今回は、新感覚のスイーツ羊羹(ようかん)である「かざり羹(かざりかん)」を食べに京都・紫野に行ってきました。お店は「うめぞの茶房」という古民家をリノベした洒落たお店です。今回はこの「かざり羹」を実食レビューします。
これから人気の出そうなお店なので要チェックです。
うめぞの茶房 京都・紫野にオープンしたばかりのスイーツ羊羹の店

かざり羹(かざりかん)
今回は地元である京都・紫野に2016年3月にオープンした「梅園茶房」さんに行ってきました。
かざり羹(かん)というスイーツのお店で、町屋をリノベーションした和風モダンなお店で食べたり、テークアウトできるお店です。

価格も320円~430円とお気軽なお値段です
価格も手ごろで、香り豊かなスイーツ「かざり羹」が大変おいしく、注目のお店となっています。
では、かざり羹(かん)とはどのような食べ物なのでしょうか?
かざり羹(かん)とは?

フルーティーな香りのする羊羹(ようかん)です
かざり羹は平たく言うと・・・・
羊羹(ようかん)です。
ですが、ただの羊羹ではなく「香り・甘さ・格調さ」をそなえたまったく新しいスイーツと言うべきものです。
かざり羹 の種類

種類はたくさんありケーキ屋さんのようです
この「かざり羹」は種類があり、季節のフルーツを使ったり、抹茶やチョコレートを使ったものなどがあります。
季節のものは「丸形」になっており、今の時期だと「柚子」のものがありました。
時期によって変わりはあると思いますが、当日売られていたものを全紹介します。

ジャンドゥヤ(430円)
ジャンドゥヤは「生クリーム・あんず・カカオニング・ヘーゼルナッツ・チャービル(ハーブ)」を使った羊羹です。
こちらのお店ではフルーティーな香りが重視されているようで、あんず・ヘーゼルナッツを使っていました。

フランボワーズ(320円)
フランボワーズは「白あん・ピスタチオ・柚子」を使ったものです。
柚子(ゆず)の爽やかな酸味と餡の甘味にピスタチオのコクが合わさったものになっていました。

抹茶(350円)
抹茶は「生クリーム・クコ・ごま」がトッピングされた抹茶味の餡を使ったものです。
ベースが抹茶なので、甘い味のする「クコ・生クリーム」がトッピングされていました。

柚子(410円)
柚子は丸い形をしていますが、これが「季節もの」という意味になっています。
京都の冬といえば柚子が知られていますが、水尾で生産されている柚子は歴史の深い食べ物ですね。

カカオ(320円)
カカオは「生クリーム・金柑(キンカン)・一味」というちょっと珍しい組み合わせになっていました。
生クリームに一味の辛さというのが面白いですね。

レモン(320円)
レモンは「生クリーム・ほうじ茶・ドライライム」のもので、爽やかな甘酸っぱい白餡のものになっていました。
レモンにほうじ茶というのも新しい組み合わせです。

紅茶(350円)
紅茶は「白あん・ぶどう・バラ」という優雅なスイーツのようになっていました。
要するに、紅茶の羊羹というものですが、どんな味になるのか気になるところです。

林檎(410円)
林檎は「白あん・ドライディル(ハーブ)・ドライりんご・カシューナッツ・グランベリー・ピンクペッパー」などいろいろ盛りだくさんなものになっていました。
かざり羹 実食レビュー

フランボワーズは「白あん・ピスタチオ・柚子」を使ったもの
今回は「フランボワーズ」を食べてみました。
見た目は羊羹ですが、味は柚子の甘酸っぱさがフルーティーなもので、羊羹というよりもゼリーのようなスイーツという味わいです。
ただし、食感は羊羹なので新感覚・羊羹というべきでしょうか。
実物(写真)は「ピスタチオ・柚子」が砕いたものになっているようで、若干サンプルとは見た目が異なっていました。

レモンは「生クリーム・ほうじ茶・ドライライム」のもの
今回は「レモン」も食べてみました。
レモンは「生クリーム・ほうじ茶・ドライライム」を使っていますが、先ほどもそうでしたけど見た目が違って「ドライライム」はどこにもありませんでした。
ほうじ茶は特に香りなどはしなかったのですが、レモンの甘酸っぱさが美味しいスイーツ羊羹になっています。
前述の「フランボワーズ」と味は似ていました。
うめぞの茶房 基本情報

うめぞの茶房 基本情報
羊羹はふだん食べないのですが、こちらの羊羹(かざり羹)はもはや洋風のデザートと言ってもよいもので、ものすごくフルーティーな味と香りがする食べ物になっています。
それでいて「食感は羊羹」という不思議な食べ物ですが、まったく違和感なくスイーツとして楽しむことができました。

店内は落ち着いた和風シンプルモダンです
場所は京都市北区「紫野」で、船岡山・船岡温泉のある通りです。
洒落たお店の二階で食べることもでき「煎茶・紅茶・コーヒー」(550円~)もあります。
ただ、店頭に貼りだされた茶房の価格表が、持ち帰り価格と異なる場合もあって、そのへんの曖昧さはお店としてはキチッとした方が良いかなとも思われました。

外に貼りだされたメニュー
京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。
※紹介したいお店は「美味しいお店」ではなく「気持ちよく食事ができるお店」です。お客様に対して失礼な対応があるお店は記事掲載後でも削除しています。
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京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。
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テレビ関連の記事を書いているライターは全国のフードを食べ歩く旅人「まこちゃん」により書かれています。1965年東京生まれ千葉育ち・千葉県の大学卒。通称「編集」として記事に登場しています。社会人になってから京都に在住し、休みの日には近畿地方をメインに食べ歩く毎日。京都に来て、東京との経済格差に驚き「地方をなんとかしたい」と強く感じてブログを始める。テレビ大好きっ子なのでカテゴリー「テレビで話題のグルメ・名物」の執筆を担当。その他にも当ブログの人気コンテンツ「京都秘境ハンター」の大部分を執筆しています。このブログの発起人だが、2016年に京都の情報を独自に入手していたノーディレイをブログにスカウト。現在の代表はノーディレイになっている。