電電宮 法輪寺@京都・嵐山「面白い系 寺社仏閣」の初詣スポット

2018年の正月は、京都の嵐山にある寺「法輪寺」と「電電宮(神社)」へ初詣をしてみてはいかがでしょうか。実は、ちょっと面白い系の寺社仏閣なのです。「電電宮」という聞きなれない神社、そして牛と寅の狛犬がいる「法輪寺」には「電伝みくじ」という最新の「恋占いマシーン」まであるのです。

法輪寺」は、2017年12月15日放送の『タモリ倶楽部』(関西未放送)でも紹介されたお寺でもあります。

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電電宮という珍しい名前の神社が京都にはある


電電宮という珍しい名前の神社が京都にはある

電電宮という珍しい名前の神社が京都にはある

もうすぐお正月(元旦)ですが、初詣はどこに行こうかと悩む時期でもあります。

悩んでいるのであれば、京都・嵐山にある「面白い系 寺社仏閣」に初詣で行ってみるのはいかがでしょうか。

今回紹介するのは「電電宮」という神社と「虚空蔵法輪寺」というお寺です。

どちらも一風変わった寺社仏閣なんです。

電電宮は、虚空蔵法輪寺にある小さい神社です

電電宮は、虚空蔵法輪寺にある小さい神社です

電電宮は小さい神社ですが、歴史は古く「延暦年間(8世紀)」頃に、電気・電波の祖神「電電明神」を祀った「明星社(みょうじょうしゃ)」が前身であったとされています。

日本には八百万の神がいるとされますが、当然「電気の神様」もいるわけですね。

最初に、この電気の神様「電電宮」の初詣スポットを紹介します。

電電塔


入ってすぐ右にある「電電塔」

入ってすぐ右にある「電電塔」

電電宮」へ行くには虚空蔵法輪寺の山門を通って行くことになります。

すると、すぐ右手に妙な塔があるのですが、これが「電電塔」と呼ばれるものです。

前述のように、電気・電波の祖神「電電明神」を祀ったのが「電電宮」であるため、偉人である「トーマス・エジソン」と「ハインリヒ・ヘルツ」の胸額が壁面に飾られています。

さらに「電波塔」のようなものが建っています。

(右)トーマス・エジソン(電球を世に広めた)
(左)ハインリヒ・ヘルツ(電磁波の存在を実証した)
トーマス・アルバ・エヂソン

トーマス・アルバ・エヂソン

エジソンは「電球を販売」して世に広めた偉人です。

そのため「電気の神様」を代表して、その功績を称えるために「電波塔」が置かれているのです。

ハインリッヒ・ルドルフ・ヘルツ

ハインリッヒ・ルドルフ・ヘルツ

同様に「ハインリヒ・ヘルツ」は、電磁波の存在を実証した物理学者です。

電磁波の周波数「Hz(ヘルツ」は、この「ハインリヒ・ヘルツ」から名づけられたものになります。

電磁波はたくさん種類があるのですが、普段の生活で使われているのもの「周波数が3THz以下の電磁波」で、それを通常は「電波」と呼ばれます。

よって「電波の神様」といっても過言ではないでしょう。

電電宮


実際の社がこの「電電宮」です

実際の社がこの「電電宮」です

こちらが、電気・電波の祖神「電電明神」を祀った「電電宮」です。

小さい社で「摂社、末社」くらいの大きさですが、鳥居玉垣に囲まれており立派なものです。

前述のように「延暦年間(8世紀)」頃に、電気・電波の祖神「電電明神」を祀った「明星社(みょうじょうしゃ)」が前身ですが、1864年の「禁門の変」で虚空蔵法輪寺が消失した際に一緒に無くなりました。

1956年(昭和31年)に「明星社」として再興されたのですが社殿はなく、後の1969年(昭和44年)に大阪万博を記念して新社殿が作られ「電電宮」となりました。

中も玉垣で囲まれており社殿はよく見えません

中も玉垣で囲まれており社殿はよく見えません

社殿は木の「玉垣」(瑞垣=みずがき)で囲まれてよく見えません。

ちなみに、社殿に近い「玉垣」を「瑞垣(みずがき)」と言い、遠い方が「玉垣」です。

よく見えないので、上から俯瞰してみましょう。

社殿は「流造」です

社殿は「流造」です

上から俯瞰すると「流造(ながれづくり)」の社殿を見ることができました。

よくある社殿の形式で、上賀茂・下鴨神社もこの形です。

さて「電電宮」はこれくらいにして、虚空蔵法輪寺も見に行ってみましょう。

京都府京都市西京区嵐山中尾下町42−25

虚空蔵法輪寺


虚空蔵法輪寺、手前に見慣れないものがあります

虚空蔵法輪寺、手前に見慣れないものがあります

電電宮から少し奥へ階段を登っていくと「虚空蔵法輪寺」があります。

手前には狛犬のようなものがありますが、普通は「狛犬=神社」と思うはずですが、お寺に「狛犬」があるのです。

実は「狛犬」自体は仏教思想からきているので、お寺に「狛犬」がいても良いのです。

・神前守護のためにある
・種類は様々ある
・犬となっているが獅子のことでもある
・ツノが無ければ犬、ツノがあれば獅子
・仏教思想からきておりお寺にあっても不思議ではない

虚空蔵法輪寺の狛犬


狛犬は右が「阿(あ)」、左が「吽(うん)」

狛犬は右が「阿(あ)」、左が「吽(うん)」

狛犬は右が「阿(あ)」左が「吽(うん)」になっていました。

阿吽(あうん)=宇宙の始まりと終わり」の意味です。

右が「口を開いた=阿」で、左が「口を閉じた=吽」になっており、よくある配置のようです。

一般的には「阿=メス」で「吽=オス」ですが、これは全部がそうとはいえず、一般的に雌と雄のつがいになっていることが多いようです。

・阿が口を開けている(メス)= 右
・吽が口を閉じている(オス)= 左
左:口を閉じている「吽(うん)」は、どう見ても牛

左:口を閉じている「吽(うん)」は、どう見ても牛

ただし、口を閉じている「吽(うん)」は、どう見ても「」にしか見えません。

牛の狛犬は「天満宮」でよく見るやつです。

一般的には「オス」であることが多いのですが、牛でツノがないので「メス」ですね。

右:口を開けている「阿(あ)」は「獅子」ではなく実は「寅(とら)」

右:口を開けている「阿(あ)」は「獅子」ではなく実は「寅(とら)」

口を開けている方が「阿(あ)」で、こちらは「獅子(しし)」に見えますが、ここは「虚空蔵法輪寺」です。

つまり「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」のお寺なのですが、丑(うし)年と寅(とら)年生まれの人を守るという菩薩です。

ということは、これは「寅(とら)」なのです。

先ほどが「メス牛」だったので、こちらは「オス寅」ですね。

2018年は「戌年(いぬどし)」ですが、同じように戌年生まれの人を守る本尊もあって「阿弥陀如来・八幡大菩薩」が該当します。

電伝みくじ(恋占い)


また妙なものが「電伝みくじ(恋占い)」

また妙なものが「電伝みくじ(恋占い)」

さて、社務所というか寺務所(じむしょ)があるので少し覗いてみたところ、またなものがありました。

電伝みくじ(恋占い)

です。

・恋占い
・1回100円
・電子機械で中央にモニタらしきものがある
・2017年10月8日に設置
・12月15日に関東で放送された『タモリ倶楽部』でも紹介

ちなみに、出た番号でおみくじを受け取るのですが「普通のおみくじ+星座占いなど」が合わさった内容になっています。

それも、2017年10月8日に設置されたばかりで、12月15日に関東で放送された『タモリ倶楽部』でも紹介されたという、これから話題になりそうなニューマシンなのです。

たぶん「電子ルーレット」

たぶん「電子ルーレット」

たぶん「出た番号のお札をもらうやつ」

たぶん「出た番号のお札をもらうやつ」

携帯電話用8ギガマイクロSDお守り


携帯電話用8ギガマイクロSDお守りも売られています

携帯電話用8ギガマイクロSDお守りも売られています

さて、妙なものばかりある「法輪寺」ですが、もうひとつ「携帯電話用8ギガマイクロSDお守り」という最新のお守りも売られています。

価格は1200円で、前は4GBだったのですが今は容量が増えて8GBになっていました。

「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」の電子画像データが入ったSDカードのついたお守りです。

展望台は工事中でした


展望台は工事中

展望台は工事中

虚空蔵法輪寺には前から展望台があることで知られているのですが、12月21日に行ったところでは工事中になっていました。

たぶん、元旦正月には間に合わせてくると思いますが、それまでは展望台からの景色は見られないと思います。

結構、大掛かりな工事をしていました。

虚空蔵法輪寺への行き方(アクセス方法)


虚空蔵法輪寺

虚空蔵法輪寺

さて、ちょっと変わったものだらけの「虚空蔵法輪寺」ですが、阪急線「嵐山駅」からも近くて面白い初詣スポットと言えそうです。

ネタ的要素の多いお寺ですが、混雑する大きな有名神社へ行くよりは面白いかもしれません。

有料ですが「駐車場(1000円)」があるので車でも行くことができますが、コインパーキングは目の前にもあります(コインパーキングの方が高いです)。

ただし、道が狭い場所にあるので元旦正月に嵐山へ車で行くのはやめた方が良いでしょう。

京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町
URL:http://www.kokuzohourinji.com/


テレビでよく「正しい神社での参拝方法」というのが放送されています。実際の神職の方が「一礼、二拝、二拍手、一拝、一礼」の神職が習うような正しい作法を紹介しているのですが、大事なことはお作法ではありません。神社で参拝する作法がなぜ存在するのかを知った上で参拝の仕方を身に着けてこそ本当に意味あるお作法になるのです。



京都をメインに関西のユニークで面白い 「名所・神社・寺」を紹介しています。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。


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