京都の「西陣」、最近は『ブラタモリ』でも注目された場所です。著名な場所ではあるのですが、京都の下町という感じで観光名所などはありません。しかし、その西陣になんとカフェなどが入った商業施設があると聞けば「え?どこ?」となるでしょう。
2019年1月オープン 西陣ろおじ
京都の地元「西陣」、2019年初頭に「西陣ろおじ」という商業施設が開業しています。
京町家の間にある「路地(ろおじ)」の先にある宿泊施設やカフェなどがテナントで入っていました。
この「西陣ろおじ」さんは、江戸時代の京都をイメージしたストリートで、2019年1月に開業しました。
地元ではあるものの、この場所の存在を知ったのは3月頃のこと。
めったに通らない道にあり、路地の奥にあるので、地元の方でもご存知ないかもしれません。
西陣にこういう商業施設というのは珍しいと思います。
今のところ、宿泊施設が3室。
カフェと産後ケアの育児施設がテナントとして入っており、それ以外は占いをされる方がたまにレンタルをして営業されているそうです。
&Sango Care(2019年5月開業)
宿泊施設は時代劇のセットみたいになっていて、3室には「長唄の間、傘の間、髪結の間」といった名称が付いていました。
こちらは「フラットエージェンシー」さんの運営で、京都の撮影所「松竹」さんの協力で時代劇の世界をイメージして作ったのだそうです。
今回はカフェの「naeclose」さんで京都の町をイメージした和ランチを食べて来ましたので紹介したいと思います。
2019年3月5日オープン naeclose (カフェ新店)
2019年3月5日に新店オープンしたカフェ新店「naeclose」さんは、西陣ろおじの入口にある雑貨店&カフェが一緒になったお店です。
この西陣ろおじでは一番大きなテナントで、朝8時から食事やカフェができるようになっています。
朝のオープンから13時までは京都の町並みをイメージしたランチ「京都町並みプレート」を食べることができます。
他にはドリンク類がかなりの種類あり、コーヒーなどを飲めるカフェとなっています。
京都町並みプレート
京都町並みプレートは限定数ありの8種類のおばんざいプレートなんです。
おばんざいには「ご飯(おかわりOK)、白味噌のお味噌汁、ミニ甘味」がセットになっていて、税別1500円のランチです。
器は京都の碁盤の目をイメージしたもの。
お椀は五山送り火で左大文字と右大文字です。
お椀の中にはおばんざいが入っていて色々な味を楽しむことができます。
おばんざいは、とても京都らしいおかずが並んでおり、それをおかわりが出来るご飯とお味噌汁でいただいてきました。
観光客の方で京都らしい朝ごはんを食べてみたいという方にちょうど良いお店です。
まだまだ知られていない「西陣ろおじ」という最新の商業施設なので、地元の方も一度見に行ってみると良いでしょう。
伏見とうがらしのごまみそ炒め
きのこのナムル
イタリアンきんぴら
かぼちゃの煮物
焼きししゃも
たくあん
梅干
naeclose 営業時間やアクセス方法
では、この「naeclose」さんがある「西陣ろおじ」はいったいどこにある商業施設なのでしょうか。
いわゆる「西陣」のど真ん中ではあるのですが、地名は有名でもランドマークがないため分かりやすく説明するのはやや難しいです。
地元の方であれば「智恵光院」の近くといえば分かりやすいでしょうか。
カフェの営業時間は「朝8時~17時」で、自転車駐輪場は施設内(路地の中)にありますよ。