どんな店?創業日はいつ?
外観写真
2025年1月1日に開業(創業)したルーマニア料理が食べられるカフェです。
オーナー店主さんはルーマニアご出身の女性で、ルーマニアの家庭料理をランチで食べることができるというお店です。
でも、ルーマニア料理ってどんな料理?
ルーマニアはヨーロッパ(東欧)の国で、ウクライナの南側にあります。黒海に面していて比較的温暖な気候です。日本人には馴染みが薄い国ですが「ドラキュラ発祥の国」というと日本の方にはわかりやすいかと思います。首都の「ブカレスト」も聞いたことがある方が多いことでしょう。
所在地(場所) は下鴨神社のすぐ近くで出町柳駅からも歩いていける距離です。
外観の雰囲気はクラッシックで上品な雰囲気です。下鴨は閑静な住宅街なので町の雰囲気にも合っていました。
ちょうどこの付近で京都グルメ新店探しをしていた際に空いていたテナントに新しいカフェができているのを見つけて調べたところ、ルーマニアカフェということで、後日に予約して北欧好きの知り合いと3人で予約して行ってきました(ルーマニアは北欧ではなく東欧です)。ご一緒したのは円町のバー「Rue Ribéra」のオーナーさんと上七軒のフィンランドカフェ「ポーヨネン」のオーナーさんです。お二人ともヨーロッパを歩き旅した強者ですが、よくこの3人でヨーロッパカフェができると一緒に行くことが多いです。
取材協力:Wine&Wisky Rue Ribéra(京都市中京区)
お店は京都府のどこにある?
こちらのお店は京都府京都市左京区の下鴨という場所にあります。
出町柳駅からだと鴨川デルタを通り下鴨本通を北上。下鴨神社の駐車場入口を過ぎて、みたらし団子で有名な「加茂みたらし茶屋」を過ぎて東側です。
最近、このエリアではカフェがよく新店オープンしていて途中には2025年1月26日に新店オープンした焙煎所や2025年2月に新店オープンした一軒家を使ったカフェが開業しています。最近、京都市内ではカフェがかなりの数で新店オープンしていて、なかなかの飽和状態にあるので両店には行っていませんが、今回行ったお店は「ルーマニアカフェ」という京都では珍しいお店だったので行くことにしました。
なお、この3店舗はいずれも自家焙煎珈琲のお店です。
店内写真とお店の雰囲気
店内の雰囲気も落ち着いた感じで居心地が良い空間です。壁にはヨーロッパの地図が飾られていて、ルーマニア関連書籍も数冊置いてありました。
照明やクッションなど小物雑貨もセンスが良くお店の雰囲気に合いつつヨーロッパ感が感じられます。
座席数はカウンター3席、2名テーブルが7卓ほどでゆったりとした配置です。
2名から6名程度のグループでの利用でも問題なさそうです。
店主さんはルーマニアご出身の女性で、お料理やパンにデザートやクッキーは全部手作りというこだわりです。珈琲も自家焙煎なんだそうです。
お料理はルーマニアの家庭料理で味付けも現地そのままという生粋のルーマニアカフェです。でも、メニュー内容や味付けは日本人でも全然違和感がない感じで普段使いできそうなお店です。
もうひとり日本人のパート女性とヨーロッパ系の青年アルバイトの3人で切り盛りしていました。
お店ではなにが食べられる? テイクアウトはできる?
ランチメニューは日替わりで2種類ありました。他にも単品でメイン料理にハンバーグなどがあって、そちらもセットにすることもできます。
値段はランチが1780円です。スイーツセットもあって900円からなので、一人あたりの費用の予算は1000円~2000円程度考えておいてください。
テイクアウトについては表記がなかったのでイートインのみだと思われました。
食べた「ルーマニア料理ランチ」の感想
ルーマニア料理ランチ 実食レビュー
ランチセットは「メイン・サラダ・パン・スープ・デザート」付きの充実した内容です。
上の写真は当日の日替わり2種類の中のひとつ「鶏もも肉とピラフ」でオーブンで焼いた鶏もも肉にトマトベースのソースをつけて食べるお料理です。
ピラフはトマトベースのリゾットで柔らかくなるまで煮込まれています。
お料理は食べた感じだとスパイスやハーブに乳酸系の調味料などを使っているかなと思われました。味付けはほどよく素材の味を引き出していました。
ルーマニア料理といっても洋食で日本人でも美味しくいただけるお料理です。言い方が変かもしれませんが、とても本格的にお料理をされている感じで素晴らしい味わいです。
チキンにかけるソースはトマトベースでヨーロッパの味付けになっています。見た感じは日本のカフェで食べるランチに近いですが味わいはヨーロッパテイストになっていました。
もうひとつの日替わりランチは「ルーマニア風ロールキャベツ」です。ルーマニア語で「Sarmale(サルマーレ)」というそうです。ルーマニア肉料理の代表的なお料理でソウルフードだと言われています。柔らかくなるまでトマトのソースで煮込まれたキャベツにお肉をつめてあります。ルーマニアではお肉とお米が中に入るそうです。
ルーマニアの家庭料理でも人気のメニューということで、こちらも食材の味を活かしたお料理でめちゃくちゃ美味しいです。
ルーマニアや近くのウクライナは農業国なので伝統的なお料理は食材の味を活かしたものが多く、私もそういったお料理が一番好きだし、京料理も食材の色や味を活かした料理文化なので京都の人にも違和感なく食べられるお料理と言えそうです。
単品でハンバーグもあってこちらはたぶん常にあるメニューだと思いますが、単品をセットにすることもできます。
とてもお肉の風味が感じられる本格的なハンバーグで、こちらもとても好みのハンバーグでスパイスの香りも良く、とても美味しいハンバーグだと思いました。
ハンバーグの隣のチヂミみたいなのはポテトを千切りにしたものを焼いたお料理です。少しとろっとした食感は片栗粉のようで一手間を感じさせるお料理です。
ランチセットについてくるパンは店主さんが毎日焼いているもので、これがまた激ウマレベルの美味しさでした。
全粒粉のパンと中にバターだと思うのですがシットリとした生地のパンが2種類付いてきました。
めちゃくちゃ美味しかったので「このパンだけでも商売になる」と私は思いました。別売りしているならまとめ買いしたいです。
サラダはナッツも入った緑黄色野菜にドレッシングがかかっていて彩りも豊かです。シャキっとした野菜で新鮮なものを使っていました。
スープも美味しかったです。サラッとコクがあるポタージュ系で、こちらも食材の味わいがよく感じられる味付けです。
これにデザートもついてくる納得の内容。どのお料理も全部美味しかったです。
ルーマニア料理って初めて食べましたが、日本に近い比較的温暖な地域なのでお料理も似ていました。なので、普段使いでも全然食べにいけるカフェだと思います。
自家焙煎珈琲などドリンクだけの利用もできますし、下鴨神社の隣りなので食べに行く機会があるならぜひ立ち寄ってみていただきたいカフェでした。
メニューと値段
イートインメニューと値段
※メニュー写真は2025年3月27日時点のものです。
お店のメニューを掲載します。
メニューや値段は変更されることがありますので参考にしてください。
営業時間 / 定休日 / 行き方
※グルメ口コミサイトに店舗情報をすぐに流用されないよう所在地(住所)をしばらくは非公開にします。毎日、このブログをチェックしているようで、ブログで紹介するといつも翌朝には店舗情報が流用される状況がもう何年も続いています。流用されたりネット地図に登録されてしまうだけでも本ブログの記事の検索順位が落ちてアクセスが激減します。こちらはまだ知られていない飲食新店を毎日努力して時間と資金を使って探して紹介しているのでご不便かと思いますがご了承ください。
所在地(場所)は京都府京都市左京区(下鴨)です。
最寄りの駅は出町柳駅で、最寄りのバス停は下鴨神社前バス停(バス停情報)です。
記事掲載時に確認した営業時間は「11時~17時」で、定休日は「火曜日」ですが新店オープン時のものです(変更されている場合があります)。
駐車場・駐輪場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください。
店舗情報(クリックでオープン)
オープン日 | 2025年1月1日オープン |
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ジャンル | カフェ |
営業時間 | 11時~17時 |
定休日 | 火曜日 |
駐車場・駐輪場 | なし |
最寄り駅 | 出町柳駅 |
最寄りバス停 | 下鴨神社前バス停(バス停情報) |
※この記事は2025年3月27日に取材して2025年3月28日に投稿されたもので「メニュー・値段・営業時間・定休日」は2025年3月27日時点のものです。
※お店の方にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。
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