今回の「京都案内」は、百万遍の京大近くにある「皿うどん・長崎ちゃんぽん専門店 まつお」さんの皿うどんを紹介します。レンガの建物に黒く「まつお」を書いてありますが、よく見ないと食堂とは気が付かないお店です。
皿うどん・長崎ちゃんぽん共に価格は800円~1000円程度です。
皿うどん・ちゃんぽん まつお
今回の「京都案内」は、百万遍の京都大学エリアにある「皿うどん・長崎ちゃんぽん専門店」での紹介です。
お店の名前は「まつお」と言います。
創業は40年ほど前で昭和50年代ですが、今は2代目になって20年ほど営業されているとのことでした。
皿うどんも長崎ちゃんぽんも800円~1000円で、京風の味付けになっていました。
店内には大きいテーブルが2卓あり、そこで相席して食べるタイプの食堂になっています。
長崎の観光名所の絵画などが飾られていますが、非常にシンプルな昔ながらの食堂という雰囲気のお店です。
今回は、この「まつお」さんで皿うどんを食べてみることにしました。
皿うどん 実食レビュー
京都「まつお」の皿うどん(並)800円です。
具は「もやし、にんじん、キャベツ、肉、タコ、かまぼこ」などで一般的な皿うどんですが、味付けはかなりマイルドになっています。
ほんのりと塩辛い味付けがする以外では、京都らしいというか京中華っぽいというか薄味になっています。
キャベツも甘さなどは控えめで、具材そのものの味わいよりも餡の味がメインになっています。
長崎あたりだと「白菜、イカやタコにエビなどの魚介」なんか使ったり、具材にはもう少しボリュームがあるのと、ベースの味付けが魚介などを使って濃いめになっているのですが、京都の皿うどんはずいぶんとお淑やかな感じになっています。
麺は1玉だと少し少ないと思います。
そのため、他のお客さんは1.5玉の大盛や、1玉追加(300円)で食べている方が目立ちました。
麺自体はよくあるカリカリの皿うどんの麺です。
美味しい皿うどんではあるのですが、味付けは京風というか薄めなので、酢やソースを結構かけて食べることになりました。
卓上には「酢、コショウ、ソース」などが置かれていましたが、ソースはどこのメーカーかは分かりませんでした。
長崎皿うどんなら定番「金蝶ソース」をそのままドンと置いてあるものですが、ソースはガラス瓶に入ったものが置かれていました。
ちなみに、上の写真は別店舗の「金蝶ソース」です。(花園の「皿うどん・長崎ちゃんぽん専門店 尚」さんに置いてあったものです)
価格は800円~1000円という感じですが、やや麺自体の価格設定が高いようです。
基本的に専門店なので「皿うどん、ちゃんぽん」以外はライスくらいしかありませんでした。
個人的には餃子を所望したいところですがありませんでした。
・皿うどん(大)1000円 1.5玉
・皿うどん(小)600円
・ちゃんぽん(並)800円
・ちゃんぽん(大)1000円 1.5玉
・ちゃんぽん(小)600円
まつお 行き方
京都の「皿うどん・長崎ちゃんぽん専門店 まつお」さんの場所ですが、東大路通の百万遍交差点から東で徒歩5分くらいの所にあります。
吉田山緑地へ入る北口を過ぎてすぐくらいです。
駐車場などはありませんが、バイクなんかは吉田山緑地にほにゃららして行っています。
電車を使って行く場所ではないため、自家用車でコインパーキング利用が一般的ですが、京都市バス・京都バス「北白川バス停」がすぐ目の前にあります。
京都市バスの系統は「17、102、203、18」で「203系統」なら烏丸・河原町や祇園を通るので便利かもしれません。
営業時間:11:30~14:30、17時~20時
定休日:金曜、年末年始