2020年7月26日に二条城の東側エリアで新店オープンした蕎麦専門店「蕎麦たつ市」は私が追い求めていた理想の蕎麦を食べられる京都でも数少ない名店です。まだオープンしたばかりですが、すぐに超人気店になると思います。
2020年7月26日オープン 蕎麦たつ市
私は蕎麦が好きでよく食べに行きます。
特に蕎麦が好きで、十割でも二八でも「ソバ」という植物の力強さを味わえる蕎麦を好んで食べています。
しかし、美味しい蕎麦は数多くあっても「満足できた、また食べたい!」という蕎麦にはなかなか出会うことがありませんでした。
でも、そんな蕎麦を出すお店があったのです。
それが二条城すぐ近くにある「蕎麦たつ市」さんです。
オープン日は2020年7月26日で新店オープンしたばかりのお店です。
では、ここではどんな蕎麦を食べることができるのでしょうか?
このお店の雰囲気は?
まずはこのお店の雰囲気を紹介しましょう。
お店は元は京都の立派な商家でしょうか、古くとも明治時代にはあったと思われる大きな歴史を感じる建造物です。
奥行と横幅もある京都では大きな古民家を使っていて、店内も広く快適。
また、バイトの子も複数名おり、一度に複数の来客でも対応できています。
接客も問題なく、気持ちよくランチタイムを過ごすことができるお店です。
このお店のメニューは?
お店のメニューは蕎麦の「温・冷」、冷たい蕎麦は「ざる、とろろ、おろし、辛み大根、ねばねば、鴨と九条ねぎ、天ざる」となっています。
この構成で私が感心したのが、天ぷらを前面に出していないことです。
天ぷらは確かに美味しいし、蕎麦に合いますが、蕎麦本来の味をいかに味わうかということにこだわるのであれば「天ぷら」は必須ではないのです。
そして、特筆すべきは「ざる」の値段です。
ざる1枚が800円です。
これはとても安いです。
温かい蕎麦のメニューもいい感じです。
冷やしとは全然違う、温だからこそ食べたいメニューを厳選しています。
今回は「冷やし」で「ざる」を注文したのですが、上のメニューには掲載されていない「十割そば(1000円、30食限定)」で注文してみました。
ということで、こちらが「十割そば(1000円、30食限定)」です。
岩塩とつけ汁、それに本わさびと薬味、必要なものはすべて揃っています。
そして、特筆すべきはこの分量。
蕎麦の店って、びっくりするくらい量が少ないお店がありますが、ここはそんなガッガリ店ではありません。
蕎麦もかなりいい!
ツルツルでもなく、ツヤツヤでもなく、ガッチリとした歯ごたえの「蕎麦の強さ」を感じる麺に仕上がっています。
これ・・・・そのまま食べても完璧旨い!
まったく文句も出ない完ぺきな蕎麦です。
つけ汁も完璧!
ほんのり甘くて、出汁の効いた辛すぎない絶妙な味わいです。
ちなみに、浮いているのは卓上にある(好きなだけ使える)「かつお天玉」というやつです。
だしかつをを粉末にして揚げ天に混ぜたもので、これがまたお淑やかなんだけど、つけ汁に入れた途端に蕎麦を引き立てる名わき役に変貌するんです。
あまりにも美味いので二八蕎麦も注文!
十割より少し多めでさらにボリュームがありました。
こちらもいいですね~。
個人的には二八の方がさらに美味しく食べることができました。
十割と同じでパツンとした歯ごたえが心地よいのですが、二八特有の滑らかさ、さらにほんのり甘みも感じるバランスの良さが気に入りました。
蕎麦の力強さを残しつつ、舌ざわりと、小麦の良さをバランスよく調整した素晴らしい二八蕎麦です。
正直、ここまで美味い蕎麦は・・・・
なかなかありません!
まさに「お墨付き!」の逸品でございました。
このお店への行き方や営業時間は?
今回食べた「蕎麦たつ市」さん、いやはや本当にお薦めなので食べてみてもらいたいです。
場所は二条城の東側、油小路二条下ルですが、分かりやすくいえば「ANAクラウンプラザ京都」の東お向かいです。
まだ開業して日は浅いですが、この店は確実に名を馳せるはずです。
今のうちにお早めに、いちはやく食べに行ってみてください。
営業時間:11時30分~23時(L.O.30分前)
定休日:水曜日
公式Instagram:https://www.instagram.com/tatsuichi276/
京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
主に関西の新店・リニューアルオープンをご紹介します。店舗などをまとめ、それを参考に商品開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。