2020年3月12日放送の『秘密のケンミンSHOW!』で京都・丹後名物「ばら寿司」が紹介されました。「ばら寿司」はサバのおぼろに青紫蘇を練りこみ炊き込んだものを酢飯に敷き詰めた「ちらし寿司」のことですが、京丹後の一部(網野)でしか伝わっていない珍しい郷土料理です。
京都・丹後名物「ばら寿司」が『秘密のケンミンSHOW!』で紹介
2020年3月12日放送の『秘密のケンミンSHOW!』で、全国の「ライスグルメ」が紹介されました。
1位~10位まで紹介されたのですが、なんと1位は京都の「ばら寿司」が栄冠を得ていました。
2位「じゃこ天炊き込みご飯」愛媛県
3位「甘い赤飯」北海道
4位「宇和島鯛めし」愛媛県
5位「えびめし」岡山県
6位「いただき」鳥取県
7位「じゅーしー」沖縄県
8位「キムタクご飯」長野県
9位「とうきびご飯」北海道
10位「てこね寿司」三重県
いずれも全国では名だたるグルメが登場する中で、1位を獲ったのが「京都 ばら寿司」というのはスゴイことだと思います。
今回は、そんな京都の「ばら寿司」の中でも一番有名なお店「とり松」さんの「ばら寿司」を紹介します。
京都・丹後名物「とり松 ばら寿司」とは
京都・丹後名物「ばら寿司」というのは、一言で言えば「丹後の風土が生んだ郷土料理」のことです。
わかりやすくいえば、サバのおぼろに青紫蘇を練りこみ炊き込んだものを酢飯に敷き詰めた「ちらし寿司」です。
それに錦糸玉子などをトッピングし、見た目も鮮やかにしてあります。
京丹後の一部(網野)で古くから伝わる伝統的なお寿司ですが、お祭りやお祝い事の時に食べられていました。
丹後名物 とり松「ばら寿司」紹介
今回はこの丹後名物 とり松「ばら寿司」を入手できたので食べてみることに。
ばら寿司では一番有名なお店がこの「とり松」さんです。
特にこの「ばらずしと穴子ずし」という商品が人気で、今回はこちらを購入しました。
ちなみに、値段は1折で1296円(税込み)です。
前述のように、サバのおぼろに青紫蘇を練りこみ炊き込んだものを酢飯に敷き詰めたものが「ばら寿司」。
江戸時代から、京都北部から鯖街道を通り、都に鯖を送っていた地域ならではの料理です。
味は甘い味付けで「鯖そぼろ」も「穴子」も甘く煮たものです。
今回は「大丸京都店」の物産店で買ったものですが、JR京都駅の伊勢丹でも取り扱いがありますので、まだ食べたことがない方はそちらで購入すると良いでしょう。