京都市右京区、梅津段町から少し南西に入ったところにイタリアンのお店「Il Sole e la Luna (イルソーレ エッラルーナ)」が2020年11月1日に新店オープンしました。前菜盛り合わせ付き、生パスタを使ったボリュームのあるパスタはとてもコストパフォーマンスに優れていました。
2020年11月1日オープン Il Sole e la Luna (イルソーレ エッラルーナ)
京都市右京区の梅津段町を西へ、次の信号を南に下がったところにイタリアンの新店「Il Sole e la Luna (イルソーレ エッラルーナ)」が2020年11月1日に開業しています。
こちらでは1200円で「前菜盛り合わせ、パスタ」が食べられるというレストランで、食べに行ったところとてもコスパの良いお店でした。
麺は生パスタ、食材にもこだわっていて、パスタにはものすごいコダワリを感じました。
聞いてみると、店主さんは元は京都東山にあるイタリアンのレストラン(大手)で働いていたそうで、このたび独立開業されたとのことでした。
とっても気さくな方でフレンドリー。
お店も雰囲気が良く、すぐに人気が出そうなイタリアン新店です。
店内の様子は?
お店は店主さんのワンオペということもあり、客席数は少なめです。
入ると右に半個室な4名テーブル席が1卓、左にカウンターが4席ほど。
ひとり~2名程度で食べに行くのが良さそうですね。
カウンターは店主さんと向き合いながらになります。
今回はひとりでブラリと訪問したのでカウンターで店主さんと会話しながら食べて来ました。
ちなみに先客なし、後客はご家族連れ4人と男性1名でした。
カウンターには手指消毒液が設置してあります。
このお店のメニューは?
ランチは1200円でとてもお得でボリュームがあります!
これ、あくまでもランチのみの調べなのでディナーはまた違うと思います。
ランチは「前菜盛り合わせ」が付いたパスタで、パスタは3種類から選べるようになっていました。
たっぷりキノコのクリームソース ポルチーニ
ワタリガニのフレッシュトマトソース(+200円)
前菜盛り合わせ
まずは「前菜盛り合わせ」から出てきます。
パスタは少し時間かかるので(といってもそんなでもない)、前菜から食べていきます。
野菜料理のコントルノがメイン、キャロットラペなどとレタスが盛られていました。
一番左のは「フリッタータ」でイタリアの卵焼きですね。こちらも野菜が中に使われていました。
前菜の味付けもよく、1200円でこれでパスタも付いてくるのはとてもコスパに優れていると思いましたが、パスタはもっとコスト度外視になっていました。
豚のラグーソース 京もろみ
こちらはパスタの「豚のラグーソース 京もろみ」です。
豚肉がたっぷり、生パスタも100g(茹で前)でボリュームがあります。
太めのモチモチ麺はソースによく絡み、たっぷり入った豚肉はほのかに燻製風の香りがしていてとても美味しいです。
聞くと、京都の醤油屋さんの「もろみ」を使って豚肉を味付けしているそうです。それにチーズを組み合わせて燻製のような香りを引き出しているのだとか。
お肉これだけ入って、前菜もついて1200円は絶対にお得です。
ワタリガニのフレッシュトマトソース
こちらのパスタは「ワタリガニのフレッシュトマトソース」です。
追加で+200円(合計1400円)ですが、活けのワタリガニを使うコスト度外視のパスタになっています。
カニの身肉が散らしてあり、殻も入っていて見栄えも良いパスタです。
生パスタは淡路島の老舗「淡路麺業」のモチモチ生パスタを使用しています。
地中海の気候に似ているとされる淡路島で作られたパスタはデュラム小麦の中心部を使って、手打製法で作られるためモチモチ食感になっていました。
ワタリガニの身肉も香りよく、とても大満足のパスタでした。
このお店への行き方や営業時間は?
では、今回の注目店「Il Sole e la Luna (イルソーレ エッラルーナ)」の場所や営業時間についてです。
場所は京都市右京区の梅津段町から少し南西に入った飲食店や銭湯が並ぶ通りです。
梅津段町の交差点を西へ、3筋目を南に下がったところスグにお店があります。
地元の方以外はあまり行かないと思いますが、店主さんは「地元の方が食べに来やすいように」と場所と値段を決め、宣伝もしていないそうです。