今回の「京都ラーメンブログ」は、京都市下京区にある中国料理店「志成園」さんの炒飯(チャーハン)を食べてきましたので実食レビューしたいと思います。私見ですが、これまで京都でコテコテ中華な炒飯に出会えたことがなく、味の濃いチャーハンが食べたいと思っていました。
今回のお店「志成園」さんのチャーハンは、味の濃いコテコテ中華な炒飯でした。
コテコテ中華のチャーハンが食べたい!

京都でコテコテ中華のチャーハンが食べたい
今回の「京都ラーメンブログ」は、たまにはチャーハン(炒飯)を取り上げようと思います。
というのも、京都に来てから「おいしいチャーハン」にまだ巡り合っていないからで、ラーメンを食べ歩きながらも美味しいチャーハンを探し続けていたからです。
京都のチャーハンは「焼飯(やきめし)」と呼ばれ、中華というよりも醤油味の焼いた飯が出てきたりすることがあります(そうでない場合もあります)。
中華料理店の中には、一般的な中華味のチャーハンもあるのですが、行ったお店が悪いのか、味が薄かったり、具がやけに甘かったり、なにかこぉ具合が悪かったのです。
理想のチャーハンとは

京都・下京区にある「志成園」さん
そこで、今回はある程度は自分の理想に近いチャーハンに出会えたので紹介したいと思います。
私の理想のチャーハンというのは、東京・蒲田にある「パンダ」というお店のチャーハンで「鶏ガラ中華スープの味をベースにしたパラッパラのチャーハン(刻みナルト入り)」というものです。
平たくいうと「コテコテの中華味のする味濃いめのチャーハン」なのですが、京都のチャーハンって意外と薄味なところが多いのです。
しかし、今回言った京都市下京区の中国料理店「志成園」さんのチャーハンは、鶏ガラ味ではないものの「味が濃い目のパラパラなチャーハン」だったのです。
コテコテ中華な炒飯 実食レビュー

チャーハン大盛 630円
こちらが志成園さんの「チャーハン大盛 630円」です。
ラーメンは480円から、チャーハン(並)も480円と庶民的な価格帯で、かつ量もあることから、地元では人気のお店になっています。
こちらのチャーハンなのですが、味がかなりシッカリとついており、いかにも中華料理という味わいのものです。

米粒がひっつかずパラパラなチャーハンです
チャーハンに不可欠とも言える「米粒がひっつかずパラパラな状態」というのも良いところです。
具材は「焼豚、玉子、ネギ、グリンピース」とシンプルで、これで刻みナルトが入っているとかなり理想に近いです。
たまに、ニンジンや刻み玉ねぎとか入っているお店がありますが、そんな余計なものは入っていません。チャーハンに「ニンジン、玉ねぎ」は不要なのです。

チャーハンのあるべき姿「黄金色」です
味付けも濃いめで、こちらの「志成園」さんは比較的味が濃いお店という評判があります。
京都でよく見るのが「醤油味」の焼き飯だったり、味が薄かったり、微妙なチャーハンが多いのですが、こちらは「コテコテ中華な炒飯」で、チャーハンが食べたい時に口の中で思い出されるという理想的な味になっていました。
パラパラなので噛まずに飲み込めるチャーハンでした。(チャーハンは飲み物です)
ちなみに、美味いチャーハンは「お酢」をかけると、もっと旨くなります。今回もお酢をかけて食べたのですが、かなり美味しかったです。
志成園 基本情報

志成園 外観
さて、今回行った「志成園」さんの場所ですが、御前通沿いで五条通を越えてすぐ南くらいにあるお店です。
こちらは、前述のように濃いめの味付けでシッカリしたというか、東京で食べていたようなコテコテ中華料理な味がするなと思いました。
※ちなみにお店は「中国料理店」であって中華料理店ではありません。
そういうところが地元でも評判なようで、閉店間際でもお客さんが結構食べていらっしゃいました。
裏通りで薄暗いのですが、遅くでもお客さんが食べに来るお店で、人気のほどがうかがえます。
なお、駐車場はありませんが、バイクや自転車はなんとなく店脇に停められるような気がします。
京都府京都市下京区西七条赤社町32
営業時間:11:30~23:30
定休日:水曜
この記事は京都のラーメン新店調査や実食レビューに定評のある記者「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。関西・京都の知られざるラーメン店を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくし京都観光やグルメの発展を目指すことが目的です。
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