今回の「京都ランチ」は東山にある絶品ランチのカフェ・レストラン「花と果樹の東山ガーデン」さんの紹介です。2018年3月16日に開店したばかりの新店で、まだほとんど知られていない穴場のレストランです。裏山にはガーデンがあり、季節の果樹が植えられています。そこにはワンちゃんの巨大な犬小屋もあって、お店の方の案内でガーデン散策もできるようになっています。
なんとなく『人生の楽園』ネタにもなりそうなカフェで、お昼には「季節のランチ」があって、野菜をふんだんに使ったとても美味しいランチを食べることもできます。
お花に囲まれた「花と果樹の東山ガーデン」さんが2018年3月16日新店オープン
今回の「京都ランチ」は、2018年3月16日に京都・東山で新店オープンしたばかりのカフェ「花と果樹の東山ガーデン」さんで食べた「季節のランチ」を紹介します。
こちらのカフェ、東山といっても「ものすごいマニアックな場所」にあって、ほぼ山際にある隠れ家カフェレストランです。
場所的には東大路通の「今熊野」から「いまくまの商店街」の「寿し丸」さんの脇道(醍醐道)を東へまっすぐですが、細い道が続きクネクネしているので初見だと迷うような場所にあります。
しかし、そこには季節のお野菜をふんだんに使った「めちゃくちゃ美味しい絶品ランチ」があったのです。
さて、この「花と果樹の東山ガーデン」とは、いったいどのようなお店なのでしょうか。
花と果樹の東山ガーデン 店内の様子
この「花と果樹の東山ガーデン」さんがあるのは、清水寺の南といっても少し離れた「今熊野」の住宅街の中にあります。
少し行けば、山科へと続く峠があるカフェ・レストランで、すぐ裏手はもう山になっています。
そこにガーデンとカフェ・レストランがあって、ワンちゃんが放し飼いになっている庭園もあります。
店内は、花と緑で飾られたテーブル席、窓ぎわにはテラス席もあって、結構な広さがあります。
こちらの敷地は、京都の食品会社の社長さんのご自宅で、6年ほど前に東山を一望できる山に惚れ込んで土地を購入され移り住んだとのことです。
そこで、ガーデンでのフルーツ栽培の趣味も兼ねてカフェ・レストランを開業したというお店なのです。
繁華街から少し離れた場所で、まだ開店したばかりということもあって、ゴールデンウィークの真っ只中でも静かにランチをすることができそうでした。
テーブルやチェアも木で出来た落ち着く雰囲気も、とても良い感じです。
店内にはガーデンで栽培された花などが飾られており、とても華やかな雰囲気にもなっていました。
花と果樹の東山ガーデン 季節のランチ 実食レビュー
ということで、早速ですが「季節のランチ(1480円、ドリンク付き)」を食べることにしましょう。
花と果樹の東山ガーデンさんのランチは週替りで、その季節に応じた食材を使った和風ランチを食べることができます。
値段は1480円なのですが、おかずがたくさん付いており、これにデザートとドリンクまで付いてくるので、かなりお得なランチセットになっていました。
・五種根菜と椎茸のお煮しめ
・京だし巻き卵
・本日のスープ
・グリーンサラダ
・ひじきの五彩ご飯
・キンカンのデザート
・コーヒーまたは紅茶
ご飯は「小、普通」が選べるのだ「普通」をチョイスしました。
おかずの品数が多く、結構ガッツリとランチを食べることができるので、若い男性にもオススメです。
味付けもやわらかい味付けで京都らしい味わいになっています。
どれも美味しいものばかりなのですが、特に美味しかったのが「サラダ」です。
こちらのサラダ、野菜というよりも、もはやフルーツです。
ぶどうの甘みにドレッシングの爽やかな酸味、それにフルーツトマトがとても甘く、サラダ感覚よりもフルーツ感覚で食べることができました。
大げさかもしれませんが、このサラダを食べるだけでも価値があると思います。
これだけ付いて1480円という価格設定は、かなりお得感があります。
デザートは「キンカンの甘露煮で作ったデザート」で、とても甘くてコーヒーによく合っていました。
至れり尽くせりという感じですが、実は裏山の案内もしてくれるということで、食後の運動もかねて見学させてもらうことにしました。
花と果樹の東山ガーデン 裏山を見学!
実は「花と果樹の東山ガーデン」は果樹園となっており、オーナー様の趣味のガーデンになっています。
そこには愛犬が2匹放し飼いになっており、ガーデンに入るといきなり巨大な犬小屋がそびえ立っているのです。
上の写真が、その「犬小屋」です。
元々は「離れ」だったと思われますが、ここからは東山というか京都タワーを一望できるようになっています。
夜になると京都タワーのライトアップが見られるそうで、京都駅方面を一望できるようになっていました。
ここからさらに山頂方面には山道が続き、果樹などが植えられています。
ガーデンにはオーナー様と案内の方がいらっしゃって、色々な果樹を見て案内してくれました。
一緒にワンちゃんも案内してくれて、なかなか楽しいひとときです。
ワンちゃんは二匹いるのですが、どちらもおとなしくて人なつっこいワンちゃんです。
雑種の方はおばぁちゃん犬なのですが、ゆっくりと静かに顔をなめてくれたりしました。
もともとは野良犬で施設で処分される直前に今のオーナーさんに助け出されたという経歴とのことですが、今では幸せに暮らしています。
二匹のワンちゃんと遊ぶことができるのも「花と果樹の東山ガーデン」さんの良いところです。
花と果樹の東山ガーデン メニューと値段
さて、話は少しもどって「花と果樹の東山ガーデン」さんのメニューと値段についてです。
食事とスイーツなどカフェメニューがあり、先ほどのランチ以外にも「ハンバーグ、牛すじカレー、牛タンシチュー」などのお料理があります。
自家製ジュースも豊富で「土佐文旦、紅はっさく、グレープフルーツ、花梨、レモン、南高梅」などが各600円。
自家製のケーキもあって「シフォンケーキ、チーズタルト、パウンドケーキ、ショコラブラウニー」なども600円でした。
ドリンクセットだとケーキは1000円で、カフェ利用もできるようになっています。
・オリジナルサラダ 780円
・自家製ヘルシー豆腐ハンバーグ 850円
・手作り京だし巻き卵 800円
・特製牛すじカレー 1280円
・牛タンシチュー 1380円
・ローズマリー香る季節の野菜のオーブン焼 1580円
・自家製果実酒 600円
・シフォンケーキ 550円
・チーズタルト 600円
・パウンドケーキ 600円
・リッチショコラブラウニー 600円
・ケーキセット 1000円
・コーヒー 500円
・アイスコーヒー 550円
・紅茶(ポット)700円
・アイスティー 550円
・抹茶シェイク 700円
・コーヒーシェイク 700円
・キャラメルシェイク 700円
・ハーブティー 700円
・自家製ジュース 600円
花と果樹の東山ガーデン への行き方(アクセス方法)
さて、花と果樹の東山ガーデン への行き方(アクセス方法)です。
行き方としては、京都の今熊野の「醍醐道」をまっすぐなのですが、今回は山科インターからの行き方を紹介します。
これについては、単に山科方面からいらっしゃる方への配慮で、こちらから行く方が簡単ということではありません。ただし、どちらから行っても細い道で、山科方面からだと峠越えがありますので、車の場合に限ります。
駐車場は3台分ほどあるので、自家用車で行くことができますが、京都市バス「202系統、207系統、208系統」で、バス停「今熊野」から歩いて12分ほどの場所です。
今熊野の商店街から歩いて行くこともできるので、三十三間堂の観光の後に散歩しながら行くことも可能だったりします。
営業時間:11時~20時
定休日:月曜日(祝日は営業し翌日休み)