京都市上京区、千本今出川を上がった左側に新しくカフェ「茶寮 SENTAMA」が2020年10月14日に新店オープンします。南2軒隣りにある和菓子店「千本玉壽軒」のカフェ業態です。上生菓子のスイーツカフェになりそうです。
2020年10月14日オープン 茶寮 SENTAMA
京都市上京区、地元の千本今出川にスイーツカフェ「茶寮 SENTAMA」が2020年10月14日に新店オープンするそうです。
場所は千本今出川上がって左側の元「田中歯科」のところ、看板建築で表側をタイル張りにしていた京町家を板張り外装の建物にリニューアル工事していたところです。
店名が「茶寮 SENTAMA(さりょう せんたま)」となっていることからも分かりますが、南側2軒隣りの老舗和菓子店「千本玉壽軒」のカフェ業態です。
千本玉壽軒は昭和13年創業の上生菓子を販売する和菓子店で、ここには江戸時代から大正まで「本家玉壽軒」という和菓子店がありました。本家玉壽軒は千本通の拡張工事により大宮通今出川に移転。一部残った敷地で千本玉壽軒が開業しました(本家玉壽軒で修行された方のお店)。
その和菓子を用いたカフェであることは想像できることですが、今のところはまだ情報公開されておらず詳細については分かっていません。
店内の様子は?
オープン初日の12時に訪問しましたので紹介します。
一階で手指消毒、靴を脱いで二階へ上がると和室とカウンターがあるという構造です。
カウンターでは職人さんがその場で和菓子を手作りしてくれる(該当商品のみ)ので、それを見学できるようになっています。
建物はほぼ全改装して綺麗になっていました。
田中歯科の時代は二階が居住空間で、その時の床の間は残してあるそうです。
先客も後客もいなかったのというのもありますが、落ち着いた雰囲気でした。
このお店のメニューは?
店内では和菓子と日本茶をいただくことができます。
上の写真は「栗きんとん(700円)+ほうじ茶(500円)」です。
栗きんとんを注文したのは、目の前で職人さんが作ってくれるのがこの和菓子だったからです。
和菓子は単品で値段は600円~700円、それに干菓子が添えられて出てきます。
お茶は「祇園辻利の抹茶(600円)、一保堂茶舗の煎茶(600円)、一保堂茶舗のほうじ茶(500円)」です。
セットにすると100円引きとなっていました。
栗きんとん(700円)
こちらが「栗きんとん(700円)」です。
中の黒こし餡が上品な甘さで滑らかな舌ざわり、きんとんも良い味わいでかなり味わって食べてしまいました。
お値段は少々しますが、若者向けのお店ではないし、商品も老舗和菓子店のこだわりのものなのでこれくらいが妥当でしょう。
メニュー
このお店への行き方や営業時間は?
カフェ「茶寮 SENTAMA」の場所についてです。
場所は千本今出川を北に上がって徒歩1分のところで、途中には本店の「千本玉壽軒」があります。その北2軒隣りの物件です。
店舗右側に入口があるのですが、左側はシャッターが閉まっていて倉庫かガレージのようです。
客席は階段上がって二階になるので、一階で靴を脱いで上がってください。
営業時間:10時~16時30分
定休日:水曜日
公式Instagram:https://www.instagram.com/saryo.sentama/