今回の「京都秘境ハンター」も京都市内でお気軽ご気楽に行ける「静原」で地図に載らない静原神社にある奇跡の大銀杏を見てきました。今の時期は紅葉で黄金色に輝いており絶景となっていました。
なお、名前はないので「静原の大銀杏」と呼んでいます。
最新情報:2017年の紅葉を見に行った記事もあります。(該当記事はこちらです)
京都秘境ハンター

京都のとある場所に黄金に輝く巨大銀杏(いちょう)がある?!
今回の「京都秘境ハンター」は京都の地図に載らない神社にある奇跡の大銀杏です。
今の時期だと黄金色に輝く巨大な銀杏(いちょう)を「静原」という京都の秘境で見ることができるのです。
ということで、今回も気軽に行けるけど誰も行かない秘境に行ってまいりました。
京都秘境ハンター始まります!
静原って静かな大原?

京都の大原が少し残念だったので温泉担当に問いただした所から始まります
今回の「秘境ハンター」ですが、京都の大原を扱おうかと思っていました。
大原は有名な観光地でもありますが、のどかな田園風景が広がる京都の秘境でもあるからです。
しかし、我々は企画を考えた温泉担当を大原で問いただす事態になっていたのです。

我々はこの時期にだけ販売するゆず餅を狙っていたのです
編集 「今の時期だけ売られるゆずのお餅を食べる企画なのに売り切れじゃねーか!!」
温泉担当 「ゆ・ゆゆっゆっ!ゆず餅は人気なんだな・・・・(しょんぼり)」
そうです、今回の「秘境ハンター」は大原で今の時期に売られる柚子餅を買って食べるという企画だったのに(温泉担当の手際が悪く)着いた頃には売り切れていたのです。
京都の大原といえばガイドブックや洒落た雑誌にも情報が掲載されるほどの大観光地です。
ニッチで地味なものが大好きな我々には苦手な有名・人気なものがたくさんあるエリアです。
そこで地味に旬なものを見つけて紹介しようと思ったのに・・・・
この手際の悪さです(笑)
金色に輝く巨大な銀杏(いちょう)が静原にあるらしい

奇跡の大銀杏が近くの静原にあるらしい
しかし、京都の知恵袋・温泉担当はだいたいこういう逆境でも何とかしてくる男です。
その彼が、今回もゆっくりととんでもない一言を発したのです!
温泉担当 「こ、ここここっこの辺に地図に載らない神社が・・・ああああるんだなっ!」
ほぅ(笑)
しかし、そのネタで以前ひどいめにあっておりますゆえ、そんなことで我々は動きません。
すると温泉担当は、焦りつつドモりながら続けてこう言ったのです・・・・
温泉担当 「そ、そっそ!すぐそこの静原に黄金色に輝く巨大銀杏(いちょう)があるんだなっ!」
地図に載らない神社にある奇跡の大銀杏

地図に載らない神社にある奇跡の大銀杏
「地図に載らない神社にある黄金色に輝く奇跡の巨大銀杏」
なんという素晴らしい響きでしょう・・・・これはもうさっそく見に行くしかありません!
ということで、大原からバイクで10分かからないところにある静原までやってきたわけです。

地図に載らない静原神社
その銀杏があるのは、静原の集落の奥まったところにある廃れた神社でした。
そこは「静原神社」と呼ばれていますが、地図にもガイドブックにも載らない神社で「静原児童公園」というところにありました。

紅葉もキレイですが・・・・
静原神社は紅葉もとてもキレイな場所なのですが、その中でもひときわ存在感のある銀杏が、そこにあったのです!
それが・・・・
静原の大銀杏です!

な・・・・なかなかじゃねーか!静原の大銀杏
朽ちた鳥居の横にある静原児童公園のメインシンボルとも言えるのが、この巨大銀杏です。
高さはおよそ15メートルほどで、まわりのどの樹木よりも高くそびえたっていました。
今の季節には黄金色に染まっており、さらにひときわ存在感を増しています。

遠く離れた幹線道路からも見える大きさです

紅葉の季節なのでキレイに色づいていました
静かな大原ではなかった!静原の大銀杏が見られる場所

静原の大銀杏の全体像
さて、この静原の大銀杏が見られる場所ですが、京都府道40号線という広めの道路が大原と市原を結んでおり、その中間にある「静原」という集落にあります。
道路から250メートルくらい奥にあるのですが、道からでも見えるほど目立った存在です。
しかし、これだけのものがあるのに周囲の民家からは一切の生活音すらしません。
静原というのは、田んぼと畑しかない小さい集落で、お店は田舎カフェ「ミレット」さんがあるだけの土地です。
静かで大原に近いから「静原」?
もちろん違います(笑)
「市原」と「静原」というのは集落の名前で、静市というところにあります。といっても市町村の「市」ではありません。
「静原」京都市左京区静市静原町
「市原」京都市左京区静市市原町
「大原」京都市左京区大原来迎院町
「静市」は「大原」とかと同じで広域地名です。「鷹峯」とか「大北山」とかと同じですが、明治の市町村制移行時に3つの村が合併して「静市野村」になりました。
静原村
市原村
野中村
「静市野村」は村の頭文字をつけたもので、それが今は静市という広域名のみ残っているというわけです。
なお、集落は細い道なのでバイクなどで行くのがよさそうです。
最新情報:2017年の紅葉を見に行った記事もあります。(該当記事はこちらです)
京都府京都市左京区静市静原町1351付近
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記事を書いている人
記事を書いている人は飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のある「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを経験して退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は2400件以上あります。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。