今回の「京都スイーツ」は私が京都で一番おいしいと思っている「北山の里 草もち」の紹介です。その草餅とは北野天満宮で毎月25日に行われる「天神市」で売られているものです。天然蓬(よもぎ)で作った本物の草もちでとても香りが良く、餡の甘味そしてコシがやみつきになる美味しさです。
今回は天神市の出張販売と小野郷口にある本店の両方で食べ比べてみました。
最新情報:天神市の出張販売は休止中です(2022年12月時点)。
【休止中】北野天満宮の天神市で食べられる「天然蓬の草餅」
私の地元では毎月25日に北野天満宮で「天神市」が開催されています。
次回は7月25日、夏休み最初の「天神市」ということで、かなりの来訪者が予測されるのですが、ぜひとも行っていただきたい屋台があります。
それが・・・・
「北山の里 草もち」
の出張販売です。
この「北山の里 草もち」は、天然蓬(よもぎ)を使った本物の草餅で、ちょっとコシのある餡を草木の香りがする餅で包んだ絶品の草餅なんです。
甘さは濃すぎずちょうど良い塩梅で、深い緑色がシッカリとついた草餅です。
これを一度食べると、他の草餅がイマイチに思えてくるほど美味しいのですが、普段は京北へ向かう途中の「小野郷口(おのごうぐち)」まで行かないと買うことができません。
京都市内からかなり距離があるので、毎月の天神市で買うのを楽しみしている草餅です。
天神市の「北山の里 草もち」出張販売の場所はどこ?
では、この天神市の「北山の里 草もち」は、どこで出張販売されているのでしょうか。
北野天満宮の大鳥居から行くと混雑で時間がかかる場所で、北野天満宮の北東角で売られています。
京都古美術「結和堂」さんのスペースで売られていますが、ここに直接行くのであれば北野天満宮の北側から向かうほうが人混みがなくて良いでしょう。
値段は2個で300円、濃厚な草餅で香りが良いのでオススメです。
小野郷口にある天然蓬の草餅「北山の里 草もち(本店)」紹介
おいしいのでオススメとは言うものの、毎月25日の「天神市」に行くことができない場合は食べられないのでしょうか。
いえ、ご安心ください。
京都市内から京北へ向かう途中の「小野郷口」に本店がちゃんとあります。
こちらはバイカーなどがツーリングの途中に立ち寄ることで知られる茶店で、草餅とコーヒーを楽しむことができます。
店内では無料の日本茶で座って食べることができますが、コーヒーと草餅1個で300円というセットもあります。
店内は囲炉裏のある和風で、いかにも山小屋という雰囲気のお店です。
コーヒーと草餅1個のセット(300円)が上の写真です。
小野郷口の先は京北までお店がないので、ツーリングでちょっと休みたい場合に良いですね。
ちなみに、味は同じ・・・・
はずなのですが、私は「天神市で買う方が美味しい」と思っています。
これ、地元の方にも聞いてみると「天神市で買うほうがうまくね?」という意見を聞くのですが、確かに天神市で買う方が美味しいのです。
でも、これについては、一度女将さんに直接聞いたことがあるのですが「まったく同じもので、主人と私で作っています」というお返事でした。
北山の里 草もち(本店)への行き方
では、「北山の里 草もち(本店)」さんへの行き方(アクセス方法)です。
バスの場合はJRバス高雄・京北線「小野郷口バス停」が一番近いバス停になります(路線図)。
小野郷口(おのごうぐち)というのは、国道162号線を京北で向かう途中にある集落のことで、京都の町中からだと車で30分くらいかかる場所です。
駐車場はあるので自家用車で行くのをオススメしますが、京都駅から「周山行き」のバスでも行くことができます。所要時間が一時間程度で乗車賃も900円と遠いのがネックです。
なので、基本的には北野天満宮の「天神市」で買うのが一番の最善策です。
営業時間:9時~夕方くらいまで
定休日:不定休
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