綾小路高倉にあった割烹「和食晴ル」さんが、2019年8月6日に北野天満宮前(上七軒)で移転・新店オープンしました。和食晴ルさんといえば予約困難店として知られているお店ですが、移転先ではなんとランチ営業がスタート。ランチはまだ知られていないためか予約なしでも食べることができました(夜営業も予約なしでも大丈夫そうですが店に確認したほうが良いでしょう)。
最新情報:こちらの店舗は2020年6月に元の場所(京都府京都市下京区神明町230−2)に再度移転しています。
綾小路高倉「和食晴ル」が移転
地元の北野天満宮近くに人気の日本食レストランが移転オープンしてきました。
お店の名前は「和食晴ル」さん。
元は綾小路高倉にあった割烹なのですが、2019年7月25日に建物の建替工事のために閉店。
その工事期間中に、北野天満宮のすぐ近くで移転オープンということになったのです。
当初、場所は「北野天満宮前」とだけしか書かれていなかったのですが、上七軒のローソン西二軒隣であることが判明。
2019年8月6日に上七軒の交差点西側で移転オープンとなりました。
今回、北野天満宮近くへの移転に伴い、新しい試みとして「ランチ営業」もスタート。
ものすごい人気の「和食晴ル」さんのお料理がリーズナブルに食べられるということで、早速訪問してみることにしたのです。
2019年8月6日オープン「和食晴ル」北野天満宮前
2019年8月6日に新店オープンした「和食晴ル」さんです。
今出川通に面しており、そこにあった古い京町家をリノベして、とても趣のある落ち着いた店内になっていました。
手前にはカウンター席、奥にはテーブル席と坪庭があります。
以前のお店は(外観しか知らないのですが)とても風情のある建物でしたが、今回の移転先は内装がより良く素敵なお店になっていました。
以前のお店はエリアとしては河原町なので、町中の飲み屋さん的な雰囲気もありました。
今回の移転では「ゆっくりくつろげる雰囲気」のお店づくりになっており、河原町とはまた違った上七軒らしいスタイルへと変わっています。
和食晴ル のランチ
2019年8月6日オープンと同時にスタートしたのが「ランチ営業」です。
これまで「和食晴ル」というと夜営業だけでしたが、新しい試みとして始められたそうです。
メニューは「うどん、丼、定食」で、京都によくある大衆食堂(麺類一式)と同じ構成ですが、その内容は割烹らしく「鱧すだちうどん」や「鱧カツ丼」といった京都らしいメニューとなっています。
値段は500円からですが、普通に食べて1100円~2000円くらいの予算で見ておくと良いと思います。
鱧すだちうどん 1200円
とうめし 500円
鱧カツ丼 1500円
すき焼き定食 2000円
ちなみに、メニューの中でわかりづらいのが「とうめし」ですが、これは豆腐を濃口醤油で煮込んだオデンの豆腐をご飯に盛って、鰹節でいただくお料理です。
うどん・丼は比較的ミニサイズなので「うどん+とうめし」を一緒に注文すると、ちょうど良い分量になるかと思います。
今回は「すき焼き定食(2000円)」をチョイス。
大きめ和牛のすき焼きで、ご飯と漬物が付いてきます。
すき焼きには「しらたき、豆腐、シャキシャキとした九条ネギ」も入っており、お肉もコクと旨味のある柔らかい国産和牛を使っていました。
すき焼きは溶き卵でまろやかに、それに九条ねぎの爽やかな食感をプラスしていただきます。
うん、美味しい。
さすが、人気店であり間違いない味がそこにありました。
お漬物は力強い糠の香りがする深めに漬けた味わいなのですが、たぶん生命力の強い糠だからでしょうか、とてもシャキシャキしているのに芯まで漬かったスッパうまうまの漬物でした。
これはご飯がすすみます。
そんなご飯はおかわりもでき、2杯くらい食べてちょうど良い感じでした。
和食晴ル 営業時間とアクセス方法
ということで、今回訪問した「和食晴ル」さん、とても居心地の良く美味しいお店でした。
地元にこんなに良いお店が来てくれたのはとても喜ばしいことで感謝しかありません。
また、ぜひ行きたいお店のひとつですが、この北野天満宮近くでの営業は最短でも来年春までなのだそうです(綾小路高倉に戻られます)。
なお、営業時間は「16時~22時」で、ランチと夜ではメニューは異なります(夜は一品料理になります)。
夜営業も予約なしでも大丈夫そうですが店に確認したほうが良いでしょう。
定休日は「月曜日」とのことでした。