SDカードを選ぶ場合は「耐久性の記述のあるものがオススメ」です。特に「耐温度」性能が高いものを選ぶべきで、SDカードの耐久性をよく見て寿命が長いものを購入すべきです。そして、使用頻度に応じて周期的に買い替えていくのです。
ある日突然「SDカードの寿命」が来て、大事な画像データが読み込みできなくなってからでは遅いのです。
SDカードのデータが消えた!
とある秋の京都で撮影をした写真です。
枚数は数えるほどですが、これは実際には250枚近く撮影をした日に、結果として取り出すことのできた写真データです。
少ないですよね?
カメラのプレビューでは読み込めていたデータを、SDカードからパソコンに取り込んでいた時に「ほとんどのデータが消えた」のです。
実は、これSDカードが寿命を迎えたということなのです。
SDカードには寿命がある
SDカードに寿命ってあるの?
そう思われる方もいると思いますが、SDカードには読み書きできる回数があって、使うほど寿命が短いものなのです。
購入したSDカードは、時期はずれますが過去にエレコムブランドのものが4枚。
容量は「32GB x 2枚」「16GB x 1枚」「8GB x 1枚」という順番で購入し、全てがおよそ1年で使えなくなっています。
32GB x 2枚 2016年1月~2016年10月
16GB x 1枚 2016年10月~2017年8月
8GB x 1枚 2016年10月~2017年9月
SDカードリーダーが不良になっている場合も多い
SDカードのデータが消えるなどの不具合があった場合なのですが、SDカードリーダーが不良になっていることもあります。
私の場合「SDカードリーダー」を新しくすれば問題なく動作したこともありました。
USBで接続する「SDカードリーダー」を使っている場合は、この可能性も疑ってください。カードを買い替えてもSDカードリーダーが壊れていれば、またすぐカードの方が壊れてしまいます。
たいだい2年くらいでSDカードリーダーも寿命を迎えることが多いようです。
※デジタルカメラをUSBで直接パソコンに繋ぐ方法が一番安定します。
私の使い方だとSDカードの寿命は1年以内
普通にSDカードを使っていると、もしかしたら「SDカードの寿命」を意識しないこともあるかもしれません。
しかし、仕事などで毎日のように使っていると、SDカードに何度もデータを書き込むことで劣化が起こり、限界まで来ると読み込みができなくなることがあります。
あまり使わないSDカードは、10年前のものでも問題なく使えていますが、使用頻度の高い場合は1年未満ということもあります。
サンディスクウルトラプラス80 を購入
この「SDカードの寿命」で一番やっかいなのは、書き込みできても読み込みができなくて気が付くということで、症状は少しずつ出ることもあるし、いきなり来る場合もあります。
こうなってくると、もはや自衛策というのは・・・・
・高耐久性のSDカードを使う
・1年程度で買い替えていく
になってきます。
そこで、今回はすこし値の張る「サンディスクウルトラプラス80」を購入することにしました。
これでも、サンディスクでは安い方なのですが、コスパと性能を兼ね備えています。
読み込みは「80MB/S」で、十分すぎる速度です。
これまでのSDカードより快適に撮影できます。(ちなみに、エレコムは40MB/Sでした)
SDカード購入時に見るべき性能
SDカード購入時は耐久性で選ぶべきです。
この「サンディスク製品」は、電気店の息子で、アニメ・パソコンオタクで、ついでにカメラマニアという子が「コスパと性能」でオススメしていたものです。
当然、高いものなら耐久性も良いはずなのですが、最近では「データ復旧サービス付き」とかいって、2000円くらい高くして売っているブランドもあって、高いから安心というものでもありません。(どことは言いませんが)
SDカードを選ぶ場合は耐久性の記述があるものがオススメです
SDカードを選ぶ場合は「耐久性の記述のあるものがオススメ」です。
特に「耐温度」が重要です。
・防水
・耐温度
・耐衝撃
・耐X線
SDカードは「耐温度」性能を重視して暑い夏を乗り切る
特に、夏場のことを考えると「耐温度」性能は重視したいところです。
毎年、8月下旬~9月初旬の1週間ほど「本当に暑い日」というのがあるのですが、そういう日に「SDカードのデータが読み込めない」ことが毎年必ずあるからです。
この「サンディスクウルトラプラス80」は「耐温度 -25℃~85℃」です。
こういった「耐久性表記」が書かれていないものもたくさんあるので注意してください。
SDカードには寿命がある まとめ
SDカードでも性能は様々です。
例えば、書き込み速度の規格である「CLASS10」と書いてあるから速く録れると思っても、書き込み速度は様々です。
転送速度の表記が「80MB/S」とあれば、書き込みでも読み込みでも、快適に使えるレベルです。
また、寿命のことを考えると、以下のことを念頭にSDカードを選ぶと良いと思います。
・一般的なデジカメ利用ならSDHCカードで十分
・書き込み速度は「Class10」表記を選んでおく
・転送速度の表記が「80MB/S」あると快適(「40MB/S」だと少しイラッとします)
・インターフェイス規格「UHS-I」表記を選んでおけば良い
ちなみに「サンディスクウルトラプラス80」は16GBで2400円(家電量販店)でしたが、Amazonなんかで買えば、同じ値段で32GBが買えます。