今回は京都の秘境「花脊(はなせ=花背)」までオーガニック食材を求めて、2018年3月31日に新店オープンした「ハニーアント(HoneyAnt)」さんまで行って来ました。自家製の「味噌、マヨネーズ、ケチャップ、麹で作ったルウ、梅酢、梅干し(3年熟成)」など醗酵食品やパンなどが売られているお店です。
かなりの発見困難店で、古民家の離れを使って営業されています。
オーガニックショップ「ハニーアント(HoneyAnt)」
京都の花脊(はなせ=花背)は、日本の原風景が残る山間の集落ですが、そこに最近になって「オーガニックショップ」が開店しています。
お店の名前は「ハニーアント(HoneyAnt)」さん、2017年秋に京都市上京区から花脊に移住された江種友紀さんご夫婦が営んでいる古民家を再利用したオーガニック食材の専門店です。
国道477号沿いにあるのですが、道から見えるのは「看板だけ」で、道から山に少し入った「古民家のはなれ」がお店になっています。
上の写真のように道路沿いの倉庫の道を奥へ、古民家の軒先をさらに奥へ行くとご自宅があるのですが、その隣の離れがお店になっています。
入口には看板があり、扉を開けると・・・・
誰もいません。
でも、お店のチャイムを鳴らすと、後ろのご自宅から出てきてくださいました。
さっそくお話を聞いてみると、元は京都市北区(近所)にあったお店だったことが判明。
前述のように、こちらの花脊には2017年10月に移住されたのですが、その前は上京区のご自宅で数年間はお店を経営、その前は京都市北区の北野白梅町「Cafe&Kitchen 松吉」さんの場所にお店があったのだそうです。
ということで、元はご近所さんだったわけです。
それはさておき、お店の中へ入れてもらうことにします。
オーガニック食材がズラリと並んだ店内に圧巻
靴を脱いで店内に入ると、そこは8畳ほどの離れになっており、自分たちが気に入ったオーガニック食材がたくさん並んでいました。
主に食材ですが、中には石鹸などの日用品も並んでいます。
食材は自家製商品もあって「味噌、マヨネーズ、ケチャップ、麹で作ったルウ、梅酢、梅干し(3年熟成)」など、またスケジュールによっては「自家製パン」も販売されているとのことでした。
パンは要スケジュール確認で販売される日には「スケジュール」に書かれるようですが、一括注文とかイベントがある時だけ作るようで、パンにめぐりあうには少し時間が必要そうでした。
オーガニック食材は大量生産と違って、素材にこだわり、時間をかけて人によって作られるものです。
その分、コスト面ではスーパーなどの市販品に負けてしまいますが、オーナー様のこだわりセレクトなどがあって、普段は入手できないような商品に巡り会えたりします。
最近では、カフェなどが併設されたお店もあって、遠いけど行く楽しみがあるお店もあったりします。
今回の記事で紹介した「ハニーアント(HoneyAnt)」さんのように、古民家の素敵なお店に出会えるかもしれませんので、時折でも「京北エリア」に足を運んでみると良いかもしれません。
月数回の「パンの日」の「キッチン酵母の食パン」紹介
こちらが「キッチン酵母の食パン」で値段は500円、半分売りも可能です。
季節の野菜や果物を継ぎ足してきた天然酵母で、パンは「シットリ&もっちり」と焼き上がっていました。
この食パン、表面は香ばしく、中は天然酵母でコク深く甘い、とっても美味しい食パンでオススメです!
・チョコとアーモンドのパン
・フォカッチャ
・渋皮栗スコーン(りんご酵母)
・渋皮栗マフィン(りんご酵母)
・全粒粉クラッカー(りんご酵母)
ハニーアント(HoneyAnt)への行き方
さて、ハニーアント(HoneyAnt)さんへのアクセス方法です。
2018年3月31日に京都市左京区花脊大布施町で新店オープンしたお店です。
国道477号沿いなので、京都市内からは「鞍馬~花脊」もしくは「高雄~京北~花脊」というルートがあります。
後者の京北経由ルートは距離はありますが、京都市内から国道162号と国道477号の広い道を使って行くことができるので自家用車なら京北経由がオススメです。
京都バスの場合は、出町柳駅から京都バスで広河原行きのバス(32系統)に乗車すれば花脊まで行くことができますので「大布施バス停」で下車して徒歩5分くらいです。
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