京都・最強粉もん「べた焼き」が2020年3月5日放送の『秘密のケンミンSHOW』で紹介されるそうです。他にも「まんぼ焼き」に、京都のキャベツが入った「たこ焼き」も紹介されると予告されていました。では、この「べた焼き」と「まんぼ焼き」ってどんな食べ物なのでしょうか。お好み焼きとは少し違います。
最新情報:こちらの店舗は移転しています。2021年7月4日に壬生から四条大宮駅近くに店舗が引っ越ししています。
京都・最強粉もん「べた焼き」が『秘密のケンミンSHOW』で紹介
2020年3月5日放送の『秘密のケンミンSHOW』予告を見ていたところ、気になることが書かれていました。
京都秘密の味!最強粉もん登場
この「京都の最強粉もん」は、いわゆる「たこ焼き、お好み焼き」のことなのですが、どうやら京都の「べた焼き」と「まんぼ焼き」が紹介されるようです。
基本的に関西のお好み焼きというのは大阪のお好み焼きで「練りこみ」という「小麦粉に具材と卵を混ぜた生地」で焼くもののことです。
京都のお好み焼きは基本的には「べた焼」というやつで、小麦粉の生地を薄く焼いて、その上に具材を重ねて焼きます。広島風お好み焼きというのもこの京都の「べた焼き」に近いものです。
上の写真が京都の「べた焼き」です。
小麦粉の生地を薄く焼いて具材を重ねて焼いてあり、具材にはキャベツと麺と好みの具材を入れてあります。
この「べた焼き」というのは「お好み焼きの原型」と言われています。
では、もうひとつ書かれていた「まんぼ焼き」とはなんでしょうか?
これはJR京都駅の周辺(崇仁地区~東九条)で食べられているお好み焼きの一種で、べた焼きと同じように薄く焼いた小麦粉の上に具材を少しのせ、そこにソース味の「焼きそば or 焼きうどん」をのせ、さらに卵焼きをのせたものです。
べた焼きとの違いは「卵焼き」がのることで、べた焼きには卵は使いません。
まんぼ焼きを表現するなら「ソース焼きそばを小麦粉と卵焼きでサンドしたもの」というとわかりやすいでしょう。
京都で「べた焼き」を食べるなら「モッさんのべた焼」がオススメ
京都で「べた焼き」を食べるなら「モッさんのべた焼」がオススメです。
先ほど掲載した「べた焼き」の写真も・・・・
モッさんのべた焼
です。
※2020年3月5日放送の『秘密のケンミンSHOW』では紹介されませんが名店です。
こちらのお店ではソースで食べない「塩べた焼き」が名物(1150円)。
薄く焼いた小麦粉の生地に具材(すじ、いか、油カス、そば)をのせてあるもので、そばと油カスが表面でカリカリになるように焼いてあるのが特徴です。
それに塩味のマヨネーズがたっぷりかかっていて、その塩マヨネーズがめっちゃ美味しくて、さらにカリカリとした油かすとそばが香ばしい逸品です。
京都で「べた焼き」を食べるなら「モッさんのべた焼」で間違いないです。
京都で「まんぼ焼き」を食べるなら「山本まんぼ」がオススメ
京都で「まんぼ焼き」を食べるなら「山本まんぼ」がオススメです。
まんぼ焼きは京都では5店舗で食べることができるのですが、京都でなじみがあるものではないと思います。
まんぼ焼きは「ソース焼きそばを小麦粉と卵焼きでサンドしたもの」で、中身はほとんどソース焼きそばです。
アッサリした味わいで、具材にも豪華さはないですが、そこが京都らしい感じもします。
京都ではたこ焼きにキャベツ?
さて、2020年3月5日放送の『秘密のケンミンSHOW』予告ではもうひとつ気になることが書かれていました。
それが「京都ではたこ焼きにキャベツ?」です。
京都ではたこ焼きにキャベツを使うお店があります。
昔ながらの京都のたこ焼きを出すお店ではそうですが、数はそんなにないかなと思います。
家で焼くたこ焼きにも確かにキャベツを入れていたので、京都では「たこ焼きにキャベツ」を入れるというのは確かに言えることなのかもしれません。
以前は具材に「タコ、ねぎ、キャベツ、紅ショウガ、天かす」を使ったたこ焼きのお店が松ヶ崎の「きつね坂」にありました。
通称「きつね坂のたこ焼き屋」さんというのですが、2019年1月に48年間の歴史に幕を閉じたばかりです。
秘密のケンミンSHOW 2020年3月5日 予告
秘密のケンミンSHOW 2020年3月5日 予告は以下の通りです。
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