今回の「京都ランチ」は、銀閣寺参道にある京都の大衆食堂「原喜久食堂」さんの紹介です。原喜久食堂さんは昔ながらの京都の食堂で、京都の人が昔から慣れ親しんだ味のあるお店です。旅行の醍醐味のひとつに「その土地で食べる地元の食べ物」がありますが、地元の方が食べるような店にこそ、本当の地元の味があったりします。原喜久食堂さんはそういうものを食べたい場合に行くと良いお店です。創業は昭和2年、昔から京都の人が慣れ親しんだ食べ物を味わうことができます。
今回は、この原喜久食堂さんで「チキンライス」を食べて来ましたので紹介します。
銀閣寺参道の老舗大衆食堂「原喜久食堂」でランチ
今回の「京都ランチブログ」は、銀閣寺参道で営業している老舗の「原喜久食堂」さんで、昔ながらの「チキンライス」を食べて来ましたので紹介します。
この「原喜久食堂」さんですが、いわゆる京都には昔からある大衆食堂である麺類一式のお店で、ラーメンやうどんに定食などを食べることができます。
こういった京都の大衆食堂には「安い、メニューが多い、懐かしい」という特徴があるのですが、こちらの「原喜久食堂」さんも昭和2年から営業しており、なかなかの昭和感があるお店です。
メニューも豊富で、銀閣寺という観光地でありながら「ラーメン(680円)、日替わり定食(800円)」など、お値段も京都市内では一般的な価格帯となっています。
気軽に立ち寄りやすく、かつ京都らしいお店だし、地元の方が食べに行くようなお店は、こういった大衆食堂だと言えます。
ということで、観光客の皆さんにもぜひ立ち寄ってもらいたい所ですが、この「原喜久食堂」さんはいったいどんな大衆食堂なのでしょうか。
・トンカツ定食 850円
・洋食定食 900円
・うなぎ丼 1200円
・日替わり定食 800円
・チキンライス 650円
・やきそば 680円
・カツカレー 800円
・カレーライス 650円
・カツ丼 800円
・玉子丼 650円
・親子丼 750円
・天とじ丼 850円
・木の葉丼 800円
・天丼 850円
・きつねそば 550円
・他人そば 800円
・鳥なんばうどん 700円
・月見うどん 650円
・天とじうどん 800円
・たぬきうどん 650円
・カレー肉うどん 800円
・天ぷらうどん 650円
・肉うどん 800円
・玉子とじうどん 600円
・山菜そば 700円
・鍋焼きうどん 1000円
・ざるそば 500円
原喜久食堂 ノスタルジックな店内
さて「原喜久食堂」さんの店内ですが、入った瞬間に落ち着く感じの昔ながらの大衆食堂になっていました。
女将さんによると、店内は改装などもしてきましたが「ソファはかなり古いもの」だということです。
茶色のソファは、昔懐かしい背もたれの角度が「90度」というもので、昭和の雰囲気がプンプン漂ってきます。昔はこの直角ソファって、結構どこにでもありました。
昔はどこの飲食店にもあった「100円おみくじ」も置いてありました。
これ、今はなかなか見かけないのですが、こんなものまで置いてある昔ながらの定食屋が「原喜久食堂」さんというお店なのです。
最近の洒落たお店もいいけど、こういった昔ながらの大衆食堂も今となっては逆に新しい感じがします。
昔ながらのチキンライス 実食レビュー
メニューは豊富ですが、今回はチキンライスを食べてみることにしました。
京都の大衆食堂では、あまり見かけないのが「洋食系」で、カレーライスなどはあるのですが、チキンライスは他ではあまり見ません。
具材は「鶏ササミ、グリンピース、玉ねぎみじん切り」とシンプルで、鶏肉はほぐして混ぜてあるのが特徴的です。
こちらのチキンライス、味付けは「いかにも京都らしい」味わいになっていました。
ケチャップの味が強いチキンライスも多いのですが、原喜久食堂さんのチキンライスは「具材の味わいを尊重する京都らしい味付け」です。
これは京都の食べ物全般に言えることなのですが、食材の味を損なわない味付けになっているのが京都の特徴です。
原喜久食堂への行き方(アクセス方法)
さて、原喜久食堂さんへの行き方(アクセス方法)ですが、いわゆる銀閣寺参道にあるお店です。
京都市バスの場合は、バス停「銀閣寺道」で下車が最寄りのバス停です。
循環バスだと「203系統、204系統」が銀閣寺参道の前まで行くバスです。
せっかく京都に観光に来るのだから、地元の大衆食堂に立ち寄るのも良いと思います。
その町でしか味わえない「昔ながらの味」があるからです。
原喜久食堂さんもそんな食堂なので、ぜひ京都に来た際には立ち寄ってみてください。
営業時間:11:30~18時頃まで
定休日:火曜日