当 「だってアルもん!あるもん!アルモン!( ;゚皿゚)」
近代建築ビル「亀岡城」を見に行く(京都府亀岡市)
ということで、まさかのJR亀岡駅に集合して温泉担当の言う「亀岡城」を見に行くことになったのです。
京都駅から電車だと片道420円。
420円払ったら原付で福知山まで行けるじゃんとか思ったりしながら一向は亀山城へと向かいます。
歩くこと5分ほど・・・・
温泉担当 「ハイ! あれが亀岡城でっすぅぅううう!!!(´◡`๑)」
はぁぁああ??
いや、ただのビルなんですけど・・・・
ん? ビル!?
そう、そのビルの壁面には河合塾ライクな感じで・・・・
亀岡城
と書かれていたのです!
亀岡城ビル・イスターナ今井
見ちゃったものは仕方ないので、その亀岡城の近くまで移動します。
すると、およそ9階建てのビルヂングで、側面三面にはご丁寧にも・・・・
亀岡城
と書かれています。
温泉担当 「どこからどー見ても亀岡城!!!(´◡`๑)」
いや、それ日本語の使い方おかしいから!!!
実はこのお城・・・・もとい!ビルは「亀岡城ビル・イスターナ今井」というマンションなのです。
会社として「今井建設工業」という会社の敷地にたつ建物です。
なんでこんな名前にしたのかは別に好き勝手だから良いのですが、なんでそれをアッピールしているのかまさに謎の建築物なのでありましたとさ(笑)