京都市山科区に心霊スポットと言われるトンネル「花山洞」というのがあります。ネット検索すると「心霊スポット」と必ず紹介されているのですが最近は改修でキレイになり心霊スポットではなくなっていました。
京都市山科区の東海道沿いに京都で4番目に古いトンネル「花山洞(かざんどう)」があります。
明治36年(1903年)5月19日に開通したトンネルで当初は渋谷トンネルと呼ばれていました。
正式には「花山トンネル(花山隧道)」と呼ばれ、読みは「かざん」です。
上の写真は山科側から見た写真ですが、レンガが貼られて「花山洞」と書かれています。
行き方は国道1号で山科方面に向かい「東山トンネル」手前で側道に入った先にあります。
住所でいえば「〒607-8461 京都府京都市山科区上花山旭山町」で、地図で見たい場合はこちらをクリックしてください。
国道1号線が開通した際に歩行者専用トンネルとなっており、自動車・バイクは通行できません。
花山洞はその見た目からこれまで京都の心霊スポットといわれることが多く、京都市右京区の「清滝トンネル」に並ぶ心霊トンネルとも呼ばれていました。
しかし、2020年2月頃にトンネル内の全面改修を行っており、全長141メートルのトンネル内はすべてコンクリート補強がなされました。
以前は一部のみコンクリ補強で、デコボコとした壁面だったところもあり、落書きやシミなどで不気味なトンネルだったのですが、工事でキレイになってまったく怖くなくなっていました。
ちなみに昼間は結構な人通りがあります。
さすがに夜は寂しい場所なので怖いといえば怖いのですが、今は普通のトンネルとなっているのです。