京都には日本で4箇所の牧場でしか生産できない「特別牛乳」があるというのをご存知でしょうか。カルシウムやタンパク質などすべての栄養素が一般的な牛乳より多く含まれる牛乳で、厚生労働省が「優れた飼育環境と製造設備」を持った生産者として認可した生産者でしか作られない幻の牛乳なのです。
その京都の特別牛乳というのが「クローバー牧場(京都府木津川市)」さんの牛乳なんです。
京都の特別牛乳とは
今回の「京都食材」では「京都の特別牛乳」を紹介したいと思います。
特別牛乳?
そう、日本で4箇所の牧場でしか生産できない「特別な牛乳」なのです。
その「特別牛乳」を名乗れるのは厚生労働省から認可を受けた「優れた飼育環境と製造設備」を持った生産者だけで、そのひとつが京都にある「クローバー牧場」なのです。
京都府木津川市の「クローバー牧場」は「優れた飼育環境と製造設備」を持った牧場として認可を受けた牧場です。
京都で唯一、日本では他に「北海道、横浜市、福岡県」にしか特別牛乳を生産できる生産者はいません。
上の写真はクローバー牧場(京都府木津川市)の仔牛、広大な牧場で40頭のホルスタイン種が元気よく生活しており、毎日「特別牛乳」を生産されています。
・カルシウムやタンパク質などすべての栄養素が一般的な牛乳より多く含まれる
・日本全国4社(京都府、北海道、横浜市、福岡県)でしか生産されない牛乳
クローバー牧場「京都の特別牛乳」がスゴイ!
この「特別牛乳」を求めて、京都府木津川市の牧場「クローバー牧場」さんへ行って来ました。
とても静かな山間の集落にある牧場で、ここで育つ乳牛は一頭ずつ「健康状態、餌の配合、ストレス管理」が徹底管理されています。
そんな健康な母牛からは毎日2回搾乳が行われ「京都の特別牛乳」が出荷されています。
こういった飼育環境や生産環境が厚生労働省に認められて、日本で4箇所でしか生産できない「特別牛乳」が生まれています。
牧場主の松本雅世さんにご案内いただき、牧場(牛舎)の様子を見せていただきました。
京都市北区出身の方で、お話し好きの人なつっこい感じの方です。
クローバー牧場では「牧場見学が自由」、牛舎の中に入らないようにさえすれば牧場を見ることができます。
牧場では気温や衛生管理などを徹底管理し、乳牛の健康状態を1頭ずつ管理して餌の配合も牛1頭ずつ変えているのだそうです。
ということで、牛さんがビックリしないように静かに撮影させていただいた写真が上の一枚ですが、健康状態が良いので大きな牛ばかりです。
ホルスタイン種が40頭ほどおり、みんな元気な牛さんなので「京都の特別牛乳」への期待が高まりました!
・乳牛の健康状態を1頭ずつ管理
・餌の配合も牛1頭ずつ変えている
・ストレス管理を行い、牛が常に穏やかでいられるようにしている
クローバー牧場「京都の特別牛乳」を飲んでみよう
では、このクローバー牧場「京都の特別牛乳」を飲んでみたいと思います。
というの、クローバー牧場直営の直売所があって、そこでその日搾乳された新鮮な「牛乳、ヨーグルト」を購入することができるからです。
こちら、かなりの人気直売所なので、あまり遅く行くと売り切れていることもあります。
当日の訪問が少し遅くて14時だったので、ギリギリでなんとか1本を購入!
ヨーグルトもあるので、もちろんそれも購入しました。
京都の特別牛乳
これが京都の特別牛乳(クローバー牧場)です。
容量は「500ml、900ml」の2種類で、これは500mlサイズのものになります。
値段は「520円、810円」で、一杯からの販売(350円)もあるのでサイクリングやドライブで立ち寄って飲むこともできるのだそうです。
・900ml(810円)
・一杯からの販売(350円)
この「京都の特別牛乳」がメチャ美味しいんです。
本物の牛乳には「自然の甘さ、サラッとしたのどごし、濃厚なコク」があって、体の中にスーッと吸い込まれていくかのような感覚があります。
水もそうですが「ピュアなもの」って体の中にしみわたるものなんですね。
ものすごい深いコク(乳脂肪分)がある牛乳なので一気に飲まずに少しずついただいてくださいね(腸がビックリしますので)。
・ストレスが少ない環境で育つので牛乳にカルシウムが多く含まれる
・ノンホモ牛乳なので成分均一処理をしていません
・上部にクリームが浮くことがあります
・四季によって牛乳の味も変わる自然の産物です
京都のヨーグルト
こちらが生乳100%プロバイオティクス乳酸菌で作った「京都のヨーグルト」です。
添加物や凝固安定剤など一切不使用「ピュアなヨーグルト」なんです。
それも「特別牛乳」で作られており、酸味などもほとんどなく濃厚なコクを味わえるヨーグルトなんです。
乳酸菌の数は「1cc中に驚異の15,000億」
容量は「300g」で、値段は「350円」とリーズナブルな価格で拘り過ぎた「特別牛乳のヨーグルト」が食べられるなんて、もう最高です!
・添加物一切不使用
・プロバイオティクス乳酸菌で消化の良いヨーグルとになっている
・サラッとしたのどごしで、濃厚なコクが味わえる
・乳酸菌の数は「1cc中に驚異の15,000億」
※プロバイオティクス乳酸菌は「ストレプトコッカス・テルモフィアス、ラクトバチルス・ブルガリカス、ラクトバチルス・ラクティス、ラクトバチルス・アシドフィラス、ビフィドバクテリウム・ラクティス」を使用しています。
クローバー牧場(京都府木津川市)の営業時間や定休日について
今回訪問した「クローバー牧場」さんは京都府木津川市にある牧場です。
直売所があり、営業時間は「10時~18時」で、定休日は「年中無休」となっています。
公式サイトから通販も可能で定期販売も受け付けています。また「ふるさと納税」でも入手可能となっています。
めったに入手できない「幻の牛乳」ぜひ一度飲んでみていただきたいです。
クローバー牧場(京都府木津川市)への行き方
では、全国に4社しかない特別牛乳の生産者「クローバー牧場」さんへのアクセス方法を紹介します。
京都市内からだと距離がありますが「第二京阪」と「山手幹線」を使っていくと比較的楽に行くことができるようになっています。
自家用車での行き方
京都府木津川市なので京都市内からであれば「第二京阪国道」で一度「京田辺」まで行くと便利です。
松井山手の駅前を通る「山手幹線」で東へ、京都府道22号線が道も広くてスムーズに近くまで行くことができます。
府道22号で「同志社大学」を通り過ぎた交差点(同志社南交差点)で左折(東へ)。
JR・近鉄京都線「三山木駅」の前を通って国道24号線へ向かいます。
国道24号線では右折(井手町役場前)です。※ここまでのルートはこちらを参照※
国道24号線の「フレスコ」が見えたら左折(JR奈良線「木津駅」手前)、細い農道を進んでいくと「木津駅」東口へ回り込めます。そこから駅とは反対の坂道を上がる方へ左折です。
まっすぐ行くと「城山台公園(大仏鉄道公園)」のT字路へ至るので右折、梅谷の交差点で左折するとパン屋「レガル」やラーメン店「無鉄砲 本店」の前を通って東へ直進します。
途中で「灯油」と看板があるY字路に至るので左へ、細い道の先にクローバー牧場の看板が見えてきます。※ここまでのルートはこちらを参照※
バス(奈良交通)での行き方
公共バスは奈良交通が近くまで行っています。
奈良交通「浄瑠璃寺口バス停」からなら徒歩5分です。
JR関西本線「加茂駅」東口から「109、209系統」で行くことができます。
近鉄「奈良駅」からなら奈良交通バスが近くの「浄瑠璃寺口バス停」まで行っており、そこから徒歩5分です。その場合は、JR奈良駅(西口)から「加茂駅行き」バスに乗ってください(108、109、208、209系統)。
全国に4社しかない特別牛乳の生産者「クローバー牧場」さん、行くのは大変かもしれませんが、その分の価値がある特別牛乳を飲むことができますよ。
特別牛乳「想いやり牛乳」(中札内村レディースファーム・北海道)
特別牛乳「サングリーン」(雪印こどもの国牧場・横浜市)
特別牛乳「ジャージー牛特別牛乳」(白木牧場・福岡県)