今回の「京都ランチ」は明治創業の老舗「ふじ亭」さんへ行って来ました。京都らしい食事処、そういう形容が相応しいお店ですが、観光地にあるようなお店ではありません。昔から京都の町人に親しまれてきた地元の人が通う食事処です。
京都らしい食事処「ふじ亭」へ行って来た
皆さんは「京都らしい食事処」ってどんなイメージがあるでしょうか?
清水坂や祇園、京町家をリノベした飲食店はたくさんあるし、いかにも京都って感じのお店はたくさんありますよね。
でも、私は本当に京都らしい食事処っていうのは、観光地にあるものではなく・・・・
町中に目立たないようにあるものだと思っています。
分かりやすくいえば、京都の町中に昔からあって、地元の人くらいしか食べに来ない老舗の飲食店。
そういった食事処に「京都らしさ」というのをいつも感じます。
ということで、今回訪問したのはそんなお店「ふじ亭」さんです。
京都らしい食事処「ふじ亭」で京風弁当を食べて来た
この「ふじ亭」さん、創業は明治初期という老舗のお店です。
建物も当時の雰囲気という感じで、お昼は一階のこじんまりとした客席でいただくのも昔ながらの雰囲気で良いです。
夜営業もありますが、予約制です。二階の広い客間で会席などで使われるようです。
普段の営業は昼のみ、メニューは「京風弁当、天ぷら定食、うな重」とシンプルです。
お客さんは地元の方ばかり、その方々が食べていたのが「京風弁当(1210円)」です。
他にも「うな重」があって、並で1540円、上で1980円と庶民的な価格でうな重を食べることもできます(関東風の蒸して焼いたうなぎです)。
おかずは「メバチマグロ、だし巻き、タケノコ、鶏肉」など多彩です。
ごはんもお弁当なので量が多めで大盛くらいあります。
京風という感じですが、それらしいのは「だし巻き、タケノコ」くらいですね。
あとは高野豆腐とか鶏肉などが入っています。
だし巻き、アッサリした味付けですが、卵感がよくとても美味しいです。
京都府は西部と南部はタケノコの名産地だし、京都らしいおかずだと思いました。
もちろん、これも付いてます。
京都といえば「ちりめん山椒」ですよ。
ごはんは多めでお弁当らしくよい冷め具合で出してくるので、おかずの味が引き立っています。
ごはんにちりめん山椒をふりかけて、京都らしいなぁと思いながらの京のランチとなりました。
京都らしい食事処「ふじ亭」はどこにある?
では、そんな地元のお店「ふじ亭」さんはどこにあるのでしょうか?
御所南エリアで、竹屋町通富小路東入ル魚屋町にあります。
京都御苑からも近い場所ですが、この辺りまでくると観光客はほぼいないですね。
営業時間は基本「昼のみ」で「11時30分~14時」までやってます。
営業時間:11時30分~14時
定休日:月曜日
評判(口コミ)
今回の「京都ランチ」は御所南。
明治創業の老舗「ふじ亭」さんへ行って来ました。京都らしい食事処
そういう形容が相応しいお店ですが、観光地にあるようなお店ではありません。昔から京都の町人に親しまれてきた地元の人が通う食事処です。#京都ランチhttps://t.co/nkUiHRwUM3
— ノーディレイ(osumituki.com) (@nodelayworks) March 22, 2020