割烹 喜多 – 松原 / 舞妓だけが食べていた一般非公開の天むす

3.5


一般非公開だった天むすのお店

一般非公開だった天むすのお店

【実食レビュー】京都市下京区の松原商店街で新店探しをしていたところリニューアルした和食のお店「割烹 喜多」さんに立ち寄る機会がありましたので紹介します。祇園の舞妓さんだけが食べていた一般非公開の天むすをお昼に販売している割烹です。
このお店のチェックポイント!祇園の舞妓さんだけが食べていた一般非公開の天むす「割烹 喜多」
・和食割烹
・祇園の有名割烹で修行した店主さんのお店
・その割烹で舞妓さんへのお礼に渡していた「天むす」を昼にテイクアウト販売
・開業日は2017年8月
・2024年2月21日にリニューアルオープン
・お店の場所は京都市下京区(松原商店街)
・リニューアルで夜の割烹営業でカウンター席が7席に増加
・昼京都の飲食新店を10年以上食べ歩いてきた私の経験では費用(食事予算)は300円~1000円程度
・地元の方や観光客向け
・駐車場なし、駐輪場なし

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割烹 喜多 さんは何のお店?


【京都】割烹 喜多 - 松原商店街

【京都】割烹 喜多 – 松原商店街

京都市下京区で飲食新店探しをしていたら松原商店街にリニューアルしたお店がありました。調べてみたところ「割烹 喜多」さんというお店です。

開業は2017年8月と前のことですが、2024年2月21日にリニューアルオープンして内装が変わり、夜の割烹営業でカウンター席が4席から7席に増加していました。

以前から昼は「天むすのお店」として営業、夜は予約制の割烹として営業していたお店で、それはリニューアル後も変わりないそうです。

今回はお昼の天むすに注目!

その天むすとは、店主さんが修業した祇園の有名割烹「ぎおん 阪川(平成9年創業)」で、当時は祇園の舞妓さんだけが食べていた一般非公開の天むすでした。

花街では舞妓・芸妓さんの踊りの公演がある時に、お店はよく来てくれる舞妓・芸妓さんに「お部屋見舞い」としてお礼をしにいくことがあり、その際に差し入れとして持って行っていた「天むす」を「割烹 喜多」さんではお昼に販売しているのです。

※この記事は2024年4月13日に取材して2024年4月16日に投稿されたものでメニューや値段は当時のものです。
※お店の方にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。

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メニューと値段


昼の天むすメニュー(割烹 喜多)

昼の天むすメニュー(割烹 喜多)

割烹 喜多 さんのお昼の天むすメニュー(2024年4月16日時点)は「海老天むす・穴子天むす・鯛天むす・帆立天むす」など。価格帯はどれも1個300円なのでリーズナブルな値段のお店です。

定番は「海老天むす・穴子天むす」などだそうです(食材は季節に応じて変わります)。

訪問時の「天むす」メニュー

海老(300円)

鯛(300円)

穴子(300円)

イカ(300円)

帆立(300円)

タラ(300円)

明太子(300円)

しいたけ(300円)

鮭(300円)

ホタルイカ 季節限定(300円)

筍 季節限定(300円)

だし巻(200円から)

※値段は税込み価格です。

※メニューと値段は取材時点のものです。

割烹 喜多「天むす」の感想


舞妓さんのため京都独特の天むす

舞妓さんのため京都独特の天むす

割烹 喜多 さんの「天むす」は、京都の舞妓さんのために京都独特の工夫がされています。

一般的な天むすと言えば、おにぎりに天ぷらがのったスタイルで1981年に名古屋の「元祖天むす 千寿(せんじゅ)」が売り出して全国的に広がった食べ物です(千寿は三重県に本店があり、名古屋はのれん分け店)。

京都の天むすは舞妓さんや芸妓さんでも食べやすい俵型をしていて、天ぷらもサクサクとしたものではなく食べやすいようにシットリとしているのが特徴です。

とっても柔らかい天むす

とっても柔らかい天むす

サイズも大きすぎず小さすぎずです(祇園では舞妓さんのおちょぼ口でも食べやすく小さく作っていたそうですが、それよりも少し大きく作っているそうです)。

味付け「ぎおん 阪川」で作っていたそのままとのことで、天ぷらは自家製の天つゆ(一番出汁・みりん・醤油・砂糖)にくぐらせてあり、とてもシットリとフンワリとしています。

ご飯も銅製の羽釜で炊くというこだわりで、形がくずれないようお米も選んでいるそうです。

食材の「海老・鯛・穴子・イカ」も京料理の技術でとても食べやすく柔らかく仕上げてあり、食材も味付けも京都らしい味わいでパクパク食べれちゃう天むすでした。

職人さんの腕前と食材の良さを気軽に味わえるお店だと思いますので、お近くの方に限らず観光で京都に来られている方も京都の味を味わいに行ってみてください。

営業時間 / 定休日 / 行き方

それでは、最後に「割烹 喜多」さんの最寄り駅や行き方(アクセス方法)に営業時間や定休日などの詳細情報です。

この「割烹 喜多」さんの場所京都府京都市下京区の松原商店街です。最寄りの駅は五条駅で、最寄りのバス停は西洞院松原バス停バス停情報)です。

住所でいえば「〒600-8459 京都府京都市下京区天神前町 340」で、大きな地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(地図が開きます)。

営業時間と定休日(割烹 喜多)

営業時間と定休日(割烹 喜多)

記事掲載時に確認した京都「割烹 喜多」さんの営業時間は「10時30分~14時(平日)・10時~14時(土曜)・10時~16時(日曜)」で、定休日は「月曜日・火曜日」ですが、営業時間と定休日は「公式」もしくは「地図」でご確認ください。

※営業時間や定休日はお店の都合で変更になっている場合がありますので公式がある場合は直近の情報を必ず確認してください。
※売り切れ終了で閉まっている場合もあります。

割烹 喜多 さんに駐車場・駐輪場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください(地図)。

駐輪は店頭に停められるスペースがありました。

店舗情報(クリックでオープン)
店舗情報
店舗名 割烹 喜多
オープン日 2024年2月21日オープン
ジャンル 和食
食事予算 300円~1000円程度
営業時間 10時30分~14時(平日)・10時~14時(土曜)・10時~16時(日曜) ※公式で要確認
定休日 月曜日・火曜日 ※公式で要確認
駐車場・駐輪場 なし
住所 〒600-8459 京都府京都市下京区天神前町 340 松原通, 西洞院西入
地図 こちらをクリック(地図)
最寄り駅 五条駅
最寄りバス停 西洞院松原バス停(バス停情報
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※営業時間と定休日は取材時点のものです。臨時休業の場合もありますのでご注意ください。

公式SNS

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※訪問の際は必ず公式で営業日をご確認ください。
※年末年始は休業の店舗が多いため、必ず公式で営業情報を確認してから来店してください。

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京都の新しい飲食店や京都を紹介するブログ「京都のお墨付き!(osumituki.com)」は2013年から飲食新店情報や京都のお出かけ(街歩き)情報を10年以上記事にしている京都市在住「ノーディレイ」により運営されています。毎日の京都街歩きで見つけて掲載したグルメ(飲食新店)は3500軒以上(街ネタを含めると4700件以上)ある新店ハンターの先駆けです。特に京都のラーメン新店やカフェ新店の情報は掲載が速いことで知られています。X(旧Twitter)のフォロワーには京都の飲食店経営者やマスコミ関係者が多く京都のグルメ情報の情報源(一次ソース)ブログとも言われています。

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