よろずや さんは2023年12月13日に新店オープン(開業)した京都市下京区(烏丸五条)の福島郷土料理のお店です。
2023年12月17日からチェックしていたお店で、その時は夜営業のみだったのですが最近ランチ営業も始めています。
福島といえば京都人でも思いつくのが「喜多方ラーメン」ですが、平日の日替わりランチにはなんと「なみえ焼そば」もあるのがポイント高いお店です。
唐揚げ定食(三五八味)は京都の人はサッパリ分からないと思いますが、三五八は会津の麹調味料でこれに野菜を漬ける「三五八漬け」は福島の郷土料理です。肉じゃがは福島由来だとどうなるかというと、これはお肉が豚肉になります。京都だと牛肉なのですが、東京出身の私も肉じゃがといえば豚肉です。
なみえ焼そばは福島県双葉郡浪江町のご当地グルメで、東京ではまだ食べる機会があったのですが京都に移住してからは「なみえ焼そば」が食べられるお店がなかったので、こりゃ久しぶりに食べておくしかないということで月曜日を狙って行ってきました。
では、よろずや さんはどのような雰囲気のお店なのでしょうか?
よろずや さんは五条駅を出てすぐ「烏丸五条」にあるお店です。
2023年12月13日開業ですが、2022年11月26日まで13年間河原町で「よろず屋」というお店として営業していたそうです。
店内は、カウンター席が4席、テーブル席が2卓6席分ありました。
ピースサインしているのが明るく気さくな女将さんで、とてもアットホームな雰囲気です。
なみえ焼そばは太めの麺(京うどんくらいの太さ)がモチモチとした焼きそばで、モヤシと豚肉をラードで炒めて濃いめのソースで味付けしたご当地焼きそばです。
ここでチラッと見えるのが「一味」ですが、これも福島ならではの食べ方でなみえ焼そばに一味をかけて食べるのが本場の食べ方なんです。
なみえ焼そばは具材が「モヤシと豚肉」なので見た目がシンプルな焼きそばなのですが、これは浪江町の労働者の方が安く美味しく食べられるようシンプルに調理されたのが始まりです。
見た目も完璧な「なみえ焼そば」です。
京都のお店なので「本当に浪江焼きそば?」と疑う人もいるかもしれませんが、女将さんは福島出身でソースも麺も福島取り寄せというこだわりの「なみえ焼そば」なので味も本場の味わいになっていました。
他のメニューも福島産にこだわり、お味噌もお米も福島のものを使っているので本場福島の味が楽しめるなんとも頼もしいお店でした。
関東と関西の食文化が全く違うのは移住してきた身として日々感じることですが、京都の人も「よろずや」さんに行ってみると食文化の違いを知ることができると思います。
【月曜】浪江焼きそば(味噌汁付)
【火曜】チキンソースカツ丼(味噌汁付)
【水曜】喜多方ラーメン(ご飯付)
【木曜】唐揚げ定食(三五八味)
【金曜】肉じゃが定食
※値段は税込み価格です。
※メニューと値段は取材時点のものです。
住所でいえば「〒600-8163 京都府京都市下京区下諏訪町355−2」で、大きな地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(地図が開きます)。
記事掲載時に確認した京都「よろずや」さんの営業時間は「11時30分~14時・17時~23時」で、定休日は「不定休」ですが、営業時間と定休日は「公式」もしくは「地図」でご確認ください。
※営業時間や定休日はお店の都合で変更になっている場合がありますので公式がある場合は直近の情報を必ず確認してください。
※売り切れ終了で閉まっている場合もあります。
よろずや さんに駐車場・駐輪場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください(地図)。
店舗情報(クリックでオープン)
店舗名 | よろずや |
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オープン日 | 2023年12月13日オープン |
ジャンル | 福島郷土料理 |
食事予算 | 1000円 |
営業時間 | 11時30分~14時・17時~23時 ※公式で要確認 |
定休日 | 不定休 ※公式で要確認 |
駐車場・駐輪場 | なし |
住所 | 〒600-8163 京都府京都市下京区下諏訪町355−2 |
地図 | こちらをクリック(地図) |
最寄り駅 | 五条駅 |
最寄りバス停 | 烏丸五条【地下鉄五条駅】バス停(バス停情報) |
テイクアウト | 非対応 |
イートイン | 対応 |
公式SNS |
※この記事は2024年5月21日に投稿されたもので「メニュー・値段・営業時間・定休日」は当時のものです。
※お店の方にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。
※訪問の際は必ず公式で営業日をご確認ください。
※年末年始は休業の店舗が多いため、必ず公式で営業情報を確認してから来店してください。