京都市上京区梶井町の河原町通今出川下ルにカフェ「ha ra (ハラ)」が2020年8月25日に新店オープンしました。京都カフェの先駆け「efish(エフィッシュ)」のスタッフだった方が独立開業したお店で、新しいんだけどどこか懐かしい雰囲気のカフェになっていました。
2020年8月25日オープン ha ra (ハラ)
河原町通今出川下ル(京都市上京区梶井町)でカフェ「ha ra (ハラ)」が2020年8月25日に新店オープンしました。
ドリンクやBLTサンドイッチのあるカフェで、河原町通沿いのカフェが多いエリアで京町家(元・安藤電機)を改装して開業しました。
新しいカフェですが、どこか懐かしさのある雰囲気あるお店づくりが特徴的です。
白を基調にしたスペースに京町家の土壁、ちょっと古ぼけた感じのテーブル、あえて懐かしさを残した雑貨などが置かれています。
なんとなく東欧っぽい感じもあるのですが、テーブルには伝説のカフェ「efish」の写真集が置いてありました。
実は元efishのスタッフさんが独立開業したカフェなんです。
efish(エフィッシュ)といえば五条にあった伝説のカフェ、オシャレカフェの先駆けとして京都のカフェ界を牽引してきたお店です。
しかし、2019年10月16日に惜しまれつつ閉店(該当記事)。
感じた懐かしさのひとつは「efish」の面影だったのかもしれません。
このお店の雰囲気は?
前述しましたが、京町家の雰囲気を残しつつ、あえて古さを残した雑貨などでデザインされたお店になっていました。
店の奥には調理カウンター、左に客席カウンター、右側に4名テーブルくらいのやつが2卓ありました。
そんなに広いわけではありませんが、座席数は少なめなので新型コロナ対策でソーシャルディスタンスを確保しているようでした。
古さを残した絵や電気コードなどの細かい演出もあり、見ているだけで色々と発見があるお店です。
このお店のメニューは?
メニューはフードとドリンクというシンプルな構成。
フードは「サンドイッチ(820円~)、スープ(700円)、フレンチフライ(600円)」という構成となっていました。
今回は「本日のスープ(パン付き)700円」をチョイス。
かぼちゃのポタージュをベースにトマトの香りが溶け込んだスープ、それにクリームチーズの酸っぱさが爽やかな美味しいスープになっていました(内容は日替わり)です。
特筆すべきはパン、トーストしてある胚芽パンがとても美味しく、スープを付けて食べるのがお薦めです。
ドリンクは「コーヒー、紅茶、ジュース、お酒」の構成。
値段は600円程度のものが多く、メニューの中には「efishのライムジュース(800円)」というエフィッシュの復刻版ドリンクも書かれていました。
今回は「カフェラテ(600円)」をいただいたのですが、ミルクとエスプレッソのバランスが良く好きな味のカフェラテでした。
かつてのefishファンの方には特にお薦めしたいカフェ新店、ぜひ河原町今出川で懐かしい雰囲気を感じに行ってください。
このお店への行き方や営業時間は?
2020年8月25日に開業した京都カフェ「ha ra」さん、京都らしい雰囲気を独特のスタイルで表現したカフェでした。
京都って新しさと懐かしさが融合したお店が多いのですが、カフェ「ha ra」さんは京都らしさだけに頼らずに独自のスタイルで新しい京都カフェを作り出しているように思えました。
では、そんな京都カフェ「ha ra(ハラ)」さんはどこにあるお店なのでしょうか?
場所は河原町今出川を下がった東側で河原町通沿いにお店はあります。
山食音さんとかがある並びです。
隣りは人気のあんみつ店「みつばち」さんです。
営業時間は「10時~19時」で、定休日は「火曜日」と「月に2回の不定休」だそうです。
臨時休業などは公式SNSをチェックしてみてください。
営業時間:10時~18時30分
定休日:火曜日、月に2回の不定休
公式Instagram:https://www.instagram.com/ha_ra_kyoto/