今回の「京都秘境ハンター」は、京都の山奥にある政治結社の本部を見に行って来ました。秘境と呼ぶに相応しい奥の院「嵯峨清滝」の山道に忽然と現れる政党です。政党名は「臣民党本部」というのですが、清滝川の渓流釣りスポットのすぐ近くにあります。しかし、その正体はネットにも情報はなく一切不明なのです。
では、この「臣民党本部」とはどこにあるどんな政党なのでしょうか。
京都に「国際的豊かな政党」があるらしい
普段から京都の町を走り回って「なにか面白いものはないかな」と探し回る日々。
道という道は幅50cm以下の道にまで入り込んでいき、住宅街のドンツキまで見に行っては「京都案内」で紹介しています。
その中でも「京都秘境ハンター」は、山道・けもの道まで行っては見つけたものをセレクションしたものです。
そんなわけで、今日も山にいるわけですが(笑)、京都の山奥に政党(政治結社)があるのはご存知でしょうか?
嵯峨清滝の山奥にある「臣民党本部」
あまり知られていませんが、嵯峨清滝の愛宕神社参道近くに政治結社があるのです。
政党の名前は「臣民党本部」です。
選挙で見たことはありませんが、ちゃんと看板も設置してあります。
看板には「国際的豊かな政党」とあり、「戦争放棄」などのように真っ当なことが書かれています。
人類の悲願、戦争放棄
人々の絆が地球を支える
世界の党、人類の政党
しかし、この政党ですが、調べても詳細は一切出てこないのです。
存在自体は3年ほど前から知っていて、時折「まだあるかな」とか思いながら見ていますが、政党の建物などもなく「ただの空き地」だったりします。
なんの目的で、誰が設立したのか「謎政党」ではありますが、これで反米だったら入っちゃいそうなネーミングセンスがイケてる感じがしました。
臣民党本部 はどこにあるのか
さて、この「臣民党本部」の場所なのですが、嵯峨清滝の愛宕神社参道近くにある「駐車場」の脇道の奥にあります。
今の3月は「清滝川」で渓流釣りをする釣り人がたくさんいるのですが、普段は誰も通らない山道です。
敷地的にはK氏という方の果樹園なので、思う所があって政党を立ち上げたのかもしれませんね。
京都の秘境案内「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。京都の起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。