今回の「京都案内」は、京都で食べる絶品「親子丼」のお店を厳選して5店舗紹介します。京都で一番おいしいと言われる噂の親子丼から、コスパの良い絶品「塩親子丼」など、歴史のある親子丼から最新のネオ親子丼までドドーンと紹介したいと思います。
実際に、京都中の親子丼を食べて選んだお店からの厳選です!
京都は親子丼の聖地!京都の親子丼 厳選5店舗を大紹介
今回の「京都案内」は、京都の親子丼を特集します。
皆さん、京都って「親子丼の聖地」とも言える場所だったのはご存知でしょうか?
京都には明治時代から、町中のどこにでも(住宅地の中にでも)「大衆食堂」がたくさんあるのですが、そういったお店には「定食、うどん、丼物」があって、親子丼はどこのお店にもあるほどポピュラーな食べ物なのです。
今回は、そんな京都の親子丼の名店から美味しいお店まで「京都の親子丼 厳選5店舗」を紹介したいと思います。
麺道楽大「京都で一番おいしい親子丼」京都市東山区
・丹波地鶏のお肉は柔らかく香り豊か
・ほんのり甘く、少し香ばしい醤油の味がクセになる
・親子丼の優等生的存在
京都はうどん屋が数多くあって「親子丼」も食べることができるお店がほとんどです。
京都の人って、卵を使った料理が好きなので「親子丼」とか「玉子丼」さらに「卵とじうどん」なんかが人気があるのですが、地元で聞いていると「美味しい親子丼」のお店があるという話を聞くことがあります。
そのひとつでよく聞くのが「麺道楽大」さんという京都市東山区にあるお店の「親子丼」です。
食材は「丹波赤地鶏、九条ねぎ、美山地鶏の卵」と京都でも評判の食材ばかりを使って、お値段は850円とコスパも良い親子丼でした。
鳥岩樓(とりいわろう)「外国人観光客に人気の老舗親子丼」西陣
・醤油が濃い甘辛の親子丼
・鶏のスープが付いて来る
・量は少なめ
・料亭なので京風のお庭とお部屋がある
京都の観光ガイドブックではまず紹介されているのが「鳥岩樓(とりいわろう)」さんという水たきの老舗です。
ランチ時のみ「親子丼」を提供していて、開店前から中国人観光客の行列ができるほど繁盛していますが、建物が老舗料亭で古風なのも観光客に人気な点です。
お値段は900円で、料亭の親子丼としては安心価格だと思います。
味は京都にしてはかなり醤油辛い味付けです。食べ歩いていると思うのですが、京都の親子丼って老舗ほど味が濃いように思います。
とり安「地元民なら知っている親子丼の名店」烏丸御池
・甘い味つけで食べやすい
・地元では知名度が高く行列ができる
・かしわ(鶏肉)専門店がつくる親子丼
・烏丸御池の駅すぐ近く
京都の地元民に一番知られている親子丼といえば、烏丸御池の「とり安」さんでしょう。
こちらの親子丼は甘い味付けで、ふわふわとした卵の汁が多めにかかった親子丼です。
お値段は880円で、閉店まで平日でも行列ができるほどです。
とり新「観光地の行列ができる親子丼」祇園白川
・甘辛く老舗の親子丼としての風格を感じる
・甘辛い醤油と九条ねぎがとてもよく合っている
・明治時代からあるとされている
・観光地「祇園白川」という好立地
京都の「祇園白川」といえば、京都の町並みが残る小川が流れる繁華街です。
そこに明治時代からあるとされる親子丼が「とり新」の親子丼で、一時期はメディアなどでも紹介されて行列ができていました。
お店は「かしわ(鳥肉)」の料理店ですが、ランチ時のみ親子丼を併設の小さい店舗で提供しています。
値段は750円で、祇園なのにお手軽なお値段です。
三羽唐「親子丼の進化形 塩親子丼」北野白梅町
・鶏肉をたくさん使った塩ダレで食べる親子丼
・ふんわりとした卵にはゴマ油と塩ダレで和えた青ねぎがトッピングされている
・醤油は使っていないのでやさしい味わいになっている
・出汁は鶏ガラスープを使用
最後に紹介するのは、北野白梅町エリアの唐揚げ専門店「三羽唐」の親子丼です。
こちらは、塩ダレで食べる親子丼で醤油を一切使わないので、やさしい味わいになっています。
特徴的なのはトッピングされた「ごま油、塩ダレ」のネギで、これを混ぜて食べることで「塩親子丼」になります。
お値段はコスパの良い600円で、お味噌汁とお漬物まで付いています。
京都の親子丼 厳選5店舗まとめ
ということで、京都で食べた親子丼の中でも美味しいお店やコスパの良いお店、さらに有名な親子丼の名店までを選別してお届けしました。
京都には色々な種類の親子丼があるので食べ歩いてみると面白いですが、食べ歩いていると京都の親子丼には特徴があることに気が付きます。
実は、京都の親子丼の特徴は「山椒」がかかっているのが特徴なのです。
これは、あまり他地域ではないのですが、京都では親子丼に山椒をかけて食べるのがデフォルトなんですよ。