今回の「京都案内」は、仁和寺のすぐ近くにある和風家屋をリノベした落ち着きのあるカフェ「エバーコーヒー」さんを紹介します。コーヒー豆を焙煎してきちんと入れたコーヒー専門店ですが、1杯300円とリーズナブルなお値段です。
地元民でもないと気が付かない場所にありますが、そのぶん落ち着いた素敵なカフェになっていました。
木漏れ日の喫茶店 エバーコーヒー
京都・仁和寺からほど近い「宇多野」、金閣寺から仁和寺まで続く「きぬかけの路」の終着点にその喫茶店はあります。
「木漏れ日の喫茶店 エバーコーヒー」
古いお屋敷をリノベしたカフェで、木のぬくもりのある店内は女性店主の好みなのでしょう、お花がスッと飾られており落ち着く空間になっていました。
宇多野・福王子付近は、龍安寺・仁和寺を見に来た外国人観光客の方々が、ちょっと周辺散策するような土地で、そんなにお店がある場所でもありません。
龍安寺駅の付近には食事処などはありますが、いずれも観光客向けのお店です。
しかし、この「エバーコーヒー」さんは地元の方がスッと入ってくるようなお店で、外からはよく分かりませんが、ちゃんとコーヒー豆焙煎からしている本格的なカフェなのです。
コーヒー1杯300円というのも、なかなか嬉しい価格帯です。
ひこばえブレンド 300円
スペシャリティコーヒー 400円
アイスコーヒー 300円
シェカラート 400円(カクテル風アイスコーヒー)
フルーツジュース 300円
落ち着く店内(テイクアウトも可)
オープンしたのは最近で2017年5月28日です。
もともとは「ひこばえ」というコーヒー焙煎やカフェも事業としている特定非営利活動法人さんがある場所で、そこのカフェを女性店主が切り盛りしています。(ひこばえを逆から読むと・・・)
「パン・プリン(火曜納品)」も売られており、コーヒーは「ひこばえブレンド」というシッカリした味わいながら飲み口の良いコーヒーを楽しむことができます。
プリンは静原の卵で作られている「いい卵があったので ぷりん作りました。」という珍しいプリンです。
店内はさほど広くありません。
2名テーブルと4名テーブル、カウンター前にふたり座るスペースがあるだけですが、京都観光の途中で立ち寄って少し休んでいくにはちょうど良いお店です。
若い女の子の2~3名くらいのグループで、おこづかいはそんなにないけど、雰囲気の良い場所でお茶したい時なんかにちょうど良いカフェでした。
エバーコーヒー 基本情報
さて「エバーコーヒー」さんの場所ですが、京都・仁和寺から西へ徒歩3分くらいのところにあります。
仁和寺から歩いて福王子のセブンイレブンのあたりがちょうど中間くらいなので、ちょっとプラプラしている間に到着します。
駐車場はないのですが、自転車は敷地内に停めることができます。
まだまだ残暑の残る暑さなので、このあたりを自転車で観光している外国人観光客の方々でも立ち寄りやすいお店だと思いましたが、ぜひ地元の方に行ってもらいたいなと思いました。
京都府京都市右京区宇多野福王子町54
営業時間:12時~16:30
定休日:土日祝(夏季・年末年始休み)