京都の四条烏丸に「爆安の豚鍋ランチ」がありました。なんと、税込み1380円で普通だったら4000円くらいはする豚鍋のコースが食べほうだいなのです。もちろん品質もよく、出てくるものはデザート以外全部お代わり自由という驚愕のお店です。
最新情報:紹介したランチは2020年のコロナ禍でのサービス価格であり2024年時点でこのサービスが存在するかは確認できていません。
京都で爆安の豚鍋ランチを食べた話
2020年11月7日(土曜日)、京都の河原町を歩いていたところどこかの飲食店の前で店員さんから一枚のチラシを受け取りました。
時間はちょうどランチタイム、新型コロナの影響で飲食店は厳しいという中で、飲食店さんもお客を呼び込むのに大変だなと思い1枚受け取りました。
チラシを見ると「豚しゃぶ定食~ひとり鍋~」が昼は790円で夜は990円というお得な値段です。
とはいえ、ランチで800円程度はよくある話。
ふむふむ、豚鍋ランチが790円か悪くはないけどね~
と思ったら!?
なんと、裏面に豚鍋ランチコースが1380円(通常3980円)と書かれていたのです!
店員さんが言うには・・・・
「食べほうだいです」
とのこと(チラシには書いてない)。
いやぁ、豚肉とはいえそんな値段で食べほうだいはないだろ・・・・
と思ったのですが、ここは騙されたと思って入ってみることにしたのです。
そのお店とは・・・・
京都の四条烏丸にある「豚しゃぶ 英(ひで)」というお店です。
豚鍋ランチコースが1380円(通常3980円)はすごかった
お店は四条通から高倉通を下がったところの東側です。
建物の2階であまり目立たないけど、店内は広く居酒屋みたいな雰囲気のお店です。
店員さんもキビキビしてるし愛想も良く、ひとりで入店すると6名テーブルに通されました。
愛想の良い女将さんが「たくさん食べてねぇ~」とか「おかわりしてねぇ~」とか言う中で、その豚鍋ランチコースが1380円(通常3980円)を注文。
聞いてみると、内容は・・・・
オモニのキムチ、白ごはん、特選豚しゃぶ、阿波尾鳥、鶏つくね、野菜盛り合わせ、特製たまご麺、雑炊、日替わりデザート
とかなりの品数です。
これ「食べほうだい」でなくても1380円は絶対に安いです。
次々と料理が運ばれてきて、並べてみたのが上の写真です。
これが・・・・
1380円(税込み)ポッキリ!
それも・・・・
食べほうだい!(デザート以外なんでもOK)
というものすごい内容です。
鶏のつくね
最初は「鶏のつくね」から入れてくださいねということなので、竹に入った鶏つくねを鍋に投入!
竹ヘラで一口ずつ入れていきます。
少し時間がかかるので、次の皿も入れていきましょう!
特選豚しゃぶ、野菜盛り合わせ
次に「特選豚しゃぶ、野菜盛り合わせ」です。
豚肉も見た目でちゃんとしたものであることが分かりますし、他にも「厚揚げ、ホウレンソウ、レタス、豆腐、しめじ、もやし、春雨」が大量に入っています。
肉も量が多いのですが、これが肉だけでもお替り自由というのが驚きです。
この「特選豚しゃぶ、野菜盛り合わせ」も鍋に投入して食べていきます!
味付けは「ポン酢、ゴマダレ、アンデス塩」など。
豚肉は風味がよく、ほんのり脂の甘味もあってドンドン食べられます!
嬉しいのは肉だけお代わりでも良いということです。
肉をお代わりすると、同じ分量でお肉だけ運ばれてきました。
出汁も言えば継ぎ足してくれますし、採算度外視とはこのことを言うのだと思いながら爆食いします。
阿波尾鳥
徳島県のブランド鶏「阿波尾鳥」も食べほうだい!
あの「名古屋コーチン、比内地鶏、薩摩地鶏」よりも出荷数が多いという鶏の品種です。
徳島県を代表する地鶏が・・・・
食べほうだい!
ありえないですが、これで1380円です。
特製たまご麺
豚肉も鶏肉も野菜もたらふく食べて満足!
じゃ、そろそろ麺を投入しましょう。
この値段で普通は麺とか付かないですよね。
でも、まだあるのです・・・・
雑炊
先ほどのコース全体の写真にまだ写っていなかったものがあります。
それが・・・・
雑炊
です。
卵と味付け海苔とライス!
もちろん、これを食べても1380円です。
鶏肉と豚肉でお出汁が出ているので、そこにライスを投入して卵でとじます。
さすがに雑炊まで食べたらお腹パンパンです。
でも、まだあります!
日替わりデザート
女将さんが「お粗末ですが・・・」と持ってきた「日替わりデザート」です。
いえいえ、お粗末ではありませんよ。
こし餡の団子にフルーツ、お口がサッパリしましたよ。
爆安の豚鍋ランチ「豚しゃぶ 英(ひで)」営業情報
いやぁ~、さすがにこの品質とこの量で「食べほうだい」が税込み1380円というのは・・・・
驚きでした。
さすがにこれはちょっと他の店では真似できない内容です。
安いのはランチ時間帯(11時~14時)限定ですが、3980円のコースが1380円になるので絶対にお得です。
女将さんに聞いたら「打倒コロナで(2020年の)年末くらいまではします」とのことなので、まだまだ食べるチャンスはありそうです。なお「食べほうだい」はチラシ記載はないので店員さんに確認した方が安心でしょう。
では、この「爆安の豚鍋ランチ」がある「豚しゃぶ 英(ひで)」の営業情報についてです。
場所は四条烏丸の大丸京都店の東側の道「高倉通」を四条通から下がったところです。綾小路通までは行かない手前の東側にお店があります。
階段上がって二階ですが看板あるので分かるはずです。
営業時間は今回の場合だと「11時~14時」ですが、夜も「17時~22時」で営業していて、夜は食べほうだいではありませんが「豚しゃぶ定食」が990円であるのでそれを食べるのもアリかと思います。
休みはないみたいで、食べほうだいランチがあるのは平日も土日祝も関係ないみたいでした(食べたのは土曜日です)。
京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。