今回の「京都案内」は地域のために何かできないかと始められた駄菓子屋さん「駄菓子屋てらちゃん」です。龍安寺参道商店街という「龍安寺駅」からすぐ近くなのに、ほぼ知られていない駄菓子屋さんです。
2014年オープンで地域の子供に居場所をという気持ちで開業されたお店です。
京都にこんなものがありました
今回の「京都案内」は、普段から京都の裏道を歩いていて見つけたものをツラツラと書いていくシリーズです。
京都中を見て回っていると、紹介できなかったものや、実際に立ち寄ったりまでできなかったお店などが結構あります。
そういったものを「あったよ」的に紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは「駄菓子屋てらちゃん」というお店です。
龍安寺駅すぐ近くの裏路地にある「ほぼ知られていない駄菓子屋」さんです。
駄菓子屋てらちゃん
「こんなところに駄菓子屋さんがあるとは・・・・」
思わず出た言葉ですが、ここは龍安寺駅から北へ徒歩1分くらいの場所です。
「龍安寺参道商店街」という駅前の商店街があるのですが、そこの細い路地裏にお店がありました。
商店街にある「お食事処あいおい」さんの北側にある筋を西に入ると「駄菓子屋てらちゃん」がありました。
看板がなければ完全にスルーしてしまうようなお店です。
こちらは家主の寺島加津雄(てらしまかづお)さんが自宅を改装して、地域の子供の「居場所」にするために始めた駄菓子屋さんです。
もともと駄菓子屋さんというわけではなく、染色職人をされていたのですが、定年後に少子高齢化が進む地元のために何かできないかと、自宅玄関を改装して駄菓子屋さんのスペースを作ったのです。
2014年11月にオープンしており、スナック菓子やガムにアイスなど5円~100円の駄菓子を売っています。
こうやって、地道に地域に貢献できないかを考えて実行に移すのは難しいことですが、それを実際にやっている方もいるわけです。
利益はもちろんほとんどないそうですが、なんとかしたいという気持ちが活力源なんだと思います。
このブログも「地域振興」を目標に開設されましたが、もちろんどこからも何ももらっていません。地域に活力が欲しいから続けているだけで、この「駄菓子屋てらちゃん」さんと考えは同じです。
京都府京都市右京区龍安寺五反田町19
営業時間:10:30~17時
定休日: