京都府京丹後市で飼育された和牛「京たんくろ和牛」が2020年9月5日放送の『満天☆青空レストラン』で紹介されることになりました。短角牛と黒毛和牛を合わせた最強の牛「京たんくろ和牛」を京都市左京区の「南山 本店」で食べて来たので紹介します。京都市内で「京たんくろ和牛」が食べられるのはこの1店舗だけです。
京都府京丹後市産「京たんくろ和牛」が『満天☆青空レストラン』で紹介
日本中の食材を紹介する人気番組『満天☆青空レストラン』2020年9月5日放送で、なんと京都産の牛肉が紹介されます。
その牛肉とは・・・・
京たんくろ和牛
京都府京丹後市で飼育されている年間で僅か40頭しか出荷されないという希少牛のことです。
この超希少和牛「京たんくろ和牛」は、岩手の赤身肉「短角牛」を母に黒毛和牛を父に交配させた新種で、赤身がやや強めながら程よいサシの入った国産和牛のことです。
そして、京丹後の美しい牧場で自給の牧草と飼料米で育った京都の赤身和牛でもあります。
番組では、MCの宮川大輔さんとゲストの朝日奈央さんが、「京たんくろ和牛」を育てている「山と海with日本海牧場」を訪問。
丹後王国「食のみやこ」でこの希少な「京たんくろ和牛」を食べつくすという内容になっています。
京たんくろ和牛ってどんな味の牛肉?
では、この超希少和牛「京たんくろ和牛」とはどんな味のする牛肉なのでしょうか。
上の写真が実際に食べた「京たんくろ和牛」で、今回は「ロース、みすじ、イチボ」の3部位を食べてきました。
ちなみに左上のは「十勝若牛」で、右上のは説明はなかったのですが「短角和牛」っぽかったです。
京たんくろ和牛(ロース)
まずは、京たんくろ和牛のロースを食べてみました。
赤身牛ではあるのですが、ロースはサシも多くまろやかでジューシーなお肉です。
牧草とお米で育っているのに日本人好みのマイルドな牛肉の風味が素晴らしいです。
霜降りロースなので軽く焼いてジューシーさを楽しみました。
でも、そんな脂っこくないのがとても良いです。
柔らかいので簡単にかみ切れるし、口の中でとろけつつ、赤身肉の食感もあってとっても美味しいです。
京たんくろ和牛(みすじ)
さて、次は京たんくろ和牛の「みすじ」を食べてみます。
肩から足にかけての部位のことです。
牧場で育った牛なので適度な運動量があり、少し引き締まった食感です。
ロースとは違って、いかにも赤身肉という牛のコクを感じます。
軽くサシが入っていますが、ほぼ赤身肉ですね。
個人的にはこの「みすじ」がご飯と一緒に食べるには一番合っているなと思いました。
やっぱりライスには赤身肉という感じですが、京たんくろ和牛のように風味の良い赤身肉で食べるとなおさらライスが進みます。
京たんくろ和牛(イチボ)
さて次は京たんくろ和牛の「イチボ」で、これは尾っぽの付け根のところのお肉です。
サシがまったく入っていない赤身肉そのもので、焼いてみるとさらにワイルドな香りがしてきました。
少し粗めの食感で、いかにも赤身肉らしい濃厚な味わいが特徴です。
イチボはロースよりは強めに焼いていただきます。
普段、スーパーで買う焼肉用のお肉とは当然ですが風味が違います。
かといって、高級な霜降り牛肉とも違って、程よいサシと赤身がバランスよく味わえるお肉が「京たんくろ和牛」と言えそうです。
京たんくろ和牛 は京都市内でも食べられる!
先ほど、この「京たんくろ和牛」は京都市内で食べたと書きました。
番組(満天☆青空レストラン)では、丹後王国「食のみやこ」で食べているようなのですが、丹後王国「食のみやこ」では、この「京たんくろ和牛」をメインには扱っていません。
公式サイトの「京たんくろ和牛が食べられるお店」にも丹後王国「食のみやこ」は掲載されていません。
宮津市だと「天橋立ワイン ワイナリーレストラン」が、舞鶴市だと「エムズデリ」が掲載されています。
京丹後市だと旅館で提供されているのがほとんどで、さすがに気軽に食べに行ける場所では「京たんくろ和牛」はないのでしょうか・・・・。
いえいえ!
京都市内で食べられます!
実は、京たんくろ和牛 が食べられるお店は京都市北区にあります。
それが北山通にある「南山 本店」さんです。
一乗寺の焼肉「いちなん」さんのご親戚で、実はここは超希少和牛「京たんくろ和牛」をメインに扱っている唯一の焼肉レストランなんです。
京たんくろ和牛 が食べられるお店は京都市北区「南山 本店」
実は超希少和牛「京たんくろ和牛」をメインに扱っているのは京都市北区「南山 本店」さんだけです。
とても大きなお店で大人の雰囲気漂うお店ですが、お値段はお気軽で嬉しいお店です。
建物は和風、今は滋賀県の水源寺ダムにかつてあった築300年の農家を移築したという建物で焼肉を食べられます。
ランチメニューにも「京たんくろ和牛」があるのはさすが京都市内唯一の「京たんくろ和牛」専門の焼肉店です。
とはいえ、近江牛や赤身牛も扱っていて、「京たんくろ和牛」が含まれているのは「南山ごちそうランチ(3000円)」というメニューです。
ごはんは大盛無料、おかわりは1杯まで無料、サラダとスープとキムチが付いています。
お肉は「京たんくろ和牛、短角和牛、十勝若牛」が150gの特選盛りになっています。
年間40頭しか出荷しない超希少和牛が3000円のランチなんです!
これって、めちゃくちゃお得だと思います。
ちなみに、京たんくろ和牛はお弁当でも食べることができます!
お店の地下では、京たんくろ和牛の精肉販売、京たんくろ和牛の弁当の販売しているんです。
京たんくろ和牛の弁当は2300円と3400円の2種類あります。
先ほど、「南山ごちそうランチ(3000円)」というメニューを紹介しましたが、安かったですよね?
上の写真をよく見てください。
実は「京たんくろ和牛」って「近江牛」より安いんですよ。
えぇぇって感じですが、霜降りが少ない赤身肉という特性のため牛肉としては他より安く売られているんです。
それでも年間40頭の希少牛!
なおさら食べておくべきだと思いませんか?
地下の精肉店では、京たんくろ和牛(ウチハラミ)が100gで1300円で販売されていました。
あと、贈答用ギフトなども販売しているので、大事な人へのお歳暮とかにもいいかもしれません!
2020年9月5日放送の『満天☆青空レストラン』で紹介されると入手困難になると思われますので、ぜひお近くの方はお早めに足を運んでみてください。
京たんくろ和牛 が食べられる「南山 本店」営業情報
では、京たんくろ和牛 が食べられる「南山 本店」さんの営業情報や場所についてです。
お店は北山通沿い、地下鉄で行ける立地で「北山駅、松ヶ崎駅」が最寄駅になります。
駐車場もあるので自家用車でも行くことができる大きなお店ですが、電車で行けるのが良いですね。