今回の「京都カフェブログ」は、2018年7月に新店オープンしたばかりのカフェ「古今藤や(こきんふじや)」さんの紹介です。7月1日にプレオープンして、8月から川床(かわどこ)も始まって本格オープンとなりました。貴船出身で京料理の老舗「藤や」の女将さんが生まれ育った地で始めたカフェです。
京都・貴船の「川床のあるカフェ」としてテレビとかでも紹介されそうなお店です。
貴船神社(きふねじんじゃ)近くにカフェ「古今藤や(こきんふじや)」が新店オープン
2018年7月1日、貴船口~貴船神社(きふねじんじゃ)の途中にあるカフェ「古今藤や(こきんふじや)」さんが新店オープンしています。
初夏の頃に「佛返りの地蔵尊」の取材をした際に工事をしていたのですが、二ヶ月ほど工事が遅れて7月にプレオープンし、8月に川床が完成しました。
店名にもなっている「藤や」とは、三条で創業100年という天保年間から京料理を出す老舗「京料理 藤や」のことです。
「藤や」女将さんの生まれが貴船であることから、この貴船でお店をしたいということで開店されたという思い入れのあるカフェが「古今藤や」なんです。
古今藤や(こきんふじや)は川床を楽しめるカフェ
こちらの「古今藤や」さんはカフェでもあるのですが、川床があって「川床料理」も楽しむことができるお店です。
・川床席(下の写真、有料)
こちらが夏の期間だけの「川床席」です。
ちなみに「川床」は京都の夏の風物詩ですが、鴨川では「かわゆか」と読み、この鞍馬・貴船では「かわどこ」と呼んでいます。
貴船生まれの女将さんも、もちろん「かわどこ」とおっしゃってました。
古今藤や カフェメニューと値段
さて、この「古今藤や」さんではどんなカフェメニューがあるのでしょうか。
京都で夏に飲むものといえば「グリーンティー」で、「古今藤や」さんでは京都の人が昔から大好きなグリーンティーを扱っているカフェなんです。
飲んだのは「抹茶オレ(600円)」で、ミルクでグリーンティーを割ったものです。
京都のグリーンティーというのは、グラニュー糖で甘い味がするお茶のことで、牛乳で割って飲んだりすることもあります。
古今藤や(こきんふじや)さんのカフェメニューは、京都の人が慣れ親しんでいる京都の味なんです。
・グリーンティーフロート 800円
・抹茶オレ 600円
・抹茶オレフロート 900円
・冷煎茶(冷、温)500円
・ほうじ茶(冷、温)500円
・せせらぎセット(冷やしそうめん と 鮎の塩焼き)2000円
川床席では「冷やしそうめん と 鮎の塩焼き」を予約なしで食べることもできます(11時~16時)。
お値段は2000円、別途川床の席料が540円必要です。
テラス席でも食べられるので、そちらで食べれば席料は不要です(テラス席は席料が無料)。
※茶葉は「祇園辻利」さんのものです
京都・貴船「古今藤や」アクセス方法
では、この京都・貴船「古今藤や」さんへはどのようにして行くのでしょうか。
出町柳から叡電で「貴船口駅」まで行き、そこから徒歩やバスで貴船神社(きふねじんじゃ)に向かうのですが、その中間地点にあります。
駅からだと1kmほどの距離があるので10分くらい歩く必要があります。
バスもあるので、駅からバスを使うこともできますが、バス停がないので運転手さんに「古今藤や で降りたい」と伝える必要があります。
この区間は自由乗降区間なので、道の途中でも手を挙げれば、実はバスが停まってくれるんですよ。
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