2013年から京都では騒がれていますが、2015年春に「琵琶湖疏水クルーズ」という観光船(琵琶湖疏水船)が復活すると話題になっています。
追記:2015年3月~5月試験運行があり、開始は延期となっておりましたが、2015年11月14~29日限定で「大津乗船場~蹴上下船場」での運行体験が行われます。ただし、すでに予約で満杯ということです。
「琵琶湖疏水」とは
「琵琶湖疏水」とは、琵琶湖(大津市)から京都山科(京都市東山区)まで続く1疏水(約8キロ)のことで、途中はトンネルなどもある水を引くための水路です。そこに、かつて旅客や荷物運搬などで船が通っていました。
実際には400メートルほど北にある疎水で、トンネルが4箇所あります。
琵琶湖疏水第一疎水のトンネル
第一トンネル
諸羽トンネル
第二トンネル
第三トンネル
1951年に、鉄道開通と共に、琵琶湖疏水船は廃止。
2013年ころから、観光船として復活させようという「琵琶湖疏水クルーズ検討プロジェクトチーム」が発足し、トンネルなどの安全性を調査していました。
2015年春から「琵琶湖疏水クルーズ」開始予定
このたび、その安全性などを確認して、春には観光船が復活する見通しです。
1日4便、片道1時間の試験運行で、一般から募集した観光客で運行することになりそうです。
期間中、3コースで1日当たり各4便を運航。乗船モニターとして、2月5日から小学生以上(小学生は保護者同伴)の計1152人を募集する。乗船料は1000~2000円で、アンケートへの協力が条件。募集要項は、両市とJTB西日本京都支店のホームページに掲載する。
第一トンネルは1890年に建造され、1972年以降は補修もされずに放置されていました。
山科の方では、桜並木などもあります。
大津港付近(琵琶湖疏水の取水口)です。
全線だと、結構距離ありますよね。
岡崎桜回廊十石舟めぐり
ちなみに、蹴上インクラインから哲学の道のところでは、今でも「琵琶湖疏水十石船」があります。これは、「岡崎疎水」の観光船で「岡崎桜回廊十石舟めぐり」として、春だけ運行しています。人気があるので5時間くらい待つことがあります。
今年は3/10から「WEB予約」が開始されます。
岡崎桜回廊十石舟めぐり
期間:3月後半から5月初旬まで
時間:9:30から16:30で、15分ごとに運行
料金:大人1000円
http://kyoto-tabi.or.jp/jikkokufune.html
2015年11月14~29日限定で「大津乗船場~蹴上下船場」での運行体験
2015年11月14~29日限定で「大津乗船場~蹴上下船場」での運行体験が行われます。
募集期間は10/5~10/11まで行われており、すでに満員となっています。
参加費:4000円(全コース)
1日42名限定
1度の乗船は6人まで
募集は「http://www.city.otsu.lg.jp/」などの大津市公式サイトで行われていました。
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