京都の丸太町駅すぐ近くの洋食店「洋食 白扇(はくせん)」紹介です。建物は昭和レトロを感じる佇まい、看板建築なので昭和(戦後すぐ)くらいの建物に見えます。メニューはシンプルに洋食ランチとカレー。洋食ランチも700円からとリーズナブルです。
洋食 白扇(京都・丸太町)
京都御苑のすぐ近く、丸太町駅から徒歩2分のところに「洋食 白扇(はくせん)」があります。
昭和の洋食レストランで建物は看板建築、トリコロールのサンシェードが歴史を感じさせる建物です。
ちなみに看板建築というのは中身は和住宅で見た目だけを洋風にした建物のことです。だいたい、大正から昭和初期の建物に多い形態です。
今はないけど、かつてはサンシェードの上に「レストラン白扇」という白い看板がコカ・コーラのロゴ入りで設置されていました。電話番号入りで局番無しの「231-6617」とも書かれていたのでかつては出前もやっていたのでしょう。
昔の看板には「レストラン白扇」と書いてありましたが(2009年頃まで存在)、皿には「グリル白扇」との表記があり、皿にはもう1種類あってそちらには「レストラン白扇」との表記があります。
ネット地図では「洋食 白扇」となっているなど表記にはブレがあります。
私がお店に入店して感じた雰囲気(店内)は?(コロナ対策など)
店内には2名テーブルが2卓、4名テーブルが3卓、カウンターもあるけど使われていません。
外から斜光が差し込む店内ですが、やや暗さを感じます。
広さは八畳くらいでしょうか、そこにテーブルが所狭しと並んでいました。
店内の壁にはメニューが貼りだされており、昔の観光地の写真が飾られています。
ヤカンとストーブが昭和らしく、天井から垂れ下がる電気ライトも歴史を感じるものでした。
コロナ対策はほぼなし、マスク着用しているくらい。
厨房にはご主人、フロアは奥様の二人体制でお二人ともかなりの大先輩(高齢)です。
このお店のランチメニューは?
※2021年夏頃に価格改定が行われました。
トンカツ定食(1200円)
Bランチ定食(1200円)
サービス定食(700円)
ハンバーグ定食(950円)
カツカレーライス(700円)
レストラン白扇のメニューの種類はあるのですが、盛り合わせが少し違うくらいなので大きな違いはありません。
値段の差は量が多いかそうでないかくらいで、洋食ランチとカレーのお店と思えば良いと思います。
量は少なめでも色々食べたい場合は「サービス定食」がお薦めです。
実食レビュー
今回は「サービス定食(700円)」を注文しました。
内容は「エビフライ・ハンバーグ・ひとくちカツ・ビーフのオムレツ・ナスのフライ・サラダ・ライス・味噌汁・一品」という構成。
種類は多いですが、ひとつずつは少し小さめです。
量はそんなに多くないので本気だしたら2分以内に食べ終わるかもしれません。
ご飯は少しぬるめ、個人的にはこの倍の分量を食べたいところです。
お料理は手作りの洋食で既製品でないのが良いですね。
エビフライは筋を切って伸ばしたものでかなり細長かったです。
玉ねぎに揚げ物の炊いたんと漬物が付いて、味噌汁とライスもセットで値段は700円とリーズナブルです。
ただ、前述のように量は多くないのですぐにお腹が減りました。
なので、学生さんとかにはお薦めはしません。
このお店への行き方は?(駐車場の有無など)
場所は烏丸丸太町を西に入ったところです。
住所でいえば「〒604-0001 京都府京都市中京区丸太町通室町東入道場町3」で、地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(Google Mapsが開きます)。
京都府庁や赤十字病院が近いので、お客さんは旦那衆が多いようでした。
食事予算「700円~1500円」
ランチ営業「あり」
ディナー営業「あり」早めに閉まることもあります
営業時間「12時~20時30分」
定休日「日曜日」
駐車場・駐輪場「なし」
住所「〒604-0001 京都府京都市中京区丸太町通室町東入道場町3」
地図「こちらをクリック(Google Maps)」