京都市北区の紫竹にものすごいこだわり中華の料理店が新店オープンです。2019年11月4日オープン「仁修樓 (にんしゅうろう)」さんというお店です。月替りのコース料理がランチで2コース(3000円、5000円)、ディナーは完全予約制のおまかせコース(9000円)があります。
2019年11月4日オープン 仁修樓(にんしゅうろう)
2019年11月4日、京都市北区の紫竹に高級中華料理店が新店オープンです。
お店の名前は「仁修樓(にんしゅうろう)」さんで、食材選びから味付けまでオーナー料理人さんのこだわりを強く感じるお店です。
地元からも近く、頻繁に通る大宮交通公園の南側での開業です。
お料理はコースとなっており、昼(11時30分~15時)は3000円~5000円(税別)で本格広東料理が楽しめるようです。
ディナー(18時~22時)も月替りコースで提供されるそうで、前菜からデザートまで8~9品目の中華料理で構成されるおまかせコースが9000円(税別)となっています。
ただし、ディナーのみ「完全予約制」となっており、前日から料理の準備をされるとのことです。
ディナーコース 9000円(税別)
仁修樓はこだわり料理人がつくる絶品中華の店だった
実はこの仁修樓さん、こだわり料理人がつくる絶品中華の店だったのです。
階段上がって真正面のドアを開けると落ち着いた雰囲気のお店になっており、店内奥でカウンター形式でいただくようになっています。
個室もあってグループでも利用できるようになっていました。
場所も紫竹なので街中の喧騒からは離れた場所なので静かなところです。
オーナーさんは静かで景色の良いところでお店をしたくて紫竹を選んでくれたようです。
今回はランチの3000円コースをチョイスしました。
上がコースの料理を書いたもので、デザート含めて全部で8品目も料理が提供されます。
これで3000円のコースってものすごいコスパだと思います。
コースの始まりは「炒め野菜のシャキシャキサラダ」からです。
中国料理は医食同源、メニューの最初にお野菜をもってくることで身体を食事するための体制に持っていくのです。
人参と中国豆腐のサラダは人参の甘味がよく引き出されていて、味付けにも調理の仕方にもこだわりを感じて美味しいです。
こちらは「前菜三種の盛り合わせ」です。
見ると4品ですが「蒸し鶏が美味しくできたので」とひとつサービスしてくれました。
内容は「クラゲ、キュウリ、白菜、トマト、エビ、蒸し鶏」で、蒸し鶏がトロトロと柔らかくてものすごく美味でした。
食べてすぐ分かると思いますが、仁修樓さんというお店は「食材の旨味を増幅させて」くる調理をされていて、その食材の一番美味しい食べ方を追求されているのが分かります。
こちらは本日のスープ「健康蒸しスープ」です。
薬膳スープですが、すごく良い香りが漂ってくるスープで身体にもよし、味もよしのスープでした。
こちらは何時間も石焼で蒸した鶏の「広東式ローストチキン」です。
これがまた抜群に美味くて、今まで食べた鶏料理の中で一番美味しかったです。これ、ラーメンとかに入ってたら超人気ラーメン店になりそう。
どれを食べても、仁修樓さんの味付けは「塩だけ」とかとてもシンプルなんですが、食材の美味しさを一番ベストの方法で引き出してくるので、食べててビックリしました。
メインの次は小籠包!
これは「和風出汁香り松茸小籠包」で、松茸の香りの良い豚肉の入った小籠包なのですが、なんと鯖(荒節)出汁を使って風味と旨味を増幅させていました。
いろいろ試して「豚と鯖が一番相性が良かった」そうで、豚と鯖と松茸の汁だけすすっても美味しいという絶品小籠包です。
この「海老のチリソース煮込み」もまた斬新です。
エビチリなんですが玉子使って辛さを封じ込めるというテクニックが使われていました。
そうすることで辛さを抑えながらも風味は残り、海老本来の美味しさも引き立つという技です。
さて、ここからは2種類の食事からひとつをチョイスです。
こちらは「朝炊きの中国粥 薬味セット」で、クリームのような濃厚な味わいのお粥になっていました。
アッサリじゃありません。
濃厚なお粥で、少しだけ鶏油なども使って香りを付けているのですが、それが米のコクを引き出しているみたいで、ものすごく濃い味なのです。
もう1品は「塩漬け卵の蒸しおこわ」。
ジャスミン米と餅米を使って塩漬け卵の黄身で作った蒸しおこわです。
中には鶏肉が入っているのですが、このおこわ・・・・
数時間蒸してあります!
そのため鶏肉もホロホロと口の中で溶けるかのような食感なのです。
上の2品はどちらかひとつを選ぶのですが、どちらも美味しくて選ぶのが悩ましいです。
水出しで何時間もかけて抽出された青茶「クイーンオブブルー(1250円)」を別途注文。
青茶は紅茶のひとつ手前の熟成茶のことです。
このクイーンオブブルーは呑み口は紅茶の気品ある香り、後味は烏龍茶というお茶です。
まぁちょっと値段はしますが、美味しいお茶です。
※5000円のコースはお茶もメニューに含まれているので、そちらの方がコスパは高いと思います。
さて、このお菓子。
一番最初に出てくるのですが、クルミを黒糖で絡めたものです。
これ、かなりヤミツキになります。
香ばしくて甘いお菓子で、あまりの美味しさにバクバクと食べてたら追加してくれたので、さらにバクバク食べてたら3回おかわりしてました(笑)
私があまりにも食べるものだから、最後にお土産でくれました!
いや、これめちゃくちゃ美味しかったんですよ。
ということで、最後はデザートの「杏仁豆腐」です。
いやぁこの「仁修樓」さん、すごいお店ですね。
最初から最後まで全部美味しかったなんてめったにないことですが、ほんと全部激ウマでした。
ここは行っといた方が良いと思いますよ!
仁修樓(にんしゅうろう)営業情報
さて、この中華料理店「仁修樓(にんしゅうろう)」さんがあるのは、北山通の「紫竹栗栖町」のダックスがある信号を北へ、大宮交通公園の少し手前の左側です。
すぐにミシュランが嗅ぎつけて☆付きになる可能性大です!
なお、近くには「とうひち」さんとか「朧八瑞雲堂」に「葵湖(きこ)」や「ズーセスヴェゲトゥス」に「歩粉 (hoco)」といったテレビで有名なお店やグルメがうなる名店がある隠れグルメスポット紫竹にお店があります。
あと、ドレスコードはありませんが「スマートカジュアル」が推奨されていました。
公式サイトによれば、二条駅の「中華料理 大鵬」さんと協力関係にある方がオーナーの方みたいで、サイトにリンクが貼られています。
大鵬さんといえば京都でもトップクラスの美味しさで、値段はリーズナブルなので人気があるお店ですが、そちらと協力関係にあるのは期待大かもしれません。
営業時間:11時30分~15時、18時~22時
定休日:水曜日
公式Instagram:https://www.instagram.com/ninshurou/
公式サイト:https://www.ninshurou.jp/
評判(口コミ)
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