2018年6月16日放送『ジョブチューン』は全国の老舗が紹介される企画なのですが、京都からは1834年(天保五年)創業という老舗豆腐店「賀茂とうふ近喜」さんの女将・林澄代さんが出演されるそうです。国産大豆にこだわった京都で二番目に古い豆腐店です。豆腐はヒマラヤ産の本にがりを使い、大豆の風味が心地よい、本当の豆腐ってこういう味なんだなぁと思うほど美味しい豆腐です。
今回はテレビ出演される女将さんがいる「賀茂とうふ近喜 西木屋町店」さんで「おぼろ豆腐(くみだしとうふ)、厚揚げ」を買ってきましたので紹介します。
1834年(天保五年)創業の老舗豆腐店「賀茂とうふ近喜」さんが『ジョブチューン』で紹介
2018年6月16日放送『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます』の予告を見ていたところ、京都の老舗豆腐店「賀茂とうふ近喜 西木屋町店」の女将さんが映っていました。
この「賀茂とうふ近喜 西木屋町店」さんは、一見すると普通の豆腐屋さんかなと思う佇まいなのですが、そこは京都・・・・1834年(天保五年)創業という老舗豆腐店さんで、木屋町の分かりづらい細い道にある小さな豆腐屋さんです。
「京都では二番目に古い豆腐店」と言われており、当初は湯葉など販売していたようですが、三代目の代で豆腐店「近喜」になるので、豆腐店としては近代に入ってからです。
上の写真が「賀茂とうふ近喜 西木屋町店」さんで、細い路地にあるのがお分かりいただけるかと思います。
・賀茂とうふ近喜 1834年(天保五年)創業
ジョブチューンに出演した女将さんのいる「賀茂とうふ近喜 西木屋町店」へ行って来ました
この「賀茂とうふ近喜 西木屋町店」さんにいるのが『ジョブチューン』に出演される女将さんで、すぐ南には本店である「賀茂とうふ近喜 木屋町店」もあります。
本店の方が立派なのですが、そちらは登記上の本店で、本来のお店は「賀茂とうふ近喜 西木屋町店」の方です。もっと以前は、少し北の四条通近くにお店があったそうです。
今回は、こちらの「賀茂とうふ近喜 西木屋町店」さんで「おぼろ豆腐(くみだしとうふ)、厚揚げ」を買うことにしました。
・賀茂とうふ近喜 西木屋町店(発祥の店、女将さんがいる方の店)
本当なら「とうふみたらし」もあれば欲しかったのですが、女将さんに聞いたら「せっかく来てもらったのに・・・まだシーズンではないので」というお話でした。でも、もうそろそろのようですよ。
おぼろ豆腐(くみだしとうふ)は漫画『美味しんぼ』をヒントに開発
賀茂とうふ近喜さんでは豆腐の材料である「大豆」はすべて国産材料にこだわっています。
こちらの「おぼろ豆腐」では国産高級大豆「ミヤギシロメ、音更大袖振大豆」を使っているそうで、豆腐自体にほんのり甘みがあり、にがりの嫌な風味は一切なく、大豆のコクがものすごいので、醤油なんかはまったくいらないでそのまま食べてしまうほどでした。
値段は一丁380円、安い豆腐の10倍以上のお値段ですが、安物とは味がまったく違います。
また、この「おぼろどうふ」は漫画『美味しんぼ』をヒントに開発されたそうで、「おぼろどうふ」という名称も「賀茂とうふ近喜」さんが名付けた名前です。
・大豆のコクがものすごいのでそのまま食べるのが良い
・甘みと苦味がちょうど良い塩梅
・値段は一丁380円
・漫画『美味しんぼ』をヒントに開発
厚揚げ
厚揚げは大きいものは1個、小さいものは2個、どちらも200円で販売されています。
大豆は新潟の「エンレイ」を使っており、シッカリとした食感のある風味豊かな厚揚げになっていました。
厚揚げ独特の酸っぱい風味がなく、上質な菜種油「菜種白絞油」で女将さんが揚げた厚揚げなので、豆腐の風味を一切損なっていない厚揚げです。
お鍋に入れるだけで、そのお鍋全体の味を一段上げてくれるレベルの厚揚げで、こちらもオススメです。
・シッカリとした食感で風味がある
・高級菜種油「菜種白絞油」で油っこさはない
・値段は200円
賀茂とうふ近喜 西木屋町店 への行き方(アクセス方法)
さて「賀茂とうふ近喜」さんへの行き方(アクセス方法)です。
阪急「河原町駅」か「祇園四条駅」から徒歩4分くらいの立地なのですが、少々分かりづらい場所にあります。
先日紹介したパスタ専門店「カルド」さんの奥なのですが、河原町のマルイ東側にある細い道を南へ、T字路を左折して細い路地に入った先です。
車は通れないほど細い道で、バイクならなんとかなりますが、大型だと曲がれないかもしれないほど細い道なのでご注意ください。