KARINTO BASE – 京都・南丹市 / 月に1日だけ営業

今回の「京都カフェブログ」は京都府南丹市日吉町四ツ谷にあるオシャレカフェ「KARINTO BASE」さんへ行って来ました。こちら、毎月25日のみ営業で、かつ秘境カフェという到達難易度高めのカフェですが、コーヒー1杯200円だったりとなかなか興味深いカフェでした。

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毎月25日のみ営業のカッコいいカフェ「KARINTO BASE」へ行って来た


月に1度の「KARINTO BASE」営業日に南丹市日吉まで行って来ました

月に1度の「KARINTO BASE」営業日に南丹市日吉まで行って来ました

今回の「京都カフェブログ」は、月に1日だけ営業する幻のカフェへ行って来ました。

場所は「京都府南丹市日吉町四ツ谷」というところ。

たぶん、ほとんどの方は「どこだよ?」と言うと思いますが、南丹市街地の北側で、京北の東側の山林地帯にある集落です。

手っ取り早く、以下の地図を見てもらうと位置は分かりやすいかと思います。

山しかない山の中、こんなところにカフェがあるのかと不思議に思われるかもしれませんが、実はこの四ツ谷地区だけで3軒ものカフェがあるのです。

そして、そのいずれもオシャレなカフェばかりだという・・・・

まさに隠れ秘境カフェ密集地帯なんです。

・KARINTO BASE(毎月25日のみ営業)
かしゅかしゅ(2019年6月8日オープン)
・おかげさんで(古民家ドッグカフェ)

では、この「KARINTO BASE」さん、どんなお店かというと、これも写真を見ていただくと分かりやすいかと思います。

↓ こんなお店です ↓

KARINTO BASE の店内、只者ではない雰囲気が漂います

KARINTO BASE の店内、只者ではない雰囲気が漂います

山奥にこんなかっこいいカフェがありました(KARINTO BASE)

山奥にこんなかっこいいカフェがありました(KARINTO BASE)

こちらの「KARINTO BASE」さん、分かりやすく言えば「資材置き場」とか「田舎の町工場」みたいないろいろな工事道具とか古い自転車やラジオとかがたくさん置かれているのですが、その全てが緻密な計算のものと配置されているので、廃材ばかりなんだけど・・・・

なんかカッコいい「カフェ」

なんです。

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KARINTO BASE は廃材を巧みに使ったオシャレカフェ


廃材を巧みに使った店内、全体調和が成立した世界観です(KARINTO BASE)

廃材を巧みに使った店内、全体調和が成立した世界観です(KARINTO BASE)

KARINTO BASEさんの店内は、どれも廃材が使われて作られているのですが、ひとつひとつは廃材でも、全体で見ればひとつの作品になっているという「全体調和」のカフェだと言えます。

こちら、本来は「karinto アップサイクル製作所」という木工や鉄工でいろいろと作ってしまうお店なのですが、前述のように毎月25日だけカフェ営業をされています。

お店のデザインや工事もされていて、徒歩1分のカフェ「かしゅかしゅ」さんも、実は「karinto アップサイクル製作所」さんが工事したのだそうです。

アイスコーヒー(クッキー付き)が250円、プリンも200円、安すぎか

アイスコーヒー(クッキー付き)が250円、プリンも200円、安すぎか

カフェではホットとアイスのコーヒー、アイスカフェオレやコーヒーフロートもあります。

値段はホットコーヒーが200円から、なんかすごい安い値付けのような気がしますが、私はこの値付けには賛同です。

前にも書いたことがありますが、田舎であるほど物価は安くあるべきなのです。

田舎ではスーパーの食料品は運搬費がかかるので少し高くなるのが普通ですが、田舎だからこそできる工夫で飲食店は値段を安くしたり、商品価値を高めることができるからです。

場所代も安いし、野菜は安く豊富に入手可能、田舎だからこそできるビジネスがあるはずなんです。

しかし、実際には行くのが大変な場所なのに、値段だけはご立派という飲食店が多々あります。私には「KARINTO BASE」さんのこの値付けにはそういうものへの反骨心を見た気がしました。

昔懐かしい味わいのプリン(200円)すごく美味しいです

昔懐かしい味わいのプリン(200円)すごく美味しいです

コーヒーもハンドドリップ、しっかりとした仕事を感じるコーヒーです

コーヒーもハンドドリップ、しっかりとした仕事を感じるコーヒーです

KARINTO BASE メニューと値段


コーヒーは200円から、お菓子までついて価値あるお値段です

コーヒーは200円から、お菓子までついて価値あるお値段です

先に書きましたが「KARINTO BASE」さんのメニューと値段についてです。

ホットコーヒーは200円、アイスコーヒーでも250円と驚く値段になっていました。

本来はこういった利益の出ない商売はすべきではないと思いますが、前述のように私はこの値付けで良いと思います。

田舎の小さな集落で飲食店をする場合、外部からのお客さんを呼び込んで商売をすることを前提にすべきだからです。

山村で地元の方のみを相手に商売をしても売上は上がりません。それよりも、外部の方を呼び込めるような価値や話題を商品にしていくことが大事だと思うからです。

そして、そういった試みが結果的に地域全体の利益になっていくはずだと信じているからです。

ホットコーヒー 200円
アイスコーヒー 250円
アイスカフェオレ 250円
コーヒーフロート 350円
キャラメルバナナのチーズケーキ 200円
プリン 200円

KARINTO BASE 営業時間やアクセス方法


KARINTO BASE、イッパツでは分からない外観となっています

KARINTO BASE、イッパツでは分からない外観となっています

この「KARINTO BASE」さんの全体写真はまだ掲載していませんでしたが、上の写真がそれです。

私は全く気が付かずに一度通り過ぎました。

しかし、通り過ぎた背中に強烈な視線を感じて振り返ると、店主さんがめっちゃこっちを見ていて気が付きました(笑)

この店主さん、ひと目で「只者じゃねーなー」と思ったのですが、その話は「かしゅかしゅ」さんの紹介に引き継ぎたいと思います。

なお、営業時間は「10時~16時」までです。

日吉四ツ谷郵便局の先にカフェがあります

日吉四ツ谷郵便局の先にカフェがあります

場所は府道19号(園部平屋線)の日吉四ツ谷郵便局の並びにありますが、京都市内からであれば一度「京北・弓削」まで行って府道19号に乗るのが一番速く付く方法です。

というのも、2019年6月現在で昨年の台風の影響もあって「京都市内~日吉は通行止め」になっているからです。

つまり、国道477号を使って京都市内から日吉の駅へと抜ける道は現状ないということになります。

そのため、南からであれば国道9号で園部まで行って日吉まで北上する必要がありますが、渋滞などもない京北・弓削経由が一番お薦めのルートです。

※こちらのカフェですが年内の営業が2020年10月25日で終了しました。また年明けに公式SNSで確認してください。

〒629-0322 京都府南丹市日吉町四ツ谷和田堰13−1(地図
営業時間:10時~16時
定休日:毎月25日のみ営業
公式Instagram:https://www.instagram.com/karinto_base/
京都カフェ
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京都の新しい飲食店や京都を紹介するブログ「京都のお墨付き!(osumituki.com)」は2013年から飲食新店情報や京都のお出かけ(街歩き)情報を10年以上記事にしている京都市在住「ノーディレイ」により運営されています。毎日の京都街歩きで見つけて掲載したグルメ(飲食新店)は3500軒以上(街ネタを含めると4700件以上)ある新店ハンターの先駆けです。特に京都のラーメン新店やカフェ新店の情報は掲載が速いことで知られています。X(旧Twitter)のフォロワーには京都の飲食店経営者やマスコミ関係者が多く京都のグルメ情報の情報源(一次ソース)ブログとも言われています。

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